キャッチボール

2006-08-29 23:29:55 | ひとりごと

言葉とともに


 


〉言葉には


〉私の感情や


〉私の表情や


〉私の声とそのトーンや


〉私の身振り手振りが伴っているはずである


〉だから


〉私の“こころ”が少しは伝わる可能性はあるかもしれない


 


それと同時に相手の“こころ”も少し見えてくる


 


会話をするということはどういうことなのだろうか?


 


言葉を投げる


頭で言葉を並べる、そしてその言葉を組み合わせて、声にする


言葉を受ける


耳から聞こえた言葉を頭で並べる、そしてその言葉の意味を考え理解する


 


言葉とともにあるもの・・・


それが相手の表情である


 


そこに相手の表情があるからこそ、言葉は生まれる


相手の表情をなくして言葉など生まれはしない


 


〉相手の表情や声のトーンなどから


〉言うことを差し替えたりもする


〉それこそが相手への思いやりのひとつなのではないだろうか


〉相手を傷つけまいと


〉相手に理解してもらおうと


〉その時の相手の表情や声のトーンなどから言葉を選ぶ


〉それをするから


〉お互い分かり合える・お互いに理解し合える可能性が生まれるのだ


 


難しいボール(言葉)を投げてみる


返すボール(言葉)を捜しているが見つからない


相手の表情を見て違うボール(話題)に変えてみる


別のボール(話題)でキャッチボールを続けている


しばらくしたら、また元のボール(話題)に変えてみる


すると返ってこなかったボール(言葉)が見つかった


 


話が行き詰る


相手の顔を見てみると


向こうもこちらを見ている


目と目が合う


お互いに微笑む


そしてまた、話を始める


 


そこに表情と声を持った相手がいるから生まれる“キャッチボール”


これが会話であると思う


 


相手がいなければ、投げたボールは自分で拾いに行くしかない


 


〉文字だけでは感情も表情も覗い知ることができない


〉だから


〉お互いの思いは単なる一方通行にしかならないのか・・・


〉自分の思いを相手に押し付けようとするだけになってしまうのか・・・


 


これでは“キャッチボール”にならない


だから会話として成立しない


 


〉言葉こそがコミュニケーションの全てである


 


言葉とともにあるもの・・・


それが相手の表情(顔)である


 


そこに相手の表情(顔)があるからこそ言葉は生まれる


相手の表情(顔)をなくして言葉など生まれはしない


 


 


 


824日に書いた日記を何度も何度読み返してみた


自分で書いたのに


自分で何度も何度も読む・・・


たぶん、“ひたすらに”を


見た人の中で一番何度も読んだのは私だと思う


ちょっとおかしな行動かもしれませんね


 


〉文字であって言葉ではない


〉言葉こそがコミュニケーションの全てである


〉文字ではその代わりは務まらない


 


そうだったのか・・・


私はメールやブログでコミュニケーションを図ろうとしていたということなのか・・・


考えなくたって、それでコミュニケーションなど図れないことは簡単に分かるはずなのに、私はそんなことに気付いていなかったのだろうか・・・


そんな自分に少しショックを受けた


 


〉では


〉ブログを書くのは辞めるのか?


〉・・・・・・


 


日記(ブログ)を書く意味が分からずに書かずにいた


自分が書いてきた日記を読み返してみる


自分の日記だから読み返す


ブログだけど、自分の日記だから


・・・・・・


 


ある人がメールを送ってくれました


「更新されていませんけど、ヤバイ病気ですか?」


ある人が声を掛けてくれました


「もうブログは書かないの?」


ある人がコメントしてくれました


「応援しています!」


 


私の文章から何かを感じたり、考えたり、想像したり・・・


本当にそんな人がいてくれるようです


 


ある人に言われました


「文章でも想いは伝えられるじゃない」


 


そうだ・・・


確かにコミュニケーションは図れない


でも


自分の想いは伝えられるかもしれないし、読んだ人が何かを考えるきっかけになることだってあるかもしれない


 


私、やっぱり文章を書くことが大好きです


上手くは書けないかもしれないけど、文章を書くことは楽しいです


不思議です


昔は作文なんて大嫌いだったのに・・・


学生時代にやたらとレポートを書かされた


卒業論文は手書きで原稿用紙50枚


やらされてやっていたことでも知らないうちに好きになることもあるんですね


『今』はたくさんレポートを書かされたことにすごく感謝しています


 


2006・8・29


From Ken-O



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