2023年3月4日桑名城に登ってきました。2回目です。
前回は真夏の暑い時期に寄ってきたので、探索も苦しかったのですが、今日は城攻めに良い気候。
JR桑名駅に到着が12時過ぎていましたので、先に腹ごしらえ。腹が空いては戦はできませんので。
噂に聞いていた歌行燈さんに向かいます。
泉鏡花の小説のモデルになったそうですが、それはともかく、蛤天丼膳(1859円税込み)をいただきました!
だって桑名に来たら「その手は桑名の焼き蛤」ですもん、焼きではなく天ぷらですけれど。
天丼の中の下2つが蛤の天ぷら。初めてですよ、蛤の天ぷらなんて。
お店の外観はこんな感じ。
入口に蛤のオブジェがありました。
歌行燈さんの店名を聞くと、何故か故歌丸師匠を思い出してしまいます。
お腹が満ちたところで、ぶらぶら東に向かって歩きます。
桑名城はこんなトコ。
安藤広重……歌川広重の桑名の浮世絵に桑名城が描かれています。
歩いていくうちに、マンホールにも目が向いてしまいます。
蛤軍団。
七里の渡。
歩いて10分くらい、桑名市博物館に当たりました。東海道の表示が出ています。
帰りに博物館に寄るとしましょう。
更に進むと橋が出てきました。何故か三条大橋と記されています。西側の外堀が見えていますね。
更に進むと桑名城が見えてきました。
のどかで良い感じです。
鴨君たちが群がっています。
九華公園、散歩に適しています。
二ノ丸跡付近です。
辰巳櫓跡です。新政府の官軍が焼き払ったそうで、ああ、勿体ない。
上に大砲がありました。
更に進むと神戸櫓跡。
伊勢神戸城の天守閣を持ってきたとか。
伊勢神戸城には以前訪れたことがあります。こちらから移転したのですねえ。
桑名城の先に進みましょう。桑名城址の石碑です。
鎮国守国神社があり、お参りをします。
あ、不機嫌そうな猫ちゃん。
神社の奥に天守台がありました。登れませんね。
天守台の横、紅白の梅が咲いていました。
お城の北側を目指します。
本多平八郎忠勝さんがいましたよ、名槍蜻蛉切りを持っています。
ん、右手に柿安さんの建物が。お客さんがどんどん入っていくので、釣られて寄り道しちゃいました。
お肉には手が届きませんがハンバーグとソーセージが美味しそうなので、思わず買っちゃいました。テヘペロ
更に北に進むと、のっぺらとした櫓が見えてきました。蟠龍櫓です。
回り込みましょう。
おー小ぶりですが美しい。
むむ、1階の屋根に何かがいます。
龍がいました。蟠龍櫓のドラゴンですね。
また裏に回ると、説明書きがあります。「蟠龍」とは天に登る前のうずくまった姿のことだそうです。
あ、どうやら中に入れるようです。入ってみましょう。
2階に登ると龍がいましたよ。
別バージョンの桑名宿の浮世絵が掛かっていました。
2階の窓から蟠龍ちゃんの後ろ姿が見えました。
外に出て七里の渡に向かいます。
これが七里の渡だそうです。船着き場ですね。
振り返ると鳥居、ここから伊勢の国です。
では東海道に沿って桑名市博物館を目指します……ん?
歌行灯さんの本店がありました。
更に南下。城下町と東海道とモダンなレストランが多いですね。
あら、大きな銅製の鳥居。
気になりますので奥の社へ進んでみます。
桑名宗社と記しています。
神社由来はこちら。
ほうほう、妖刀村正が奉納されているそうです、これは見てみたいです。
お参りした後、こちら眺憩楼で見学できることが分かりました。
お札授与所に申し出て見学させていただきます、それも私独りでですよ!!
明治天皇が昔お泊りになられた料亭の部屋を移築したそうです。行在所と書かれていました。
村正を見学するには作法があります。
座して左の盆の上にある注意書きを読んで、心を落ち着かせてから、襖を開けなくてはなりません。
尚、撮影は可、とのことです。
心を落ち着かせるとか無理なんですが……ドキドキワクワク、では襖を開けます、(;゚д゚)ゴクリ…
村正ブレードです。
妖刀です。
心が呑まれてしまいそうになります。ふう。
しばしの見学の後退出しました。
正確には短刀は銘が村正、長刀は宝刀村正の写しなんだそうです。
では引き続き桑名市博物館を目指し……何と展示内容入替えのため休館ですって、ぐぬぬ!!
仕方なく力を落として帰る途中に見つけたのがこちら。
消火栓の浮世絵風マンホールです。
桑名駅まで歩いて電車に乗った途端思い出したことがあります。
御城印を購入することを忘れてしまった、今日2回目のぐぬぬ!!
せっかく心を落ち着けたはずなんですが、ダメでした。
でわ、また。
追記
2023年11月19日桑名城の御城印をもらってきました。
蜻蛉切りを持った本多忠勝版ですが、700円もしました(笑)