SketchUp (r) を楽しむ

Googleのフリーソフトウエアー「SketchUp (r)」奮戦記

ウォークスルー ツールを使ってみよう(もう一度)④

2007年12月31日 | Weblog
人の形をしたアイコンである「カメラを配置・ツール」を使えば、任意の特定の位置から見た様子を見ることができます。

今回は、随分前に作ったスキーのジャンプ台とドーム競技場を例にやってみたいと思います。

まずスキーのジャンプ台から....



「カメラを配置」ツール(人の形をしたアイコン)でスキーのジャンプ台の一番上で(赤丸部分)で左ボタンを押し.....



そのまま、ジャンプ台の踏切り位置までドラッグ(点線が表示される)する。



そして、左ボタンを離すと、スキーのジャンプ台の上から踏み切り台に向かって見下ろした画面に変化します。アニメーションで見るとよくわかると思います。(アニメーションは、記事一覧表に改めてアップ予定。正月明けになると思います。)




=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================


ウォークスルー ツールを使ってみよう③

2007年12月30日 | Weblog
足跡のアイコンを持ったウォーク・ツールで階段も上っていくことができるとのことで、早速挑戦しました。

結論から言うと、ある一定の条件の下で、ということになりました。

記事一覧表にその様子をアニメーションで保存しましたので見て下さい。
(ちょっと階段が短すぎて感じがわからないかもしれませんが、確かに階段を上がっていくことができます。)

階段の段差は159mm、「カメラを配置」する時の高さは1300mmで、階段に近い位置にカメラを配置した方がいいみたいです。

なお、右側のはしごは気にしないで、無視して下さい。

1.「カメラを配置」ツールの位置



2.上記位置で「カメラを配置」ポインターをクリックした直後(このあと、「ウォーク・ツール」をクリックし、上方に向かってドラッグしていきます。)



=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================


ウォークスルー ツールを使ってみよう②

2007年12月29日 | Weblog
前回は、「カメラを配置ツール」で視点を決め、始点をクリックし以下のような「ピボットツール」(赤丸で囲まれています)が表示されたところまでいきました。(視点の地上からの高さを値制御ボックスに入力した後は必ず「エンターキー」を押して確定しておく必要があります)



「ピボットツール」が表示されたら、左クリックを押しながらマウスを動かすと視点を中心軸として、ちょうど首を左右にふった感じとなります。

上の図の状態で今度は、ウォークスルー・ツールの足跡のアイコン(「ウォーク・ツール」)をクリックします。すると以下の図のように両目のポインターは足跡のポインターに変化します。



そして、マウスの左ボタンを押したまま上下左右に動かすと、まるで歩いているような感覚でモデルの中を見てまわることができます。マウスを下(手前)の方向に引くと後退できますが、なかなか面白いです。

マウスの上への移動:前進
マウスの下への移動:後退
マウスの右への移動:右方向に進む
マウスの左への移動:左方向に進む

「ウォーク・ツール」を動かすと「十字」のマークが表示されますが、このマークより足跡ポインターが離れれば、それだけ歩くスピードが増すことになります。

説明ばかりでおもしろくないのですが、「Shift」キーを押しながら「ウォーク・ツール」を上下に移動させると、視点の高さを上下に移動させることができます。

この様子は記事一覧にアップしてあります。

ウォークスルー・ツールは、インターネット上では、プレゼンテーション・ツールとして紹介されている場合が多いようですが、モデルの内部を作業する場合でも便利なようです。

=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================

ウォークスルー ツールを使ってみよう①

2007年12月28日 | Weblog
今回はウォークスルー ツールに挑戦してみました。どのようにして使えばいいのか非常に迷っていましたが、今回思い切って使ってみました。使ってみるとなかなか使い勝手がいいのに驚きました。

