これは、あんまりです。。。

ブリーフィングを終えて、飛行機まで移動したとき、あぜんとしました。
飛行機のノーズの部分、他のエアラインのノーズがつけられていました。

しかも先日買収されたC社のもの。

うちの機体は白くてシンプルだからいいのに。。。。
鳥のくちばしみたいで、なんかイヤだなあ。かっこわるい～。

こんな所から、買収されたことを実感した日でした。

今度から指名させて頂きます！

以前からウッキーが探していた，ミシン。
それも家庭用ミシンではなく工業用で、
中古でも５～６万円もする高いもの。（新品だと１０万円）

それが，親戚の以前の取引先から中古品をタダでもらえる事になりました。
工業用を家庭で使うにはモーターを変えないといけないらしく
モーター取り替えまでやって頂いて，モーター代が２万５千円。
うーーん，安く手に入ったと喜んでいた矢先。。。

そう言えば使うのはウッキーだから
これを京都までもって帰らないといけない事が判明。
オークションなんかでは送料が５～６千円だと書いていたので
まあそれくらいと，ふんでいた。

３日間結婚式で香川に帰っていた私とウッキーは
ついでに親戚のお家から引き取って、宅配会社に依頼しようとした所。。。
あまりにも重くて大きいので引っ越し扱いになるという。
あまり時間がない上に，大きく重いものなので
置いて帰る訳にもいかず，ちょっと頑張って色んな運送会社に電話しました。
ほとんどの会社が、そう言うものは木枠を組んでの運送になるらしい。
木枠って言っても、業者に頼まないといけないらしく
木枠を組んでもらうだけでも一万円以上はかかるらしい。
木枠に一万円、送料に最低１万５千円。
あ～～予定外。。。。
何軒か電話をかけていて唯一、送料が１万円を切った所があった。

それは西濃運輸さま！！

とりあえず親戚の家から引き取って、西濃運輸に見てもらう事にした。
日曜日だったので、あまりスタッフの人がいなかった。
ミシンを見せると，やっぱり木枠を組んだ方がいいとの事。
それは，私達のミシンだけではなく、
他の荷物も破損してしまうといけないという理由からだった。
確かに。。。私達がトラックをチャーターする訳ではないから。

西濃のおにいちゃんいわく、木枠業者はきっと高いから
ホームセンターで材料を買ってきて，
自分たちで木枠を組んだらどうかというアドバイスをしてくれた。

帰り道、うちの父が明日手配してやるから
早く帰れと言う。。。。
お金を出せば何でもできるけど，やっぱり自分たちで
できる所までは努力したい、その後ダメなら業者に頼めばいいと思った。

あきれる父を横に，軽トラックでホームセンターに走った。

ホームセンターに行く間、そういえば工具がない事に気がついた。
すぐさま，幼なじみのkonkonに電話して
工具を借りれるかどうか聞いてみると、快く貸してくれる事になった。

あ～，持つべきものは幼なじみ。

その後、ホームセンターのお兄ちゃんにもアドバイスをもらいながら
木材やらねじやら，エアパッキン、角材を購入して
日曜日で忙しそうなkonkonの仕事場に行き、工具を借りて
またまた、西濃運輸に走った。
送ってもらえる所で木枠を組まないと、木枠を組んだらもう自分たちでは運べないから。
西濃運輸のお兄ちゃんに、邪魔はしないからどこか場所を貸して下さいと
頼み込み、西濃運輸の片隅で木枠製作作業に入った。

ウッキーはこれほど汗をかいた事がないというくらい
汗だくになりながら、二人で３時間ほど力を合わせて頑張った。

途中、サイズが違う事が判明して
またまたホームセンターに戻って、木を切ってもらったり
大変でしたが，３時間後に完成しました！！

こんなに二人で頑張って運んだミシン。
きっと愛着が湧くに違いない！！
西濃運輸さん，ホントにお世話になりました。
面倒くさい客の私達に、イヤな顔ひとつせず親切にアドバイス頂き
ありがとうございました！
次からは指名させて頂きます！！





　　　　　　　　　　　　　　　　　　

西貢（サイクン）でシーフードを食す

先週、幼なじみのおねえちゃん家族が香港にやってきました。
いつも、こんなアテンドの時にはちょっと困ってしまうけれど
でもせっかく来てもらうので、なかなか観光プランに入っていない所に
ぜひ案内したいと思い、香港の北にある西貢（サイクン）に。



