Family Flumのひとこま

たわいもないこと。それでも忘れたくないこと、大事なことを書き留めていきます。

日本へ

2011-07-19 12:16:21 | 日々

いよいよ日本へ帰れるときが来ました。

日本へ行くことに、いろんな人の意見があるけれども、夫と検討したうえで日本へ行くことを決めました。

フルムスコはずっとずっと日本へ行くことを楽しみに待っていました。

私だってとっても楽しみにしていました。

母にはよく、「こうやって待っているうちが一番楽しいのよ。」と言われ、今までの日本滞在を考えたら、妊娠中だったりで体調が優れなかったり、スイスへの帰国日を早めたりと前例があるので、そういうものなのかな、、とも思ったり。

今回は夫も後半10日間くるし、こどもたちをいろんなところへ連れて行ってあげたいし、日本に行けること、考えるだけでうれしいものでした。

覚悟していた飛行機の旅も、1男2男にほとんど手がかからなかったものの、3男坊はテレビに興味がないし座席はないし飛行機は満席だしで、まぁまぁ手はかかりましたが、1時間遅れで飛びたったものの直行だったし、意外にも11時間があっというまに感じられたほどでした。

もちろん、一睡もすることなく、一度もイヤホンなんてつけられる状態ではなかったけれど、無事についたことで文句なし。

最後の30分で寝てしまったフルムスコは、かわいそうに、お兄ちゃんの宿命。下の弟がくうくう寝ている横でたたき起こされて歩かされて。。本当にいつもかわいそうな思いをさせているフルムスコ、えらいね、お兄ちゃんは。

空港までいつも車で迎えに来てくれる母と上の姉にはいつも感謝です。

姉とは約2年ぶりの再会。母とは3男坊が生まれたときにスイスに来てくれたので、約1年半ぶりの再会。

子供たちもみんな起きて、ばあばとあやちゃん(姉)に会えて大興奮。

空港を出たら、久しぶりに肌で感じる日本の夏。

台風の影響もあってこれでも気温は高くないのですが、じわじわと吹き出てくる汗をみると、これが日本の夏だ、と思うのです。

 

夫が来るまでは友達に会ったり私用をこなしたり、のんびりとすごしました。

さっそく近所のお祭りがあって、小さい子向けの山車をひくパレードに参加しましたが、1キロほどの距離を歩くのに、第一中継所ではスイカを食べ、第二中継所では冷たい麦茶を飲み、第三中継所ではがりがりくんのアイスが配られ、お祭り会場に着くまでにお腹がたぽたぽ。

それでも暑い中、はっぴを着て頑張って歩いた1男坊2男坊でした。

「お砂糖だらけだから大きくなったらね。」と、パピィにいつも言われていていまだかつて食べたことがなかった綿アメを見て、フルムスコが「あれが食べたい。」とばあばに言ったら、あっさりと買ってもらえて、しかもとってもおいしくて、2日続けて食べました。

私は焼きそばに焼き鳥にあんず飴を食べながら、「マミィがお祭りで大好きなものだよ。」と一緒にお祭りの雰囲気と味を分かち合えたこと、自分の息子たちにも自分の小さいころ見てきたものを見せてあげられたことがうれしいものでした。

日本の夏祭り、やっぱりいいものです。

いよいよ日本での夏休みの始まりです。

 

 

 


たまには

2011-07-15 10:17:30 | 日々

いつも遊んでいる友達と、たまには外で会うのもなかなか新鮮。

公園でお弁当を食べて遊んだ後、団体様で大通りを渡りトラムに乗り、チューリッヒ大学の博物館で遊びました。

大学にはよく足を運んだのに、もう、めっきりここには来なくなりました。

博物館も初めてで、こどもたちも楽しんでいました。

2男坊が熱を出したので足早に帰りましたが、今度はパピィとまたゆっくりと来たいね。

楽しい町での午後でした。


またね

2011-07-15 08:58:57 | 日々

親愛なるグスタフへ


グスタフ、僕だよ、フルムスコだよ。

今僕は、僕たちの楽しく面白い日々を思い出しているところなんだ。

僕たちは、2年間の付き合いだったね。

僕がこの町に引っ越してきたとき、僕には友達がいなかったんだ。

だけど、外で遊んでいる二人の男の子たちを見かけたんだ。

その子達の名前は、グスタフとフリーデル。

それから、僕は君たちの色んなことを知ったんだ。

同じプレイグループに通うことになったとか、君たちはドイツから来たとか、君は僕よりもちょっとだけ大きいことだとか。。

僕たちが知り合ってから、僕たちはいつも一緒だったね。

毎日外で遊んだね。

毎日自転車を乗り回したね。

いっぱい一緒に笑ったね。

おいしいお菓子もたくさん食べたね。

クラスが違うのに、一緒に幼稚園にも通ったね。

毎週月曜日、レストランで一緒にお昼ご飯を食べたね。

時々喧嘩もしたけれど、すぐにいつも、また仲直りもしたね。

僕たちは本当にたくさんのことを一緒にしたね。

僕たちが一緒にしたことを全部思い出して語ることはできないけれど、僕は、いつでも、この楽しかった日々を思い出せるよ。

僕たちの思い出を振り返るたびに、僕はとても幸せな気持ちになるよ。

僕は、君のことを、日本のじいじやばあば、タータやおじさんおばさんにもよく話していて、みんな君のことを知っているんだ。

だから、君は僕の家族の一員みたいなんだ。

だから、君がドイツへ帰ると聞いたとき、僕は本当に悲しかった。

君は悲しい?

