くつろぎの隠れ家風古民家【丹波篠山まつかぜ屋】

名古屋コーチン・丹波篠山牛・猪肉料理など。完全予約制。駐車場有り。駅弁「新デカンショ弁当」の予約販売も。

明後日の土曜日

2010年08月19日 | Weblog
以前もお知らせしましたが、8月21日(土)午後8:00~9:30に、NHKのBSハイビジョンで、アンネット・一恵・ストゥルナートさんのドキュメント番組が放送されます。

楽しみですね~♪

以下に、NHK BSオンラインのハイビジョン特集:「これからの放送予定」欄の記事を転載いたします。

(※当日の番組のタイトルは、「私のラスト・オペラ」 ~ウィーンの日本人歌姫 最後の舞台~ )

『38年前、日本人として初めて、オペラの殿堂・ウィーン国立歌劇場の合唱団の団員歌手となったアンネット・一恵・ストゥルナート(72歳)。

カラヤンやバーンスタインに愛され、世界各地で歌い続けてきたが、今年6月の舞台を最後に退団する。

その裏には、現在のオペラの潮流の大きな変化がある。

“古き良き壮大な歌劇”から“現代的で軽快な歌劇”へ。

観客にあきられない演出の追求と同時にコストの削減もめざした変化だ。

渡欧から38年、いじめや差別など語り尽くせない壮絶な人生と向き合ってきたそのアルトの歌声には、人生の悲哀がこもる。

ウィーン国立歌劇場は普通65歳で引退だが、一恵は歌劇場からの要望で特別に歌い続けてきた。

彼女独自の「息の上に音をのせる」という歌い方は、もともとウィーン国立歌劇場の合唱団ならではの繊細かつ流麗なハーモニーの要とされてきた。

しかし今の若手歌手はなかなか、この域に達することができないでいるという。

一恵は後輩の育成もまかされるなど合唱団にとって欠かせない人材だったのだ。

その歌声の原動力となっているのが、ストイックなまでの生活。

自宅から歌劇場まで片道45分の道のりを歩き、歌劇場ではエレベーターは使わず4階にある練習室まで100段ある階段を上る。

この習慣を何十年も守り続けてきたのだ。

ウィーンの美しい風景の中、引退までの日々を追いながら、ふだんは見ることができない歌劇場の舞台裏や転換期を迎えているオペラ界の潮流に迫る。』

ちなみに、「ハイビジョン特集」とは、『NHK衛生ハイビジョンで、随時放送されている特別番組の題名である。・・・・・(以下略)』

■アンネット・一恵・ストゥルナートさんのオフィシャルサイト

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