フルムスコの幼稚園で、年長さんを送るお別れ会がありました。
この日のために、9週間もの間、子供たちは練習に取り組んだそうです。
年長さんと年少さんみんなで、劇の小道具から衣装に大道具まで作り上げ、1時間以上の長い劇を披露してくれました。
土曜日ともあって、ママにパパ、兄弟におじいちゃんおばあちゃんと、たくさんの人が来ていました。
お話は、海が舞台の劇でした。
お魚と海のお姫様が主人公で、お姫様が真珠の首飾りを首にかけようとしたときに真珠の首飾りのひもが切れてしまい、海のどこかに散らばった4個の真珠を探すというお話です。
真珠を探す間に、たくさんの海の生き物たちに出会います。
海底で優雅に踊る海草ちゃん。フルムスコは海草ちゃんでした。
くらげダンスを踊る青い傘で作られたくらげの群れ。
ボスの一括で、したくもない掃除をさせられている海賊の子供たち。
最後に4個の真珠を見つけ出し、新しい首飾りができて終わるこの劇。
台詞ももちろん、歌に踊りに、それはそれはかわいい子供たちの劇でした。
ところところで歌われる歌は、フルムスコも家で口ずさんでくれる歌で、幼稚園では歌っている姿を見せたことがなかったフルムスコも、みんなと一緒に歌っているのが見られたことだけでも私は大満足。
劇が終わって、遊び場にでて、保護者代表の方から先生方へアルバムの贈呈がありました。
そして、保護者が手を組み橋を作り、その上を年長さんも年少さんも腹ばいになって飛び跳ねるという、お決まりの催し物。
こどもはもちろん喜んでいましたが、保護者もかなり楽しんでいたのでないでしょうか。少なくとも私はかなり楽しんでいました。
子供たちは、幼稚園の先生からそれぞれお手紙をもらい、年少さんたちは、夏休みが終わってから新しく入園してくる誰の年少さんのお世話役になるかという重要な内容が書かれています。
1年前は右も左もわからない新参者のフルムスコも、今度はベテランのお兄ちゃんになるのでちょっと誇らしげです。
最後は、保護者の方たちがみんなでもちよったサンドイッチや果物やケーキ、飲み物でアペロが開かれ、たくさんの保護者の方たちとも交流できてとっても楽しい時間となりました。
かなりシャイで恥ずかしがり屋のフルムスコですが、幼稚園ではしっかりとお友達もたくさん作り、会ったことないお友達のお父さんからまでも、「君はフルムスコだね!」と何度も聞かれたので、もしかしたら、お友達がフルムスコの話をおうちでしているのかな、、と思うと、とってもうれしくなりました。
先生にも友達にも本当に恵まれた幼稚園生活。
いつも一緒に遊ぶ大好きな年長さんたちは学校へ行くので寂しいですが、また学校に行ったら会えるから!とそれも楽しみにしているフルムスコ。
夏休みが明けたら年長さんです。