正確に位置決めをしたい場合に便利なのがこの「Construction Line」です。
見る方が早いのでまずは下の図を見て下さい。(点線が「Construction Line」です。)
①立方体の(C)面の真ん中の線に丁度(A)(B)両円の中心がくるように(A)(B)の円を描きたい。
「Tools」→「Tape Measure」を選択すればカーソルが計測ツール
に変わります。
(C)面の2辺の中点を計測ツールでなぞるようにし、シアン色のマークを確認します。そして、一方の辺の中点より面の中心にカーソルを移動すると、2辺の中点に黒色のマークが表示される場所があります。下図の通り。
そこが(C)面の中心となります
。「Ctrl」キーを押しながら、計測ツールを青色の誘導線に沿って上方にドラッグします。適当な長さのところでクリックを離すと黒の点線が表示されます。これが「Construction Line」と呼ばれるものです。
この線より円を描けば、(A)(B)のように、(C)面の中心線の上にそれぞれの円の中心がきます。円の中心をこの「Construction Line」上にもってくるにはちょっとした「こつ」が必要ではないかと思います。(因みに、私の場合は、まず「Construction Line」の一番上(端)に適当な円を描き、それから目的の場所に円を描くようにしています。)
②(C)面の角(E)よりの線上に(F)の円を描く。また、(G)面と平行に(F)の四角形を描く。いずれも、construction lineを引いておけば描きやすいと思います。construction line必要なくなれば「Delete」します。
勿論、「SketchUp」の「Inference」機能を活用してもいいのでしょうが。要は、いろいろな方法が用意されているということでしょうか。