リピート

【リピート】２００６・６・１５

【リピート[repeat](名）繰り返すこと・繰り返し・・大辞林第二版より】

 

昨日書いた

“喜んで　ガックリ　よろこんで　がっくり”

辛抱強く見守っていれば　いつかは必ず．．．

そう信じている　子ども相手ならば・・・

 

最初のうちは子どもと同じ気持ちで　いつか必ず．．．の思いを強く持っていたが　リピートにも限度がある

リピート回数が２桁になったら

『もう無理だ』

期待よりも諦めが先行してしまう

それダメですか？

あ～　私はなんて辛抱強さが足りないんだろう

コーチとしても大人としても．．．です

 

余談・・・

かなり長い話になりますが・・・

先週から幼児クラスの担当が替わり　新しいメンバーと取り組み始めた

新しいと言っても２人は継続　２人は半年振り

半年振りにコノミちゃんの担当になった

彼女　かなりの寂しがり屋さん？

最近はあまり泣いてることなかったんだけど．．．

今日は一緒の幼稚園に通う仲良しのヒデトラ君がお休みだったので　

大泣き！

お母さんと手を繋いでいたのだが

話をしようと私が彼女の手を持った瞬間

母が手を離した

『えっ！』と思いながらも

『私に任せる！』との母のメッセージと受け止め

抱きかかえた

その瞬間

彼女からボコボコにパンチを食らった

それでも抱きかかえながらプールサイドへ

 

「今日はトラちゃんは目の病気だからお休みなんだよ」

「でも幼稚園にいた！」

さらに激しく泣き出した

「お母さんのところに行く！！！」

１０分くらい話をしていたが

『無理かな』と思い

「わかった　じゃあお母さんのところに行きなさい」

「でも　先生は他のお友達のところに行くね」

と言ったら

さらに激しく暴れだし　ゴーグルを持っている方の手でボコボコにやられた．．．

挙句の果てに

「お母さんのところまで一緒に来い」と言う

さすがに

「先生はみんなのところへ行きたいから　コノミは一人で行きなさい！」と叱ってしまった

プールサイドの扉を開け

「じゃあね」と送り出し　階段を登り始めた彼女

半分登った踊り場で立ち止まりコッチを見た

「お母さんのところに行く？コッチに来る？」と声をかけたら

『うん』と頷く

「えっ？一緒にやるの？」

「うん」

「じゃあ　こっちにおいでよ」

なんと戻ってきた

『あ～このまま戻して良かったのかな？』と少し後悔していただけに私はかなりビックリした

 

「よく我慢したね、えらかったね」

 

 “こころから褒めた”終了後　一部始終を見ていたお母さんに言った

 

「後でまた褒めてあげて下さいね　よく我慢できたねって」

 “コノミの笑顔　母の笑顔　そして私の笑顔”

そこには３つの笑顔がありました