【レベルの違い】2006・9・29
昨日、言われたことが結構効いている
相変わらずズバッとSTRAIGHTを投げてきやがる・・・
練習をくだらない理由や理由もないのに簡単に練習を休めてしまう人達を見てのこと
「先生、そんなのまずくない?」
『まずいと思うよ・・・』
でも・・・・(“でも”に続く言葉は必ず言い訳なんですよ)
彼女がいた頃はそんなことは当たり前じゃなかった
むしろ、休むやつの方が稀でいつでも普通にみんなプールにいたからね
テスト前でもテスト中でも、体育大会があっても音楽会があっても、その日の予定表がOFFじゃなければ練習に来た
もし練習を休んだり遅刻したりするなら、みんなすごく申し訳なさそうに・・・
「明日休んでもいいですか?」「すみません、○○で遅刻しました」
誰に申し訳なさそうにしてたんだろう?
私がそんなに怖かったのかな?
たしかに言う通り、このままではいけないだろう
「でも、みんなはそれでいいと思っているんだから仕方ないだろう」
「俺だって、こうなるまでずっと放っておいたわけじゃないよ」
「いろいろ考えてやってみたさ」
「でも、こうなってしまったんだから仕方ないだろう!」
この2年半でたくさんのことを学んで帰ってきた
いや、“当たり前”のことを“当たり前”と思えるようになっただけだ
チームのために頑張ること
仲間のために頑張ること
チームのために応援すること
仲間のために応援すること
そして
自分が速くなるためにどうしなければいけないのかということ
自分が速くなりたいと思うなら、それなりの覚悟も必要だということ
情けない・・・
知らず知らずのうちに自分の意識レベルが低下している
子ども達を自分の意識レベルまで引き上げようとするのではなく
自分が子ども達の意識レベルまで下りて指導して満足している
昔の私ならいつでもみんなよりも高い意識レベルのところにいて、強引にでも付いてこさせた
たとえみんながやれなくても自分がそこに下りるのではなく、みんなを私の所まで引き上げることを必死で考えた
知らず知らずに坂を上るどころか下りている?
知らないうちに私を越えてしまっている?
いや、越えられたんじゃない
私がちょっと転んだだけだ
ちょっと早足で坂を駆け上がる必要があるな
私だって、栄光も挫折も味わった元競泳選手だ
どうすればそこに昇れて、どうすればそこに落ちるのかを経験済みだ
まだまだ教えられることはたくさんある
まだまだ負けられないよ、君のコーチとしてね
それにしても、私はこの子達をそこのレベルまで引き上げられるのか?
私はいますぐにでも君の意識レベルまで戻ってみせる
でも、この子達も一緒に連れて行けるだろうか?
私一人では絶対に無理だろうな、自信ない
君が思ってくれるほど信頼されてはいないからね
あと半年、力を貸してくれないか?
もちろん、イヤとは言わせないぞ!
君は君でやるべきことをきっちりとやってもらうさ
2008年北京を目指して・・・
大丈夫、まだ2年あるからチャレンジできるだろう
大学に行けば、イヤでもそこが目標になるんだから、今からその覚悟をしておいた方がいいだろ?