去年の夏に、タータ(ロマンシュ語でおばあちゃん)に買ってもらったライクアバイク。2輪のペダルがない自転車です。
こぐときは、自分の足で地面を蹴飛ばしながらすすみます。止まるときも足で止めます。
一番低い椅子にしても、つま先立ちになってしまうので、まだまだ乗るのには危ないね、、と、タータの家で預かってもらっていました。
夫もフルムスコと遊べる時間ができて、そして、雪のたくさん降った厳しい冬も通り越したので、いよいよ、タータの家から、やっとこのバイクをフルムスコのもとに連れて来れました。
すぐに乗りこなせるようになったと思ったら、楽しいことを発見したようで、足を地面から浮かばせて坂道を下ったり、バランス感覚を身につけたようです。
お友達が、自転車を持って外であそぼう!と誘ってくれました。小さい山もある広くて安全な公園で、お友達と二人で自転車乗りを満喫しました。
お友達は2輪のペダル付きの自転車で、すいすいびゅーん!と乗りこなしています。
フルムスコも、お友達の自転車をちょっと借りて、ペダル付きの自転車を乗ってみます。
私がうしろから支えて、こぎ始めてからすぐに手を離すと1メートル進んで、パタっと倒れました。
フルムスコは笑いながら、「倒れちゃったねー!」と言って、また挑戦。
2回目ですぐに乗りこなしました。
私は補助なしの自転車を朝も夕方も一生懸命練習した記憶があるので、乗れるようになったのは5、6歳だったと思います。
きっと、ペダルなしのライクアバイクてバランス感覚を身につけたからなんでしょうね。
またひとつできることが増えました。
まだまだ、道路で自転車に乗るのは危ないので、しばらくはライクアバイクを楽しむフルムスコです。