【本の真意】2007・1・4
一冊の本がある
最初の十数ページと後ろからの数ページには付録がついている
『書き手』は、何を思ってそれを書いたのだろうか
本を読む時には、しばしばそれを考える必要がある
大半の場合は、何かを伝えたいがために書いていると思われる
分かりやすい表現であっても実はもっと深い意味が隠されている場合もある
隠されたメッセージに『読み手』が辿り着いてくれることを『書き手』は望んでいるのだろうが、簡単にはそこへ辿り着けない
その隠されたメッセージを解読する
それも本を読む一つの愉しみでもある
隠されたメッセージは、それぞれについての各論ではなく、総論が隠れていることが多い
メッセージ性の強い本を読む時には、そこに辿り着かなければ、価値は半減してしまう
なぜならそこに「なぜこの本が存在するのか」という真意があるからである
それこそが隠されたメッセージの答えなのだ
この本では、おそらく中盤に書かれている2~4章に大事なことが書かれているのではないかと考える
2章は『書き手』の考え方、4章はその対策方法が書かれているので、間にある3章にもっとも大事なことが隠されているのではないかと思う
そこを繰り返し読むことで隠されたメッセージまで辿り着けるのではないか
なんとか隠されたメッセージを解読できないものだろうか
でも、仮に解読できたとしても、それが正解なのか不正解なのかはどうやったら確認できるのだろうか
その方法が一つだけある
From Ken-O