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SketchUp (r) を楽しむ

Googleのフリーソフトウエアー「SketchUp (r)」奮戦記

Sandbox (Drape)

2007年02月06日 | Weblog
久しぶりにSandboxです。今日は「Drape」 についてどんな機能なのか見ていきたいと思います。

本題に入る前に、今までSandboxで作成した平面を「サーフェス」だの「地形」だのと言ってきましたが、SketchUpでは「TIN (triangulated irregular network)」と呼んでいます。この語句は専門家の間ではすぐ何を意味するのか分かるそうですが.....(?)今後はTINに統一することとします。

TINとは、「X、Y、Z(の3軸)を有する不規則に分布した点の集合を三角形でリンクしたネットワーク」(http://drs.dpri.kyoto-u.ac.jp/hayashi/lecture/lecture2004/lecture040428q.pdf )とのことです。

なお、「Drape」とは「覆う、飾る」との意味の由。

今回の一応の完成図は、以下の「大文字焼きもどき」です。



(1) 今回は以前に使用した「山」を利用したいと思います。この TIN は「From Contours」ツール(等高線ツール)により作成したものです。



(2) 「Drape」は青軸方向に適用されるため、イメージ通りの「Drape」を行うためにはTINを90度回転させた方が良いと思います。回転ツールで早速回転させます。



(3) 「Drape」する「大文字」をフリーハンド・ツール(マウス)で描きます。



(4) 余分な線や面を、消しゴムツールあるいは選択・Deleteで削除します。



(5) TINの真上に(「Drape」する位置に)「大文字」を移動させます。



(6)「Drape」のアイコンをクリックしたら、カーソルが下図のように変化するので、「大文字」、そしてTINを順次クリックすると、下図のように「大文字」が「Drape」されます。




(7) 「Drape」された「大文字」をダブル・クリック(or トリプル・クリック)し、選択された状態にします。(「Drape」されるのは枠線のみです)



(8) ペイント・バケツにて色をつけます。



(9) TINを回転させ、元の位置に戻します。



(10) そして、TIN自体に色をつけ、完成となります。



(11) TINを回転させずに、直接「Drape」した場合、当然下図のように間延びした感じになります。



SketchUp 6のマニュアルには、なだらかな斜面に道を「Drape」する(?)例が掲載されています。マニュアルのページが表示されたら、左側のメニューから「Sandbox Tools」→「Drape Tool」をクリックすれば当該ページとなります。

<<参考 Sandbox Tools>>



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