8月10日から14日まで私の祖母の家に母とキリンと行ってきました。

海君

は東京でお留守番。
新幹線の見送りとお迎えをしてくれました。
祖母はもう90歳ですが、元気です。
さすがに腰は曲がって歯も入れ歯ですが
シャキシャキと我々のお世話をしてくれました。
本当に素敵なおばあちゃんで、
我々孫をほめてくれたり、励ましてくれたり、心配してくれます。
山口の家は毎年夏訪れていて、子供の頃からの思い出があります。

そればかりではなく、戦前からのたくさんの本や品物、
柱や壁には住んでいた人たちの生活がひっそりと息づいています。
子供の頃はなんとなくそれが怖かったものですが
今は大切に感じられます。
その家を今も一人で守ってくれてるおばあちゃん。
一年に一度くらい孝行してあげたいと、曾孫の顔

を見せに行きました。
キリンは「今が一番可愛いときだね」と言われる1歳3ヶ月。
言葉も少し理解し、毎日いろんな行動を見せてくれます。
着いたその日に39度の熱を出したので
滞在中はあまり外出はしませんでしたが、おばあちゃんちを探検したり、
仏様にお祈りをしたりと忙しく活動していました。
おばあちゃんちでは、
お祈りとお手伝いを覚えました。
大人の行動をまねるだけではなく、行動の役割まで考えているようです。
仏様へのお祈りを覚えると、
今度は上座のおじちゃんの座椅子に座るときに
手を合わせてお辞儀をしてから座っていました。
本当に可愛らしい仕草なんですが、彼なりに「特別な席」に敬意を払ってるみたいです。
食べ終わったお皿をおばあちゃんに一枚ずつ運び、
自分がひとつの役割を果たして、ほめられると満足そうにニッコリします。
帰りの新幹線で車掌さんに切符を見せることもやりました。
その後、切符をなかなか離さないので
切符と同じ紙に印刷されてる領収書を渡してあげると、大事に持って車掌さんが来るのを待っていました。
結局は広島までしばらく時間があるのでその間に寝てしまったんですが
くちゃくちゃになった領収書はきちんと前のネットの中にしまってありました。
「車掌さんに切符を見せなくちゃ」
という切ないほどの思いがキリンの中にあるようです。
遊びに来た従姉やおばちゃんを案内したり
大好きな絵本

を見せてあげたりと大人の相手もたくさんしてくれました。
他の人に対して何かしてあげる、ということに興味があるようです。
たくさんの刺激にふれて、
行く前よりもたくさんおしゃべりをするようになりました。