それでは、いつものように連続図で私の挑戦内容を振り返ってみたいと思います。

題材は以前このブログでも使った「ドーム競技場」(今回は屋根の半分を取り払いました)です。



「ウォークスルー」(walk through)ですからモデルの中を歩き回ることになりますが、まずは動き回る「始点」ともいうべき自分の視点を決めてみましょう。

「メニューバー」→「表示メニュー」→「ウォークスルー」を選択し、以下のようなツールを表示しておきましょう。



自分の視点を決めるのは人間を形どった(?)アイコン「"カメラを配置"ツール」です。上の図で言えば左上です。

では、そのアイコンをクリックしてみます。すると、右下の「値制御ボックス」に数値が表示されますが、これが地上よりの視点(目)の高さです。100mmであれば、地上より10センチメートルの高さに自分の視点を置くことになります。

上のドーム競技場は、寸法がでたらめなので、とりあえず40mmと入力しこのアイコンの形をしたマウスポインターを入口とおぼしき場所に移動させます。(以下図。アイコンが見えますか?)



そして、クリックすると、人間の形をしていたアイコンは両目のアイコン(「ピボットツール」)に変化し、クリックした場所での視点(地上より40mm)より見た視界に変化します。(以下図)



そして、これからウォークスルー(歩きまわる)するのですが、それは次回にご紹介したいと思います。

=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================

セクション・ツール④(基本~アニメーション)

2007年12月13日 | Weblog
今回は、断面の変化を回転させましょう。と言っても、前回のやり方とほとんど同じです。

前回と同じ操作の部分は省いてあります。では、連続画像で見てみましょう。

断面を見る立体を適当に作る。



メニューバーの「ツール」より「断面平面ツール(SectionPlane)」をクリックし、断面平面エンティティを右側の壁に合わせ、



クリックし、移動ツールで若干右側に移動させ、断面アニメの始点を決める。それとともに、メニューバーの「表示(View)」→「アニメーション」→「シーンの追加(Add scene)」を選択し、「シーン1」を作成する。



そして、左側の壁に、同様に「断面平面ツール」を合わせ、



クリックすします。



そして、アニメの終点まで、移動ツールで「断面平面エンティティ」を移動します。それとともに、メニューバーの「表示(View)」→「アニメーション」→「シーンの追加(Add scene)」を選択し、「シーン2」を作成します。これで終わりです。アニメは記事一覧表を見て下さい。



当然、斜めに断面を移動させることも可能です。

=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================


セクション・ツール③(基本~アニメーション)

2007年12月12日 | Weblog
今回の課題はセクション・ツールを使ったアニメーションです。

何回やっても失敗していますが、一応できる限りで紹介したいと思います。プレゼンテーションなどに使えるのではないかと思います。ネット上でもいろいろ紹介されているので、いまさら、という感じもしますが....以下が挑戦の結果です。

(1)一方向にセクション・プレインを動かし、断面の変化をアニメーション化する。

この単純なモデルでやってみたいと思います。



メニューバーの「ツール」より、「断面平面」ツール(Section Plane)を選択し、家屋の手前の壁に重ねます。



そして、クリックすると以下の通り「断面平面エンティティ」(橙色)により、断面カットが表示されます。



メニューバーから「移動ツール」を選択し、このツールで「断面平面エンティティ」を若干手前にドラッグし、アニメーションの始点を決めます。


アニメーションの始点を決めたら、メニューバーの「表示(View)」→「アニメーション」→「シーンを追加」を選択します。



ツールバーの下(画面の左上の方)に「シーン1」が設定されたことを示すタグが表示されています。



そして、再度メニューバーの「ツール」より、「断面平面」ツール(Section Plane)を選択し、家屋の手前の壁に重ねます。



そして、クリックすると「断面平面エンティティ」(橙色)が表示されます。



今表示させた「断面平面エンティティ」(橙色)を「移動ツール」で緑の軸に沿って移動させ、アニメーションの終点を決めます。



そして、再度メニューバーの「表示(View)」→「アニメーション」→「シーンを追加」を選択し、「シーン2」を設定します。これでアニメーションの出来上がりです。(記事一覧にアップしたアニメ1です。)ただし、このままでは、アニメーションを見ておわかりの通り「断面平面エンティティ」が表示されたままになっています。



