マシュマロ’sエンディングノート

~At the end of a marshmallow-like life~

初めての転院は疲れがドッと出ました

2022-02-01 | 母のこと
本日は画像なしで(撮ってない)

今朝は、朝からバタバタしていました。
なぜなら、母の転院日だからです。
今朝まで入院していた病院へは、9時頃来るように言われていたので掃除は省略(笑)
帰宅してから、ゆっくり掃除をするつもりでしたが、無理でした......

今回は、今日一日の出来事を綴りますが、とても長いので途中で飽きたら読むのをやめてくださいね(苦笑)

9時にお迎え、前日までの準備
今朝までお世話になっていた病院へは、9時ごろにお迎えに来るように言われていました。
前日は、本日からお世話になる病院で必要そうな入院グッズを用意し、転院が終わったら標準負担額減額認定証と介護保険を申請する予定だったので、保険証や入院時の領収書も準備しておきました。
改めて準備した入院グッズは、

 ・部屋着(パジャマが借りられないかもしれなかったので念のため)←結果として借りられたので不要でした
 ・タオル類(借りられないかもしれないので念のため)←結果的に借りられないとのことでしたので用意して正解
 ・ウエットティッシュ(そろそろなくなるころかと思って)
 ・眼鏡ケース(今まで持って行ってなかった)

その他は、今なくても困らないであろうモノだったので、様子を見て持って行くことにしました。

今朝9時、退院する病院に到着すると、まず入口の守衛室で退院のお迎えに来た旨を伝え、入館証を受け取り病棟へ。
病棟では、母の退院準備を手伝うことはできず(病室への入室が禁止)パブリックスペースで待ち、まずは本日までの入院治療費の請求書が発行されるのを待ちます。
10分位待っている間に、薬剤師の方からの薬の説明、看護師の方から転院先に提出する紹介状その他の説明と受け取りなどをしました。
10分後くらいに請求書が発行されたので、それを受け取って支払い窓口へ。
ついでに、レンタル品(寝間着とタオル)の解約手続きをして、再び病棟へ行きました。

母、絶不調で送迎車へ乗る
転院先へは、転院先が所有している送迎車で行く予定になっていたので、その送迎車が到着する予定の10時頃まで待機。
9時50分くらいだったでしょうか、母が病室から出てきました。
私としては、母は車椅子で出てくるかと思っていたのですが、なんとストレッチャーに乗せられています。
「ああ、やっぱり調子悪いか......」
母は、とにかく朝が一番体調が悪く、絶不調であることが多いので、本日も安定の絶不調でした(苦笑)

当初の予定は、病院側も車椅子での移動を考えていたようなのですが、急遽ストレッチャーでの送迎になったようでした。
申し訳ないなあ、と感じながらもストレッチャーに乗せられた母と看護師の方と一緒に送迎車が待っている病院入口へ行きました。
ロビーに着くと、見慣れない制服の方が数名見えましたが、その方たちが本日からお世話になる病院のスタッフの方でして、エントランスで転院先のストレッチャーに乗り換え、母は送迎車に、私は自家用車に乗っていよいよ出発です。

転院先へ到着
転院先の場所は知っていましたが、念のため送迎車の後をついていく形で、運転していくことにしました。
転院先へ着くと、私はまず駐車場へ車を停めに行き、そのあいだに母は病棟へ移動しましたので、送迎車を降りる所は確認できていません。
ただ、まだ送迎車の中に母の荷物が残っていたので、それを全部回収して病院のロビーへ入ると受付の方が出てきて、入院についての説明と提出書類の記入説明をしてくださいました。

この病院に限らず、入退院のときって本当にいろいろな説明が多くて、実は消化不良になってしまうのですよね(苦笑)
いろいろと大事なことも言われているはずなのですが、病院を後にするころには最初に聞いた説明が一番最後に聞いた説明で上書きされて、すぐには思い出せないのが困りものです(苦笑)

病棟でのアレコレが一番疲れた
事務手続きに関しての説明が終わると、次は母がお世話になる病棟へ行き、身の回り品をロッカーやベッド横の収納へ入れたり、今後の治療とリハビリの方針や確認事項の説明を受けることになりました。
入退院の日は、家族も病棟へ入れるのですが、今後は新型ウイルスの感染者数が少なくなるまでは面会できなくなります。
直接母や病院スタッフと話をできるのは、実質本日だけということになります。
ですから、とにかくいろいろとバタバタしていました。

私がスタッフの方と一緒に病棟へ行き、母が入院する部屋に入ると、母はまだ病院の検査を受けている状態だったらしく、そのまま母の居ないベッドの横で、スタッフの方から入院中の世話や身の回りのことについての説明を受けていましたところ、母がスタッフの方と一緒にストレッチャーで入ってきました。
母は、相変わらず絶不調。
家に居たら、そもそも思う存分寝ている時間帯なので、もうほんの少しでも動くのが嫌そうでしたが、一度ベッドへ移動して着替えをさせてもらって、そのあとはまた車椅子に乗って採血などをするために部屋を出て行きました。
入院初日は患者も付き添い(家族)も病院もいろいろしなくてはいけないし、おまけに対面での確認は本日だけなので、とにかくいろいろなことが猛スピードで、しかも凝縮されて進められていきました。