海沿いに，何軒かのシーフードレストランが並んでいます。
あまり冒険すると怖いので、前回も行って美味しかった店へ。


こんな風に水槽が並んでいる店では、自分で選んだ海鮮を好きなように調理してもらえる。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　


上の写真では右側のお皿は，細長い貝（なに貝か聞いておくんだった。。。）
左奥がロブスターチーズ、手前はトコブシ。
　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　
お兄ちゃんは、いけすのイカにとっても興味を持って、何度となくのぞいていた！

食事中、何度かスコールのような雨が降ったりしました。
子供たちには，３０分のタクシーがちょっと辛かったかなあ。。。
週末とあって，かなりのお客さんが来てましたが
気に入ってもらえたかなあ。。。。

一期一会

昨日は成田のフライト。

行きの便で車いすのお客様がご搭乗。
お席までご案内して、お客様が私に

’あんた、日本人？’

’はい、そうです。’

’じゃあ、これあげる’
とうれしそうに、渡されたのが色鉛筆で書かれたハガキサイズの絵だった。

’これ誰だか分かる？
そう言われて見てみるが、誰だか分からない。

‘すみません、絵心がありませんので。。。’と
お客様に申し上げたら。

’それは、オードリ－ヘップバーン。じゃあ、これは？’
と、もう一枚絵を差し出された。

’はい、これは分かります。マリリンモンローですね。

’それは分かるか～、それ君にあげる。’

それから、サービスにお席に伺う度に、冗談を言って笑わせたり
お話をしたりと、私の方も満席にも関わらず和んだ雰囲気になった。

これも一期一会。
今までにも、お客様から頂いた手紙やメモなんかは、大切にしまってある。
これは、私がこの仕事に就いて頑張った証。
時々くじけそうになったら、引っ張り出しては眺めている。

そんなお客様の中で、今でも友達としてお付き合いしてもらってるKIMMYや
SARSの時には、実家にわざわざ心配してお電話を頂いたお客様もいる。

実は帰りの便でも、この一期一会という言葉を実感した出来事がありました。
それはまた、機会があればお話しするとして。。。

一期一会。千利休はほんとにうまく表現したものです。
今日は、ほんとにこの言葉を実感できたフライトでした。





　２９℃　湿度９２％

おひとりさま

久しぶりに台湾への３日間のステイに行ってきました。
今回のフライト、ちょっとおいしいフライトなんです。
まず第一日目、香港から１時間ばかり飛んだ中国へ往復、そして台湾は高雄へ。
最初の１往復は、満席じゃなくてかるい、かるいと思われたが
台風の影響により、揺れる、揺れる。
楽勝フライトだったけど、気持ちわりい～。。。
そして３本目、高雄便はいつもの事で満員御礼。
汗だくになりながら、やっとこさ一日目終了。
ホテルについたら、日付けが変わっていました。

２日目、なんとこの日はフリーの日。
我が社では、フリーの日は珍しく（路線がが短いので）
現に私もこんな便は１年以上、ありませんでした。
お昼近くまでゆっくりした後、ちょっとお買い物。
特に買うものはないけれど、ウインドーショッピング。
かるくお昼の後は、今回のお楽しみ第２位！
お風呂へ直行！このホテルサウナルームに日本の銭湯のように湯船があるんです！
台湾は昔、日本が統治していた事もあり温泉に入る習慣があります。
いつもそのホテルは、会員になったおばさまたちでお風呂は賑わっています。
私はお風呂が大好き！サウナに入ったり、温度が違うお風呂をまわったり

う～、しあわせえ～

お風呂に疲れたら、レストルームで読書にひたる。。。
こんな時間が、私にとっては一番の幸せ。。。

２時間くらい、楽しんだら晩ご飯。
今日の仲のいいクルーは、週末ということもあって
今回のトリップに家族と一緒に来ていた。。ので、食事はおひとりさま。

どうしても久しぶりのあのお店に行きたかった。私の大好きな一人鍋屋さん。
台湾では一人鍋屋さんがポピュラーで、
このお店はちょっと変わった所も気に入っている。

何が変わっているかと言うと。お店の売りはレモングラス。
鍋にレモングラス？
こちらの鍋は、香港と同じく鍋の具に、またソースにつけて食べる。
ソースは２種類あって、レモングラスペーストとサテーソース。
そして、私は鍋のスープをトマト味にするのが大好きなんです！
文章だけで読んでいると、なんじゃこれ～！？
と思うかも知れませんが、これがうまいっ！！
ホントに、みんなに試してもらいたい！

