京都しゃらら日記

長年住み慣れた香港から帰国。
新しい住処は、KYOTO!
京都でのしゃらら♪な生活をご紹介します。

香港の料理評論家が選ぶ、うまーーいっ!レストラン!!(上海/北京編)

2006-02-11 18:52:45 | おいしいモノ
タイトルを、でかでかと載せてしまいました!
上海/北京編などと書きましたが、今回で終わりです。
そう、上海と北京しか聞いていません。。。

あるフライトに、香港でも超有名な料理評論家の林氏がご搭乗。
たまたまお水が欲しくて、ギャレーに入って来られた林氏をつかまえて(ごめんねっ)
ここは絶対外せないおいしいレストランはどこですか?と
質問してみました!
彼はよくぞ聞いたっ!!と言わんばかりに,笑顔で教えてくれました。

[上海]
泰和麺店(阿娘麺) 上海市恩南路19号  蝦腰麺、亜娘麺

[北京]
県県香(県は難しい字の方)チェーン店なので店舗はたくさんあるそうです 三刷羊肉

左から店の名前、住所、必須オーダーメニューの順です!

彼は香港のウォンポアにある台湾の小龍包でおなじみ県泰豊(県の字は難しい県)が
入っているレストランビルのプロデュースをした人。。。といえばみんな分かるかな?!

ちなみに、日本は。。。?
と聞いたら、新潟の月岡温泉のある旅館を言ってましたが
忘れてしまいました。。。

北京のお店は、しゃぶしゃぶのお店かなあ?
日本でもラム肉の鍋が、流行ってるって友達から聞きましたが
中国では、ラムはとってもポピュラー!
両方ともお手頃なお値段のレストランみたいです。
ワタシもまだ行った事ないのですが
どれくらいおいしいか、皆さんのご報告お待ちしています!

カトマンドゥの夜(Part 3)

2006-02-09 12:49:46 | お仕事
あと20分を残して、降りて頂くお客様が決まった。

グランドスタッフに連絡して、すぐにボーディングが始まった。

降りて頂くお客様が決まって、お客様には悪いけれど
少しほっとした。。。のもつかの間、
安全上の理由で、降りて頂くお客様の荷物を、
何百もある荷物の中から探し出して、
飛行機から降ろさないといけない事が発覚。

困難去って、また困難。。。。

でも、もう時間がない!!落ち込んでいる暇はない!

上ハニー、お客様と一緒に、飛行機の荷物搭載口まで行って
現地の係員がすべて搭載し終わっていた荷物を
ひとつずつ飛行機からまた降ろし、お客様に自分の荷物を探して頂く。

あ~。。。いつまで続くのだろう。。。

荷物搭載口は二カ所あり、一カ所はお客様と一緒に
もう一カ所は、手荷物番号とお客様から教えて頂いた荷物の特徴から
探し出していく事に。

この時は、自分がスカートをはいていた事も女である事も(ちょっとだけ)忘れ
今までに入った事のない、カーゴ搭載エリアに入っていき(飛行機のお腹部分)
係のお兄ちゃんと一緒に、必死に荷物を探した。

先に搭乗したお客様が、心配そうに、機内の窓から見守っている。

ほとんどの荷物を外に出した時点で、荷物がすべて見つかった!

青いスーツケース。

今でも、最後の荷物、スーツケースの色は覚えている。
とっても田舎の空港なので、くらーーい空港だったから、
茶色だろうが黒だろうが青だろうが
目を近づけて見ないと、暗くてよく見えなかったから。

よかった~。。。

お客様にお礼とお詫びをして、
上海ハニーとワタシは、機内に戻った。

時間は使用時間いっぱい。。。

ドアがクローズされ、エンジンがスタートし
飛行機が動いた時には、2分ほど時間を過ぎていた。

暗い空港をあとにした、私達の便は
お客様もすっかり疲れていたのか、ホントに静かなフライトだった。

あの時のお客様はどうしているかなあ。。。

時々思い出す、上ハニーと一緒の
あのカトマンドゥの夜を。。。








雪見風呂

2006-02-08 12:05:08 | trip
先週末、京都に帰ってきました。
旧正月の期間中、ホントに働き詰めで、肩こりがひどく、
首や肩をまわしただけで、バリバリ音が出るほど、肩が凝っていたので
ゆっくり温泉につかる事に。。。

お休みが3日間しかないので、
京都から車で小1時間の所にある鞍馬温泉にいく事に。。。
北山辺りを超えた所で、周りの景色が一遍、雪景色に!
                     