「断面平面エンティティ」を隠すため、まず「シーン1」のタブをクリックし、「断面平面エンティティ」を右クリックします。すると、コンテクスト・メニューが表示されますので、「Hide(隠す)」を選択します。同じ要領でもう一つの「断面平面エンティティ」も隠します。



そして、メニューバーの「表示(View)」→「アニメーション」→「シーンを更新(Update Scene)」をクリックし、今行った修正を反映させておきます。



「シーン2」のタブをクリックし、「シーン2」からも「断面平面エンティティ」を隠し、シーンを更新しておきます。





最後にメニューバーの「ファイル」→「エクスポート」→「アニメーション」を選択し、avi形式で書き出します。「断面平面エンティティ」を隠したアニメーションは、記事一覧表のアニメ2の通りです。

(2)セクション・プレインを回転させ、その断面の変化をアニメーション化する。
一方向への断面の変化が思ったより長くなったので、次回以降に挑戦したいと思います。

=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================


休憩コーナー ~ベジエ曲線(Bezier Curves)~

2007年12月11日 | Weblog
このブログでいくつかプラグインを紹介していますが、もう一つ私がよく使用している、と言うよりは誰もが(?)使用していると思われるプラグインに「ベジエ曲線」があります。

プラグインのURLは以下の通りです。

http://www.crai.archi.fr/rubylibrarydepot/ruby/em_geo_page.htm

インストールすれば、SketchUpのメニューバーの「描画ツール」の中に「Bezier Curves」の項目が表示されますので、それをクリックすれば使用できます。

使い方はいたって簡単。

メニューバーの「描画(Draw)」より「Bezier Curves」を選択し、まず赤丸のポイントでクリックし、次に青丸のポイントでクリックします。(2つのポイントをクリック)



そして、青丸のポイントより赤丸の3つ目のポイントまでそのままドラッグし、3つ目のポイントでクリックします。



最後に、下図の赤い点(4つ目のポイント)でクリックします。



すると、以下のようなベジエ曲線が出来上がりです。



だから、どうなの、という感じですが....わざわざブログで紹介するほどのことはなかったようです。

=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================


曲面に画像をはりつける(基本)

2007年12月10日 | Weblog
以前、曲面に写真画像をはりつける方法(「曲面に写真を貼りつける方法 -2-」 2006/7/26)というのを紹介したことがありますが、今回はネット上で紹介されている写真やイラストなどをテクスチャとしてはりつける方法を紹介したいと思います。

まず、曲面を持った立体とその立体に合った長方形を描きます。長方形は、曲面の立体の向こう側の部分(長方形)を単にコピーしたものです。(コピーの方法は、長方形を選択し、「Ctrl」キーを押しながら、移動ツールでドラッグします。もう既に何回かこのブログでもとりあげている通りです。)



次に、テクスチャとして使用する画像をインポートします。メニューバーの「ファイル」→「インポート」→ファイルの選択ウインドウが表示されますので、した図の通り、「テクスチャとして使用(Use as texture)」にチェックを入れて「開く」をクリックします。



まず、①の局面にテクスチャとしてはりつけます。上記「開く」をクリックするとバケツのアイコンとともに画像が表示されますので、バケツのアイコンで左下の角をクリックし、そのまま右上の方向にドラックすると画像が引き伸ばされていきますので、長方形の上辺までドラッグします。



そして、クリックすると、下図の通り、テクスチャとしてはりつけられます。



次に、ツールバーからペイント・ツール(バケツのアイコン)をクリックすると、マテリアル・ブラウザが表示されます。(下の図の左側のウインドウ)

そして、ペイント・ツールを今はりつけたテクスチャの上に重ね合わせ「Alt」キーを押すて、スポイトのアイコンに変化しますので、クリックすると、今はりつけたテクスチャが以下の通りブラウザの左上のサムネイルに表示されます。



そして、ペイント・ツールで曲面をクリックすると以下の通りとなりますが、テクスチャは途中で途切れています。



②の曲面に一つ操作を加えてはりつけることにします。まず、画像をインポートし、開いた状態が以下の通りです。



上記で若干説明したとおり、まず赤丸の部分でクリックした後ドラッグして青丸の部分で再度クリックし、テクスチャをはりつけます。下の図はクリック前の状態を表しています。



