波を力に

2007-02-16 00:37:46 | ひとりごと

寄せては消える波の高さに


恐れをなして足を竦ませて


大海原を一人きりで彷徨う


どっちが北でどっちが南なのだろう


曇り空では太陽すら見つけられない


目印を失うと方向すらも分からない


大事にしていた荷物も全てをそこに降ろそう


こんな所で助けを呼んでも誰も来てくれない


最後の頼りは折れることのない自分のこころ


波はいつまでも消えることない自分を作る宝物


波はどこまでも寄せては消える自分を作る宝物


波が残す宝物とは消えることないこころの強さ


 


 


2007・2・16


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出発

2007-02-15 00:35:35 | ひとりごと

【出発】


さあ行こう


 


荷物は持ったか


 


じゃあ行こう


 


春はすぐそこ


 


出発進行


 


 


2007・2・15


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二色を重ねて

2007-02-15 00:34:57 | ひとりごと

【二色を重ねて】


ねぇ


君の夢はどんな色してる?


僕の夢は何色をしてるかな


いろいろな色を使って描きたいな


 


ねぇ


君は何色が好きなの?


僕は紫色が大好きなんだよ


青色と赤色を混ぜると紫色になるでしょ


 


ねぇ


青色って冷たい感じがするでしょ


でも赤色って熱い感じがするでしょ


だから両方が混ざった紫色が好きなんだよね


 


ねぇ


僕はやっぱり二色だけでいいや


いろいろ混ぜると汚れちゃうからさ


青色と赤色でできた紫色の夢にしとくね


 


 


2007・2・15


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友へ

2007-02-11 00:36:24 | ひとりごと

【友へ】


風に乗り


 


行き着く先に


 


春が待つ


 


二つの星と


 


こころは共に


 


 


2007・2・11


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その手を引いて

2007-02-08 00:25:29 | 宝物

その手を引いて


 


僕はその手を引いて歩こうとしていた


君もその手を引いていると思っていた


君が迷わぬようにそして僕が迷わないように


その手を引いて歩こうと


 


僕はその手をギュッと握って歩こうとしていた


君もその手をギュッと握っていると思っていた


君が離さぬようにそして僕が離れないように


その手を引いて歩こうと


 


僕はその手をいつまでも離さないで歩こうとしていた


君がその手を放したがっているのに気付かずに歩いていた


君はその手を放して歩こうと


僕もその手を放して歩かなければと


 


その手を引いて歩こうと


その手を放して歩こうと



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敗北

2007-02-05 20:48:25 | ひとりごと

【敗北】2007・2・5


負けだ負け


貴様の勝ち


貴様が本物のオレでオレが偽物のオレ


 


あれもこれもそれも


全部全部オレがまいた種


あれもこれもそれも


全部全部オレが悪いんだ


 


もう勝てねぇ


そんなに次から次へと挑んでこられても


もう戦えねぇ


オレはそんなに強かねぇ


もう疲れた


 


潔く負けを認める


貴様の勝ちだ貴様の勝ち


 


負け負け負け


もうオレの負け


弱い自分の勝ち


貴様が本物でオレが偽物


 



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臭っ

2007-02-05 20:47:40 | ひとりごと

【臭っ】2007・2・5


え~・・・


1週間に1度しかお風呂に入ってないの?


それはかなりヤバいって・・・


 


昼間、バスを運転していると1通のメールが届く


「今、仕事ですか?プールに来てます!」


戻ってくると久しぶりにお母さんも一緒にいる


いや~、相変わらずきれいだな


君じゃないよ、臭いし・・・


お母さんのことね、お母さん


いつ見ても素敵な女性ですね~


 


年末に骨折をして、骨がずれてくっついたらしく、先月末に手術をした


お喋りさんは、医者とベラベラ喋りながら手術を受けたらしいが・・・


オレは手術中、『神様・・・』と祈りを捧げていたのに、不謹慎なやつだ!


そのことをお母さんは「もう恥ずかしい」くらいのことを言っていたが・・・


 


もし、同じ手術を受けたら、お母さんの方がもっとお喋りしそうな気がするのはオレだけかな?


まぁね、その程度で済んで良かったよね


気を付けなさいね


あと、ギブスしてても指なんだからさ、お風呂には入りなさいね、臭いから・・・


メールが届いた時、なんか臭かったもん!


 


 



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無謀なチャレンジ

2007-02-04 20:45:04 | ひとりごと

【無謀なチャレンジ】2007・2・4


なぜ、そんな無謀なチャレンジをしたのか?


 


競泳選手になったのは、小5の誕生日翌日。


大学2年の3月にマネージャーになるまでの9年間、競泳選手をしていた。


 


大学2年の12月、監督から「チームを裏から支える立場になってくれないか?」と言われた。


水泳を活かして大学に進学したのだから『オレはマネージャーになるために入学したんじゃない!』という気持ちが強かったので、即答できなかった。


出した答えは「3月の大会まで泳がせて欲しい」


監督も「両方兼務してくれるのであれば」と承諾してくれた。


自分が納得できる形で選手を終えたかったから・・・。


納得できたかどうか?


