2025年3月15日金山城と鬼の架け橋に登ってきました。
こんなトコです。
昨年8月に、和泉市久保惣記念美術館で六十余州名所図会―広重と巡る日本の風景―展を見てきました。
その時に一番気になったのがこの一枚。
丹波、鐘坂。右上に鬼の架け橋が見えております。見に行きたーい!!
調べると、この場所は金山城という城址にあるんだとか。
ならば悩むより行ってみろ、ということで目指しました。
篠山城のある篠山口からレンタサイクルが良さそうなのです。
前は八上城攻略時に自転車をお借りしたので場所は分かっています。
ただし9時からサービス開始なので、間に合う様にしました。
8時35分に篠山口駅に着きました。お空はどんより、今日は午後から雨模様。
時間前の8時55分に電動自転車をお借りしちゃいました。
おじ様に「どこに行くの」と聞かれて、「鬼の架け橋です」と言うと不思議なお顔。
篠山ではあんまりメジャーではなそうです(´・ω・`)
鬼の架け橋完全ガイド-行き方・駐車場・登山口- | Tamba Style (丹波市観光ポータルサイト)
こちらのサイトを参考にしました。
目的地まで距離を測ると10キロ。約40分掛かりそうです、急いで行きましょう。
キーコキーコ、電動自転車は楽ですが、少し登る感じです。
途中コンビニに寄ってどうにか30分、登山口の手前に来ました。
追手神社です、探索の安全を祈願します。
千年もみの木。大分高さがあります。
別にこの辺の名物に和泉式部のお墓があるそうなんですが、今日は無理っぽいですね。
社にお参りしました、先を急ぎます。
大乗寺さんが目印なんです。
いろいろ金山城址へのルートはあるのですが、現在地から左の大乗寺ルートで参ります。
途中、入り口や大乗寺さんの仁王門を撮影したのですが、間違って消してしまいました( ;∀;)
ですので、
いきなり獣害柵を越えたところから始まります。10時15分突入です。
篠山口駅から約1時間15分、スローペースです^^
山道はこんな感じ。結構きついです。
休んではまた登り、登っては休み、鬼の架け橋まで800メートルでしょうかねえ?
こんな標識もきっちり出ていました、親切です。
とても鬼の棲家の一種とは思えません(笑)
大山荘を望めているそうですよ。
後500メートル?
それにしても階段の幅が大きくて、厳しいのです。さすが鬼の棲家ですよ!
また標識です。
あれ、何か開けましたよ。石垣が見えます。
まさかここが城址?
と思ったら、園林寺跡地ですって。
昔、日蓮宗のお寺が大正期から昭和初期くらいまであった様です。
日蓮宗独特の髭文字が刻んでありますね。
階段を登りましょ。
何もありません。
昭和初期に廃寺になったとしても、こんなに荒廃するものですかねえ。
ちなみ麓にも園林寺があります、移ったのかどうかは分かりません。
瓦と扉跡が見られました。
お寺跡の上には細い道が続いています。
ん?こんな上に馬場跡?
距離短いですがお馬さんが走ったのでしょうか。物足りないでしょう(笑)
お寺の説明書きにも、馬場のことは書いてありましたが。
おや、パラパラ音がします。うーむ、小さな雪が降ってきました(´・ω・`)
1、2分歩くと、
ん?ん?
情報過多です。
真ん中が金山城、左が鬼の架け橋、右が瓶割峠……ですかね。
情報を整理しました。取り急ぎ、私は左に行くことにしました。
わ、こんな細い道?落ちたら一巻の終わりです。
お、鬼の置き土産らしいです(笑)障害物恐ろしいデス。
障害物をどうにか越えて……
視界が開きましたよ。
キ、キターーーーーーッ!!来ましたよ、鬼の架け橋!!
獣防止柵から苦節43分でしたっ!
凄い、凄いです。本当に架け橋ですよ。感動です~
安藤広重の絵とは違うのですが……
隙間から覗き込むと崖下です。恐い怖い。
鬼さん、力持ちですね。
架け橋の上に行きたいのですが……悩んだ挙句、やめました。
こんな風に見えて、風も強いし、雪も舞っているのです。風に煽られたら一巻の終わりですよ。やっぱり怖い(笑)
架け橋の北方面、黒井城が見えるはずですが分かりません。
岩場の右の道が登れそうですね。
天気が良ければ言うことなしなのですが(´・ω・`)
実に微妙なバランスで架け橋は成り立っているのです。
後で知ったのですが、15世紀、地震で落ちてきた石が偶然に「こうなった」そうなんです。
大江山の鬼は関係なさそう(´・ω・`)良く考えると大江山と方角違うし(笑)
ちょっと架け橋と別れを告げて、謎の道を登ります。
石垣が出てきました。
山頂っぽい広場です。
何か書いてあります……
やはり金山城址。標高は540メートルです。
なるほど、明智光秀は八上城の波多野氏と黒井城の赤井氏の連携にくさびを撃つために、ここにお城を構えたのですね。
黒井城を望める様です。
やっと分かりました、あれが黒井城です。
今度また改めて黒井城に行きましょう。あちらも結構な山城です。
雪もまだ舞っています。
巨岩です。実はあれが鬼の架け橋なのですよ。
架け橋に戻ってきました。
名残惜しいのですが、このままここにいても仕方ありませんし、午後は雨足が強くなると思われます。
降りますか、さよなら、架け橋ちゃん。
帰りも、例の障害物が邪魔なのです(笑)
帰りは約30分で獣防止柵まで戻れました。
雨が激しくなる前に、また10キロ自転車に乗って篠山口駅まで帰りました。
おじ様が、
「良く戻られました。また桜の時期に篠山にいらして下さい」
と暖かい言葉を下さいました。
13時19分の大阪方面の電車に乗って帰ります、良く眠れそうZZZ
でわ、お休みなさいZZZ
これ、広重の頃から安定状態なんですね?
橋の下はすぐ崖で、通り抜けられないのですね?
橋も渡るにこわいよこれは!
コカンモゾモゾするやつですよ!
置き土産の上ならなんとか
15世紀からこんな状態らしいです。
明智の部下なんかは悪戯しなかったのでしょうかね(笑)
おい、あの岩、みんなで落とそうぜ?
やめとけよ、あの岩は鬼の仕業らしいぜ。
とかあったのかも。
岩の下は通れません、すぐ崖なのです。
他の勇者は上を平気で乗ってる写真を載せてますが、私には無理でした(´・ω・`)
臨場感のある、、面白さを感じています。
若さと体力と。。。
歴史に深い造詣と
映像効果への認識の深さと技術!
今までとは違う城のとらえ方、、、!
根っこの部分のすごい力を
感じています。
武将たちが、、岩となり、、
戦いの声が聞こえてくるようです。
後世畏るべしの
歴史の造詣の深さですね。
圧倒されています、、、m(--)m
学校では、、習えない、、面白いアングルですね!
コメントありがとうございました。
上手く写真は取れず、まだまだです。
何とか出来る限り行ったところの良さを伝えることが出来ればと思っています。
今後ともよろしくお願いいたします<(_ _)>