しばらく走ると、左手に鞍馬寺を見て
鞍馬の宿場町の風情ある町並みをすぎるとすぐに、鞍馬温泉があります。


鞍馬温泉は内風呂と別棟にある露天風呂に別れていて
こんな雪見風呂のチャンスは逃す訳がありません!
下の写真の階段を上がっていくと、露天風呂があって
一面雪景色!ひゅるり~、ひゅるり~らら、演歌の気分です♪

             


内風呂の建物ではお食事もいただけ
タオルなんかも買えるので、手ぶらで行って
ゆっくりできる所がおすすめです!!

鞍馬駅から無料送迎バスあるみたいです。

鞍馬温泉 http://www.kurama-onsen.co.jp/

カトマンドゥの夜(Part 2)

2006-02-02 10:40:16 | お仕事
時間は刻一刻とせまっていた。。。

エンジニアが修理の手を止めてコックピットに入り、機長に何やら相談している。
その横で、ファーストオフィサー(コパイ)が
分厚いマニュアルを広げて、時々話に参加していた。

私達クルーは、こういう時、ホントに何もできない。

いつも思けれど、やっぱり特別な技術を持った人はすごいな。。。と。
今回エンジニアはなおせないけれど、飛行機のあらゆる所を修理できる。
エンジンを解体してなおしたり、コップピットの下にもぐって
配線をチェックしたり。。。手に職を持っているって、羨ましい。

話は戻って。。。
コックピット2人とエンジニアが協議した結果
非常時に灯りがつかないと、非常口として使えない為
ライトのつかない非常口に、お客様を乗せられないと言う。。。
フライトは満席ではないけれど、会社の規定に沿って計算してみると
4人のお客様に降りて頂かないといけなくなった。

せっかく帰れると思っていたお客様に、4人だけ降りて下さいと
お願いしなければいけない。

今回のお客様はカトマンドゥに山登りに来られた日本人50~60歳代中心の
どちらかと年齢層の高いお客様。
どう考えても、こんな所に取り残されてしまったら
途方に暮れてしまうに違いない。
上海ハニーとふたり、どのようにお客様にお伝えして
どう対処するかふたりで話し合った。
もうその時点で、空港の使用時間締め切りが30分を切っていた。

ふたりで飛行機からターミナルに走っていき
まずは、添乗員さんに先にお話しすることになった。
添乗員さんも私達の話を、感情を表すことなく、冷静に聞いてくれた。
やはり添乗員さんが4人のお客様を選んで、お願いはできないということで
とりあえずお客様に、事情を説明し
4人のボランティアを募ってみることになった。

その後、添乗員のついたツアーなのに、添乗員が残らないわけにはいかない、
旅行会社の方も心配だということで、一番若い添乗員さんが残ることになりました。

非常口のライトがつかず、カトマンドゥの空港の使用時間が後30分もない為
修理ができないこと。
ライトのつかない非常口が使えないため、3人のお客様には乗って頂けないので
どなたかボランティアとして残って頂ける方はいないかという事

お客様にアナウンスした後、ざわざわとざわめきが立った。。。

やっぱり。。。

そんなのいるはずがないよ~。。。ホントにそう思った。

もう一度、お願いしてみた。

そうすると、着物姿の女性とその旦那様、お一人の男性が
残ってもいいよと行って下さった。
私達ふたりは、言葉が出ない位お客様に感謝したのと同時に
イヤな顔せずに、快く残って下さるお客様を、尊敬しました。

本当に、ありがとうございました。

そうしている間にも、時間は迫ってくる。

続く。。。。