SketchUp (r) を楽しむ

Googleのフリーソフトウエアー「SketchUp (r)」奮戦記

テキストの色、フォントの指定(補足)

2006年08月31日 | Weblog
テキストの色、フォントなどの変更は、「Entity Info」ウインドウ以外でも、「Model Info」ウインドウででも変更できます。「Window」→「Model Info」→「Text」を選択すれば以下のような選択画面となります。

フォント、色の変更の場合は、該当のボタンなどをクリックすれば、別ウインドウが表示されるので、表示されるウインドウで適宜変更を行います。



変更した場合、変更する場合は、最後に「Update selected text」をクリックすることを忘れないように。




ウォッシュレットを作ってみる

2006年08月31日 | Weblog
またまた「曲面をもったオブジェクトの作成②」(2006/8/24)のやり方及びメニューの「Scale」(拡大縮小ツール)を利用して、下図のようにウォッシュレット(らしきもの)を作ってみました。これからまだまだ、こまかい部分を修正したり、付け加えたりする必要がありますが....とりあえず

連続図で見れば、面倒だなあと感じられるかもしれませんが、やると意外と簡単です。単純作業の連続ですから。



では、始めましょう。まず、長方形を描きます。



長方形をキャンバスに、円弧ツールと鉛筆ツールでウォッシュレットの断面図を描きます。





余分な部分を消去すれば断面図の完成です。



ウォッシュレットの底面を作ります。まず円を描きます。





拡大縮小ツールで縦長に変形します。



不要な部分を切り取るため、長方形で切断し、分割線を作ります。





右側を削除します。



緑軸方向の長さを調整すると共に円弧ツールで丸みをつけます。



これ以降、押し出しツールで押し上げ、拡大縮小ツールで断面図に合うよう緑軸方向の長さを調整していきます。





断面図の上まで上記作業を行った時の様子



余分な線を消しゴムツールで消去、あるいは、隠し、新たに線をいくつか引いた時の様子(ウォッシュレットとしては、まだコントロール部分を追加したりまだまだ追加修正する部分はありますが、今回はこれで一応の最終形とします。)



作成方法としては、このように、積み上げていく方法と、まず円柱を作りセグメントに分割の上、セグメントを拡大縮小する方法もあります。と言ってもまだやっていませんが、次回実験してみようと思います。


テキストの色、フォントの指定

2006年08月30日 | Weblog
(一部追加15:36:03)

テキストの挿入(2006年8月4日)でテキスト取り扱い方を見てみましたが、挿入されたテキストの色、フォントなどを変更してみたいと思います。

「Tools」→「Text」を選択します。カーソルがテキスト挿入アイコンに変わります。下の図であれば、辺の中点(シアン色のマーク)より矢印を出し、辺の長さを表示します。(長さの単位はフィートとなっていますが、これはメートル法に変更可能です。「Window」→「Preferences」→「Templates」→「Meters」または「Millimeters」を選択する。)





テキストの色、フォントなどの変更をやってみましょう。



「Arrow」→矢印の形状の変更(None:先端部装飾なし、Dot:丸い点、Closed Arrow:下図の通り、Open Arrow:次の図の通り)





次にフォントを変更します。



フォント選択のためのウインドウは以下の通りで、特に補足は不要と思われます。



テキスト自体の内容、テキストの色などを変更する時。



「Leader」については、「View Based」(2Dでの表示。表示が常に一定。)、「Pushpin」(3Dでの表示。見る方向により変わる。方向によっては、オブジェクトに隠れてしまうこともある。)、「Hidden」(表示を隠す)の3種類あります。

なお、テキストを消去する場合は、テキストを選択の上「Delete」キーを押すか、右クリックすればウインドウが表示されますので、「Erase Delete」を選択します。