という事で、今回は台湾は高雄にあるトマト鍋をおひとりさま！
おひとりさまだったので、写真撮るのが恥ずかしかった～。うまく撮れてません。。（涙）
これでトマト鍋セット、日本円で９００円。

　３１℃　湿度９７％

シナモンロール

ある日の朝食。しかもこのシナモンロール、手作り。
私の香港の母の手作り。
この間なんかは、体調が悪く心細くなったので
電話したら、お粥を作って持ってきてくれるという。
電車を乗り継いで３０分位かかるのに。。。

その数日後、栄養つけなさいと作ってくれた家庭料理。

うっ、うれし～い。Jさんはうちの会社のコックピットのお母様。
偶然、息子の北京ステイのフライトについてきて
雪で出発できず、更にもう一泊するハメになったとき、親しくなりました。
それ以来のおつきあい。
時々、お寿司を一緒に食べに行ったり
食事を作ってくれたり、色んな話を聞いてもらったり。
ホントに私の癒しになっています！！

Sunny Saturday

あ～。。。仕事やってられない位、いいお天気。
今日は、成田の予定が昨日の遅れで北京へ。
ちょっとラッキー！

思いっきり、夏の空。

ビーチに行って、飲めないお酒をひっかけて、へらへらしてたい。
波の音を聞きながら、太陽を体いっぱいに浴びて、ぷかぷか浮いていたい。

最近疲れている、きっと。。。

いかん、いかん。話は戻って。

北京。今日の北京は、行きの便はほぼ満席。
今日はビジネスクラス担当。
出発前のブリーフィングで、客室の組合からオーバーサイズの荷物や
お客様から客室乗務員に、荷物を上の荷物入れに入れるように言われた件数をまとめて、
報告するように言われた。

どうして、そんな統計を取っているかと言うと
先日、うちの会社を買収した香港最大手のエアラインは
すでに客室乗務員は、お客様の荷物を上の棚に上げない事を決めているので
（お客様自身にあげてもらう、もちろんお手伝いはしてくれます！）
それを、うちの会社にも取り入れようとしているという事だった。
更に、上の棚には重さの制限があるので、安全上の理由から
重いものはすべてチェックインして頂いた方が、
私達の安全も確保されるし、お客様も楽ちん。

え～！と思われる方がいるかもしれませんが
実は、この荷物をあげるという動作に悩んでいるんです。

実際、この仕事をしている人で腰痛持ちはかなり多い。（わたしも！）
もちろん、この荷物をあげる動作だけではなくて、
まだ上昇中の前上がりの通路を、重いカートを押しながら、坂道を上ったり、
逆に重いカートを後ろ向きで、ひっぱったり、
ビジネスやファーストクラスでは、重いトレーを持って何度もギャレーやらお客様の所まで
往復しないと行けない。。。きりがないですが、この仕事、ホントに肉体労働です。

その過酷な動作のうちの、この荷物をあげるという行為。
これは、別に私達でないとできない、という行動ではない。
一便で、担当するお客様は、客室乗務員一人当たり約４０～５０人。
そのお客様全員が、荷物を上に上げるよう私たちに頼んだら
１日４便飛ぶ事もあるので、単純計算で４０個×４便＝１６０個の荷物をあげる事になる。
私達からすれば、自分の責任のもとで機内に持って入った荷物なので
責任を持って自分で荷物の管理をして頂きたい。

もちろん、お手伝いはします！！

ただ、これがあなたたちの仕事でしょ！と言わんばかりのお客様も少なくない。
さらに、残念な事に日本人の方から、はいと荷物を渡される事が多い。

日本人の男性の皆様。
できれば、機内でちょっと重そうな荷物を持った女性を見たら（若くても年配でも、奇麗でもそれなりでも）
どうかさっと、さりげなく、荷物の上げ下げ、お手伝いして下さい！（私達の為にも。。。）


オリンピックに向けて、北京では新ターミナル建設中。