平面にはりつけたテクスチャを右クリックし、コンテクスト・メニューを表示させ、今度は「テクスチャ(Texture)」の「投影(Projected)」をクリックします。



そして、ペイント・ツールで曲面をクリックすると右側(②)のようにテクスチャが途中で途切れることなくうまく曲面にそってはりつけることができます。①と②の仕上がりを比べて下さい。



それでは、長方形に一旦はりつけるのではなく、曲面に直接はりつけたらどうなるか、それは実験して下さい。

=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================


古くて新しい課題、階段を作ってみる(基本)②

2007年12月08日 | Weblog
今回も、インターネット上で紹介されていたらせん階段に挑戦してみたいと思います。

連続画像でみていきましょう。

らせん階段のステップを作成します。12角形を描きます。何角形にするかは任意に決定することになります。



ステップの原型を描きます。



ステップの原型以外は削除します。



プッシュ・ツールでステップに厚みをもたせます。



ステップの支えを作ります。





そして、今回はてすりの支えも作りました。



コンポーネントとして登録します。メニュバー→「編集(Edit)」→「コンポーネントの作成(Make component)」→設定ウインドウが表示されますので名前を入力して「コンポーネント作成」を行う。



回転ツールを使って、ステップを同心上に12個コピーします。

「CTRL」を押しながら、回転ツールを赤で囲んだ角でクリックし、再度青で囲んだ角で再度クリックし、



そのまま、赤い線で示したようにドラッグし、一周すればクリックし、「/12」と入力すれば12個のステップがコピーされます。



同心上のステップを選択し、今度は「Ctrl」キーを押しながら、移動ツールで上の方にドラッグし、適当な高さまできたら、クリックの上、たとえば「/12」と入力すれば下の左の図のように上の方向(青軸)に12個コピーされます。

次に、右の図のようにらせん階段のステップを選択します。



選択したステップを「Ctrl」キーを押しながら移動ツールで右側にドラッグし、適当な場所でクリックすればコピーされます。



最後に円ツールで円を描き、上の方向(青軸)にプッシュ・ツールで引きあげればらせん階段の原型の出来上がりです。



「Ctrl」キーを押しながら同心上にコピーを行う方法などについては、「等間隔でコピーを行う(復習)」(2006/8/25)などをご参照下さい。

=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================


SU Podium プラグイン

2007年12月06日 | Weblog
レンダリングは、私自身知識もないし、どうしていいかもわからないのですが、先日SU Podiumというレンダリング・ソフトがバーション・アップしたとのメールが届いたのでちょっとさわってみました。

無料版は、500x500と大きさの制限がありますが、ちょっと遊ぶにはこれで十分なようです。少なくとも私にとっては。

このプラグインをインストールすると、SketchUpのメニューバーのプラグインに「Podium」のメニュー項目が追加されますので、その項目の「Show」をクリックすればレンダリングの設定ウインドウが表示されます。

まず、これは、光源として黄色を設定した例です。あっと言う間に出来上がります。驚きです。レンダリングの質のレベルをあまり上げなければレンダリングの時間も一瞬です。



そして、黄色の光源にもう一つ光源を追加した場合のレンダリングの結果です。



上記は、以下のSketchUpをSU Podiumにてレンダリングしたものです。小さな立方体が二つありますが、上記の一番目のレンダリング時は左側の黄色の立方体のみの場合で、この立方体(グループ化してある)が光源の役目(?)をしているようです。上記2番目のレンダリングは、以下の立方体2つ(2つの色)を光源としています。2つの色がうまくミックスアップされるようです。

今回は、設定しなかったのですが、SketchUpの影(Shadows)を設定したりするとレンダリング時間が長くなるようです。



また、このプラグインの使用方法なども紹介したいと思います。

=======================================================================

記事一覧表==>>ここをクリックして下さい。(Animationもあります)

=======================================================================