曲面に色を塗る

2006年08月29日 | Weblog
今回は下の図のような曲面に色を塗ることについて勉強したいと思います。



曲面の上に線を引くことは出来ない(?)ので、面で曲面を切って、その切り口を利用することにします。球体と面を切る平面として円を作ります。



円を回転ツールで回転させ、移動ツールで下の図の位置にもってきます。



もう一つの円を作り、同じように回転ツールと移動ツールでさきほどの円と直角に交わる位置に移動させます。



球体を8つの面に分けますので、もう一つ円を描き、下図の位置に移動させます。



そして、3つの円をすべて選択し(上の図では一つしか選択されていないのですが)、選択された円の上で右クリックします。するとウインドウが表示されますので、「Intersect with Model」(結合)を選択します。球体と3つの面が結合されてから、円を消しゴムツールで消します。以下の図のようになると思います。

あとは、それぞれの分割された面にペイント缶ツールで色を塗れば出来上がりです。この方法を利用すればかなり複雑な面でも複数の色で塗り分けられます。



たとえばこのように.....(球体と直方体を使いました)


メニュ(Scale)

2006年08月28日 | Weblog
SketchUpのメニューバーは以下の通りです。



今回は「Tools」メニューの「Scale」」(上から6番目)について見ていきたいと思います。「Tools」のメニューをプルダウンしたところです。



①このメニューにも表示されている通り、ショートカット・キーは「S」です。

まず、準備のために立方体を描きます。



拡大縮小を行う面を選択します。選択されれば選択された面、辺は青色に変わります。(下図)



②選択した緑のハンドルの対角、対中点(一方向)へ向かって、あるいはそれより遠ざかる形で拡大縮小をする場合。



緑のハンドルをドラッグします。緑のハンドルは赤に変わり、対になるハンドルも赤に変わります。



対となる対角に向かってドラッグした状態です。





③中心点から等距離で拡大・縮小を行う場合。

緑のハンドルにカーソルを重ねてから(赤に変わる)、「Ctrl」キーを押します。すると、中心点が表示され、その中心点より等距離を保って拡大縮小が出来ます。



中心点より等距離を保ち縮小した状態です。





④縦・横自由に拡大縮小する場合。

緑のハンドルにカーソルを重ねてから(赤に変わる)、「Shift」キーを押します。すると。今まで一方向にしかドラッグできなかったのが、今度は縦・横自由にドラッグすることが出来るようになります。





この拡大・縮小ツールの実際に場面における使い方については、また勉強したいと思います。



鼻の作り方(復習)②

2006年08月28日 | Weblog
では、鼻の作り方の別なやり方を見てみましょう。

顔のベースとなる長方形を描きます。



鉛筆ツールで直線を描きます。



直線の真ん中あたりに鉛筆ツールを動かすと、中点(直線の真ん中)と重なれば「シアン色(水色)」のマークが表示されます。そして、中点から顔に直角の線を引くように鉛筆ツールを動かすと、シアン色のマークは黒に変わり、赤の点線(赤軸に平行)が表示されます。何回か行わないと色が変化しないことがあります。

このような機能のおかげで「SkecthUp」が非常に操作のしやすいソフトになっていると思います。



適当なところ(鼻の高さになります)までくるとクリックし、直線の始点(緑色)に向かって線を引きます。



三角形のもう一辺を引きます。



一番最初に引いた線の中点を鉛筆ツールでさぐります。シアン色のマークが表示されれば、そこが中点なので、そこから上にカーソルを動かします。





そして、左下に向かって線を引きます。





移動ツールで若干鼻の長さを長くして、出来上がりです。




鼻の作り方(復習)①

2006年08月27日 | Weblog
「顔をつくってみる」(2006/8/21)で省略してしまった「鼻」の作り方を復習したいと思います。

図を見て頂ければ作業の内容はわかると思います。(移動ツールの練習みたいなものです。)



長方形を描く。



押し出しツールで直方体を作る。



真ん中に線を引く。辺の中点と中点を結べばいいのですが、辺の中点はシアン色の印(小さな四角)が表示されたところです。



下辺の両端の角を移動ツールでドラッグして押し下げる。



マウスの真ん中にあるスクロール・ホイールを押しながら下にドラッグし、軸を回転させる。



上辺の両角を移動ツールで押し下げる。



上の三角形の頂点を移動ツールで押し下げる。



余分な線を消しゴムツールで消す。



消し忘れがありますね。



もちろん、「SketchUp」の機能を活かした鉛筆ツールだけで描くもっと簡単な方法があります。三角形を3つ描けばいいだけですから...