それは今のオレの立場を見れば分かるだろうが、納得していないからココにいる。


 


『オレはまだやれたはずだ・・・』


『自分に負けたくはない・・・』


そんな気持ちが強かったが、2年間は裏からチームを支える立場になった。


その時は『なんでだ!』と思っていたが、最後のインカレでオレを含めて三人しかいなかった同級生の二人が


「ありがとう。お前がいてくれて良かった」


そう言ってくれた時、涙が止まらなかった。


『あ~、マネージャーになって良かったな』って。


その時に学んだことが社会に出てから、とても役立っている。


 


話がずれるが、監督の様態があまり芳しくないようで、三人で25日に広島まで会いに行ってくる。


いつも「お前の結婚はまだか?」と楽しみしていてくれるが・・・残念ながら、監督が生きているうちには無さそうだな・・・。


 


~本題へ戻る~


 


高校時代、1日1万M近く練習していた。


年に3回ある合宿では、1日4回練習で4万M近く練習した。


日曜日は2回練習で休みは月曜日のみ。


そんなことをしてきたオレには“元選手”としてのブライドがある。


だから、練習しなくたって50Mや100Mでは簡単に泳ぎ切れてしまうと分かっていたから、200Mにチャレンジした。


まともに練習などしていない者が200Mは泳げないと思っている。


 


時間にして約40秒ほどで無酸素運動は終わる。


あとは筋肉を動かすために酸素が必要となるのだが、酸素を上手く使えないと乳酸と呼ばれるエネルギーのカスみたいな物が蓄積していく。


だから、練習していない者は耐乳酸能力が低く、どんどん分解されずに蓄積していき、バテていくことになる。


つまり、練習していなければ相当きついことになる。


だから、200Mの種目にチャレンジした。


無理なことにチャレンジしなければ・・・チャレンジにならないと思っているから。


 


選手としてやってきたプライドと誇りは今でも持っている。


よく人は「あの人、プライドが高いから」なんてことを言うが、オレは使い方を間違えていると思っている。


それはプライドなんかではなく、単に自惚れが強いだけだ。


プライドという言葉は、もっともっと純粋でいい意味を持ったものだ。


プライド=自分自身への誇りであり、自分という人間を認める、信じられるということだとオレは思っている。


決して、自惚れなんかではないと思うのだが・・・。


 


“勝ちたい!”と思うことから始まって、勝つためにどうするべきかを考えて、行動する。


すると『自分はこれだけやってきた』という自信が生まれることにより“負けたくない!”になる。


そして、自信を積み重ねて確信が生まることにより、“負けない!”になる。


 


“勝ちたい!”と思っているうちは勝てない。


なぜなら、その時点では何も行動していないからだ。


だから、“勝ちたい!”と思っている時点で既に負けていることになる。


オレはそう思っているから、“勝ちたい!”ではなく、“負けたくない!”の方がいいと思う。


 


オレが“負けたくない!”と思っているのは、弱い自分自身。


人に“勝ちたい!”なんて、これっぽっちも思っていない。


でも、確信を持てるほどのことはしていないから、まだ“負けない!”にはなれない。


 


“負けたくない!”が本物かどうかを自分自身で確認するために200Mにチャレンジした。


負けたかどうか?・・・最後までレースを捨てずに諦めないで泳ぎ切れたかな?


 


何かにチャレンジするというのは、“勝ちたい!”からではなく、“負けたくない!”からではないかと思う。


どう思う?


 



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小さな器

2007-02-03 20:43:50 | ひとりごと

【小さな器】2007・2・3


器に水を流してみれば


あっという間に溢れ出す


もっと大きな器に変えようとして


周りをキョロキョロしてみても


そこにあるのは小さな器


自分という名のこの器


 


今度は溢れ出さないように


水を少しづつ流してみる


それでもやっぱり溢れ出す


周りをキョロキョロしてみても


そこにあるのは小さな器


自分という名のこの器


 


持ってる器が小さいから


いつもいつも溢れ出す


大きな器が欲しいから


周りをキョロキョロしてみても


そこにあるのは小さな器


自分という名のこの器


 


 



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あの場所へ

2007-02-02 00:27:49 | ひとりごと

もう帰ろうよ


そう思っていても足が動かせずに立ち尽くしていた。


 


実は昨日、夢を見た。


そこにはみんながいた。


僕が大好きなみんなの姿と笑顔がいっぱいあった。


 


実は今朝、メールをした。


夢にいた中の一人にメールをした。


たくさんの言葉と想いを乗せて・・・。


 


いつも、あの場所へ帰りたがっている僕がいる。


自分でも分かっていたし、何度も帰ろうとしたのも事実である。


でも、こことそこで何が違うのかが分からなかったから、帰ろうにも帰れなかった。


 


返ってきた言葉の中にその答えに繋がる言葉があった。


『そうだったのか・・・』


そして、僕に言ってくれた。


「帰ろう・・・」って


 


みんながいたあの場所へ・・・


大好きだったあの場所へ・・・


僕がいたあの場所へ・・・


 


もう一度、あの場所へ帰ろうと思う。


もう一度、あの場所を作ろうと思う。


もう一度、あの場所から走ろうと思う。


 


みんなも僕も大好きだったあの場所へ・・・


 


 


2007・2・2


From Ken-O



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