僕はもうかなしくなんかないよ。

だって、お互いにドイツやスイスに会いにいけるし、手紙だって書いたりできるんだから。

もっと一緒にいろんなことをしたかったけど、遠くにいても、いろんなことを一緒にまだまだやれるんだから。

最後に、今まで本当にありがとう。

またあえることを楽しみにしているよ。

元気でね。

さようなら。

またね。


フルムスコ

 


壮行会

2011-07-12 10:28:36 | 日々

近所に住む家族が、ドイツへ帰ることになりました。

始めは「フルムスコの友達」だけだった関係も、今では家族みんなが私たち家族の友達となりました。

毎日のように顔を合わせる近所の友達に声をかけて、一緒にランチをしようともちかけました。

それぞれ、ハンガリー、ポーランド、日本、ドイツ出身のお母さんたちなので、それだったら、それぞれの国の料理を一品持ち寄ってもらうのも楽しそうだと、みんなにお願いをしてみました。

私はアジアの料理として、おすしに春巻き、鮭の南蛮漬けを用意しました。

みんながアジア料理が大好きな人たちだったので、喜んで食べてもらえてとってもうれしかったです。

ポーランドでも、お魚を南蛮漬けのようにして食べるようで、ニシンをたっぷりの人参で覆った南蛮漬けのようなものを持ってきてくれました。

ドイツ人のママは、じゃがいもを刻んだおなじみのロシュティを作ってくれました。

ロシュティとはちょっと違うようで、小さいパンケーキ型に焼き、その上にスモークサーモンをのせたり、または、イチゴジャムをのせて食べる食べ方があるようで、これがまた焼き立てで本当においしかったのです。

ハンガリー出身のママは、急なお誘いだったので、飲み物や果物を持ってきてくれて、それはそれはお昼から豪華な世界ランチ万博となりました。

ハンガリー出身のママは、おすしを知ってはいたようですが、中身は「お肉?」だと信じきっていたり、おはしの持ち方も下から支えるのではなく、上から支えながらおはしを握ってみたり、それぞれの国や文化の情報交換をしたり、いろんな意味で本当に楽しい時間となりました。

以前からこういうランチの会を開きたいな、、と思っていたのだけれど、初めての開催が、ドイツへ帰ることになった友達の壮行会となりました。

もっと前からこういう楽しいことを一緒にやっておきたかったな、、と、悔やむ思いだらけですが、また近いうちに再会できることを約束して。。

 


1歳6ヶ月健診

2011-07-08 16:59:51 | 3男坊

だいぶ前から3男坊は1歳6ヶ月と思ってきましたが、本当はもう少しで1歳6ヶ月。

なんでもよく豪快に食べる3男坊だし、しっかりとどっしりと体つきも変わってきたし、成長も心配なく大きくなりました。

2ヶ月前に発熱したときに起こした熱性痙攣を、先週の発熱時にまた起こし、今はそればっかりを心配しています。

一度起こした子供のうち、3分の1の子がまた繰り返すらしいのですが、3男坊はどうやら熱性痙攣を起こしやすいタイプのようです。

2度目の痙攣のときは幸いに夫もいて、痙攣自体も1分ぐらいで止まったのですが、そのあと数日、熱が急にあがったり下がったりの繰り返しで、ミリタリーで夫が留守にしているときは、本当に怖くて心細い毎日でした。

痙攣をなんど繰り返しても、脳に全く問題はないようですし、小児科のかかりつけのお医者さんに聞いたときも、お母さんも慣れるから、、と、そのぐらいに言われるぐらいなので、本当に心配はしなくても良いとのことでした。

念のためにと、痙攣の座薬ももらっているし。。

それはそれで安心なのですが、とにかく、真っ青になったり泡を吹いたりと見た目が怖いので、どうか起こらないでほしいと願うのみです。。

熱を出して、痙攣している3男坊を見るのも本当につらいものです。

元気なときは、いつもニコニコ3何坊で、お兄ちゃんの物真似が大好きだし、おにいちゃんたちが怒ることをわざとしたりして、2人のお兄ちゃん達に遊びながら追いかけられているときの逃げ足のまた速いこと。

足で地面を蹴って進む車も、右に左に上手にハンドル操作をして、障害物をよけてはスイスイ運転する姿に母はひやひや怖いぐらい。

積み木も12個も積み上げて、一つ一つ積み上げられるたびに自分でも大興奮。

歌が大好きで、お兄ちゃんが歌う歌にもいちいち反応してげらげら笑います。

人懐っこくて、知らない人にも近寄って行ったり、別れ際には、手を振って「バイバイ」します。

握手をしたり、何か上手にできたときにはハイタッチもお手のものです。

下の歯がまだ2本で、ビーバーみたいですが、上の歯と合わせて8本になり、最近ではステーキのお肉をよくかぶりついています。

マミィ、パピィ、アオト(車)、ダンケ(ありがとう)、コッコ(ニワトリ)、ミャオ、じぃじ、ばぃば、タータ、と少しづつ言葉もはっきりとしてきました。

2歳になるときには言葉ももっとしっかりとして、急に大きくなってしまいそうです。

元気に大きくなってね、3男坊。