母が採血以外の検査もしている間に、私は担当する医師、ソーシャルワーカー、理学療法士、看護師の方々から、今度は入院中の治療やリハビリのことについてさまざまな説明を受け、これが一番疲れました(苦笑)

消化不良
まず、担当医の方から母のこれまでの入院歴と治療歴について聞き取りがあり、その後治療についての説明がなされましたが、今回入院する病院では母が緊急入院する原因となった心臓については対応できる科がないため、もし心臓の病状が悪化した場合は処置ができないので了承してくれ、との話でした。
万が一、心臓や肺の状態が悪化した場合は、他の病院への救急搬送することになるという話もされました。

いろいろと説明を受けた後、話の流れで母の眼の話になりました。
母の眼の悪さは、たまに認知症状と勘違いされるので(ボーっとしていると見られてしまう)説明しておく必要があると思い、糖尿病による網膜症が進んでいるかもしれない、本来ならば1月に眼科の定期健診を受ける予定だった、ということを担当医に伝えたところ......
病院には眼科がないから、検査も治療もできない、検査や治療を受けるならここから違う病院へ行く必要がある云々......さてどうするか?と言われました。

うん?それ私に判断して行動しろと?(私の心の声)

私の伝え方も悪かったのかもしれませんが、いきなり治療できません、どうしますか、と聞かれても、私は治療してほしいと要望しているわけではなく、そういう状態だから目が見えないことでできないこともあるよ、ということを伝えたかっただけなので、医師からどうしますかと聞かれても答えられません。
しかし、その時はうまく言葉にできなくて

「あの、私、どう答えたらいいのでしょうか?」

と医師に言うと、医師も「私もどうしていいかわからないわ」と......
そうかい(苦笑)
結局、眼科についてはかかりつけの先生に一応相談して、検査が必要な場合どうすべきかを聞いておいてくれ、ということで話が終わったのですが、それ最初からそう言ってくださったらよかったのでは?
長々と問答する時間、必要だった?となりました(苦笑)

医師の話が終わった後は、理学療法士の方からの説明が始まりました。
内容は、リハビリによってどこまでの回復を希望するか?といったようなことでしたが、これもどこまで回復と言われても、母のベストな状態が普通の人の悪い状態なので、なんとも表現しがたいのが困りました。
とりあえず、部屋の中を自力で歩ける程度?くらいには回復してほしいかな、という感じで伝えました。
その後も、いろいろと聞かれましたが、もう何を聞かれても母の場合、どれが「回復」した状態か説明が難しかったので、できる範囲でお願いします、と最後には状況任せになりました。

理学療法士の方の説明が終わった後は、ソーシャルワーカーの方の説明です。
これは、退院後のことや治療が長引けば再度転院といったようなお話、介護保険の申請、退院後に施設等に入る場合に備えた、それぞれの施設の特徴、介護保険で減額される施設の種類などの説明を受けました。
また、自宅介護する場合は要介護3以上は必要だけれど、逆に3以上あれば自宅介護がしやすい(介護用品が安く借りられたり利用できる在宅ケアサービスが多い)とのことでした。
ひとまず、母の場合は介護保険を申請する必要があるので、その手続きを早急に進めるようにアドバイスいただきました。
今後のことは、私が考えてソーシャルワーカーの方に希望を伝えて、その希望に沿ったアドバイスをいただく形になります。

最後は、看護師の方から看護体制についての承諾関連の話でした。
母の場合、中途半端に動ける(実際は動けませんがベッドから降りたりは自力でやろうとします)ので、ベッドから落ちないような対策や車椅子に座っている際にはベルトを付けます、といった説明がありました。
ひとまず夜間の間ベッドに拘束するといったことは、考えていないとのことでしたが、また母がベッドから無理に立ち上がって転んで倒れたりしそうだな、と漠然とした不安が過ります。
まだ、今夜が1日目なので、もしかしたら看護師さんや看護助手の方々にご迷惑をおかけているかもしれません。
また、食事の件で母は肉が食べられない(嫌いなので絶対に食べない)ので、アレルギーではないのですが出されても無駄ですよ、という意味もあってアレルギー申請をしていましたところ、看護師の方が気になったらしく確認をされました。
申し訳ないと思いつつ、アレルギーは一切ないけれど、肉と認識した瞬間から一切口を付けませんよ、ということだけは強調しておきました。

