教え子

2009-11-06 23:35:54 | ひとりごと
関東に進学した教え子から泣きながら電話があった。
彼女がオレに電話してくること自体が珍しい。
普段はメールでやり取りすることが多いのだが・・・。

元々“わがまま”な子だが、とても繊細な子でもある。
高校時代も“わがまま”な部分だけが目立ち、監督からいろいろ言われたことがある。
しかし、小学生の時から見てきたオレにしてみれば『なんでアイツの繊細な部分や真面目な部分を理解できないの?』と思った。
今回もそうだ。
なぜ内面的な部分に眼を向けてやれないのかと思う。
内面的な部分を理解してやれば、彼女ほど単純な奴はいないとオレは思っているが、高校の監督も大学のコーチも難しい奴とレッテルを貼る。
そう思うと本音で話をしてくれるオレはまだ信頼されているのかなと。。。

それにしても今回はちょっと心配だ。
精神的に相当参っている様子。
ヒドイ言い方をすれば、ちょっと鬱気味かもしれない。
母とも電話で話したが、今までみたいに本音で愚痴や言いたいことを言えない彼女になっている。彼女らしさが完全に消えている。
欠点であり長所でもある“我がまま”が消えて、周りのことばかりが気になっている様子。
進学した時から言い続けていること。
それは「お前らしく生きなきゃだめだよ!」ということ。
でも、今は故郷を離れ、その“我がまま”を理解してくれる人間も少なく、愚痴も言えず、相談もできずにいることが相当ストレスになっているみたいだ。
チームのために頑張らなきゃと思う“真面目”な部分が悪い方に作用している。

苦しい時期だが、なんとか乗り越えれるようにサポートしてやりたいがオレに何ができるか?
離れていてもできるサポート・・・。
無い頭で考えてみよう。



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