その方法は次回に....


マウスを作ってみました(ちょっと休憩)

2006年08月27日 | Weblog
「曲面を持ったオブジェクトの作成②」の方法と今までこのブログで取り上げた(私が学んだ)機能を利用して世にも不思議なマウスを作ってみました。どうしてもディテール(要は細かいところ)がうまくいきませんでした。もう少し上手に作れるようになったら、作成過程を連続図でご紹介したいと思います。



スポーツカーはまだまだ遠い夢のようです~~。


Construction Lineについて

2006年08月26日 | Weblog
正確に位置決めをしたい場合に便利なのがこの「Construction Line」です。

見る方が早いのでまずは下の図を見て下さい。(点線が「Construction Line」です。)



①立方体の(C)面の真ん中の線に丁度(A)(B)両円の中心がくるように(A)(B)の円を描きたい。

「Tools」→「Tape Measure」を選択すればカーソルが計測ツールに変わります。

(C)面の2辺の中点を計測ツールでなぞるようにし、シアン色のマークを確認します。そして、一方の辺の中点より面の中心にカーソルを移動すると、2辺の中点に黒色のマークが表示される場所があります。下図の通り。



そこが(C)面の中心となります。「Ctrl」キーを押しながら、計測ツールを青色の誘導線に沿って上方にドラッグします。適当な長さのところでクリックを離すと黒の点線が表示されます。これが「Construction Line」と呼ばれるものです。

この線より円を描けば、(A)(B)のように、(C)面の中心線の上にそれぞれの円の中心がきます。円の中心をこの「Construction Line」上にもってくるにはちょっとした「こつ」が必要ではないかと思います。(因みに、私の場合は、まず「Construction Line」の一番上(端)に適当な円を描き、それから目的の場所に円を描くようにしています。)

②(C)面の角(E)よりの線上に(F)の円を描く。また、(G)面と平行に(F)の四角形を描く。いずれも、construction lineを引いておけば描きやすいと思います。construction line必要なくなれば「Delete」します。

勿論、「SketchUp」の「Inference」機能を活用してもいいのでしょうが。要は、いろいろな方法が用意されているということでしょうか。


ツアーガイド(プレゼンテーション機能)①

2006年08月26日 | Weblog
「SketchUp」では、一つのファイルの中に複数のページを持つことができます。そして、ページごとに見る角度や、影の当たり方などを変えて、それら複数ページをスライドショーのように連続して表示することができます。

例えば上の画面は午前7時25分の影の状況、下の画面は午後13時36分の影の状況をそれぞれ表示しています。

ツアーガイド機能を使えば、上の画面から下の画面に徐々に変化していき、まるで動画を見ているように感じます。





非常にシンプルな例(2ページだけの簡単なツアーガイドです。)を二つ、以下の通り見れるようにしておきましたので、いずれかクリックして、ファイルを開いて下さい。作り方は次回紹介します。非常に簡単です。


影のトランジション

断面のトランジション

これらはいずれも「SketchUp」形式のファイルですので、「SketchUp」をインストールしておかないと見ることが出来ません。
ファイルを開いたら、「View」→「Tourguide」→「Play Slideshow」をクリックして選択して下さい。プレゼンテーションが始まるまで数秒かかりますので、辛抱強く始まるのを待って下さい。「停止」等は画面の左側のメニューと画面の間に表示されるコントローラーで行って下さい。