この時、母の偏食、昼夜逆転生活は、やはりどう考えても施設などでお世話になれるレベルではないような気がしました。

転院完了、母は昼食を前にしても我が道を行く
病院側の説明をひととおり聞いた後、再度母の入院グッズを整理整頓して、今度入院する病院では不要なモノを持ち帰ることにし、病院を後にします。
私が帰る少し前に、昼食時間になっていたので母は食堂を兼ねたパブリックルームに来ていました。
母に話しかけるついでに、食事内容を確認したのですが、柔らかく炊いたお粥より少し歯ごたえがある状態のごはんが提供されていました。
どうも、身体の調子を見て柔らかめのごはんにしてくれたようなのですが、おそらく母の場合食べることに関してはそんなに気を遣うほどはないと思うので、近々普通食になると思われます。
まあ、病院としては誤嚥による肺炎や呼吸困難を危惧しての対応なのでしょうね。
ただ、母は相変わらずの絶不調だったので、食事を目の前に出されても「要らない、お腹空いていない」の一点張りでしたが(苦笑)
こういう時の母は、ただただ横になって眠りたいだけなのですよね。
本当に、こういう母の性格?体調?は、皆さんに迷惑をかけているなあ、と申し訳なく思います。
あの後、お昼を食べさせることができたのか、お世話をしてくださっているスタッフの方の状況が気になりました(母が昼食を食べないことに関しては、慣れているので気になりません)

標準負担額減額認定証と介護保険の申請
病院を後にし、そのまま役所へ向かいました。
標準負担額減額認定証と介護保険の申請をするためです。
まずは、介護保険の申請へ向かいます。
手続きは、すべて窓口で完了しました。
必要だったのは、

 ・介護保険被保険者証
 ・申請者(私)の身分証明書

の2点でした。
審査は、現在入院している病院内で行われ、そこで担当医からの聞き取り?が行われ、介護保険を必要とする旨が書かれた書類等が提出されるわけですが、担当医から説明を受けた際に介護を必要とする理由については、心臓病や糖尿病では介護保険が使えないけれど、認知症状が進んでいるので介護保険の申請理由は認知症になります、と説明されていましたので、今後母を介護する理由については、認知症が主な理由になります。

介護保険の申請は、あまり時間をかけずに済ませることができましたが、次の標準負担額減額認定証の申請が時間がかかりました。
必要だったのは、

 ・後期高齢者医療被保険者証
 ・入院時の支払い領収書(食費部分が判る書類も必要)
 ・還付金を振り込む口座が判るもの(通帳やキャッシュカード)←被保険者の口座のみ対応
  ※今回は12月と1月の食費を減額前の金額で支払ったので、その差額分が還付されるので通帳が必要になりました。

標準負担額減額認定証を交付してもらうためには、まず我が家の収入状態の確認が必要になります。
私は、現在仕事をしておらず、住民税非課税家庭になるので、その旨を申告する書類に記入し、申請書類にも記入し確認をしてもらったところ、負担額が一番軽い標準負担額減額認定証を発行してもらうことができました。

ここで、私の認識が違っていたな、と思ったのは、標準負担額減額認定証は当日発行できないと思っていたこと。
発行までには、数日から数週間かかると思い込んでいたので意外でした。

ひとまず、明日また入院の誓約書などを病院へ持って行かなくてはいけないので、標準負担額減額認定証も一緒に提示して、病院での食費軽減を適用してもらおうと思います。

疲れがドッと出て寝落ち
役所での手続きがひととおり終わり、帰りに必要な食料品を購入して帰宅したら、14時を過ぎていました。
実は、役所で手続きをしている間、ずっと空腹で何か食べたいと思っていたのですが、手続きが済んだ後に外食する気力がなく、スーパーで買い物をした際に弁当も購入し、家で食べました。
弁当を食べて、本日貰った書類を整理し、持ち帰った母の荷物を整理し、母の入院グッズで足りないモノを準備し......とやっていたら、すべてを終えた時点でもう耐えられずにベッドで少しだけ横になるつもりが、起きたら20時前でした......
気力、体力共に限界だったようです(苦笑)

夕食は、昨日作ったポテトサラダの残りと豆腐、そしてインスタントのお吸い物で済ませました。
ご飯は、お昼の弁当で結構食べたので省略(笑)
もうね、本当に体力がなくなったなあ、としみじみ感じています。
また、事が事だけに思考も着いていけない感じで、本日説明を受けた事すべてが消化不良状態です。
おかしな話ですが、母の世話は正直面倒くさくても、家にいてくれた方が断然楽です(苦笑)
やはり、今後リハビリの成果次第では自宅介護の方向で考えたいという思いが強くなりました。
それをかなえるには、まずは要介護3以上の認定を貰うことですね。
ただ、まだ母は認知症状が出ている時と出ていないときで、かなりの落差があるので症状が出ていないときに審査されると、要支援すらもらえないかもしれないのが懸念事項です。

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