先週の景勝・兼続主従に引き続いて上田衆、そしてお船の方など本格的に登場となった第3回、
登場人物それぞれのキャラクターを強く印象づけた展開、楽しく観ることができた。
不安なのは機転は利くし優秀なのはわかるが、空回りばかりの兼続。
武田信玄はこの物語には登場しないが、この時代、いかに強大な存在だったのかが、その死を
知るときの信長や謙信から伺える。
武田信玄の死を知りながら京を目指そうとしない謙信に、若い兼続は疑問を感じるだろうが、
それが上杉流「義の道」か。
原作にはない信長が必ず毎回登場してくるが、何の伏線だろう?
「天・地・人」の意味を語るのも信長、これから信長絡みで何を出してくるのか、興味が湧い
てくる。
さて今回のMVP・・・「お船の方」でいきたい。
馬も上手に扱えるし、隙のない気丈さ。湖畔で母の手紙を読みながら涙を流す兼続に言った「泣き虫」
というセリフとは裏腹の優しい表情の対比がとても良い。
№ 2 樋口兼続
少年時代の兼続、おおらかで生真面目で涙もろくて、頭の回転が速く、ついつい突っ走って失敗。
母親思い、主君思いの明るい性格。
暴れ馬の前に飛び出して幼子を救う無鉄砲な勇敢さも併せ持つ、これはみんなに好かれるキャラクター。
妻夫木さん楽しそうに演じているように見える。「これはしたり」が多すぎか。
№ 3 上杉景勝
何となく損な役回りの今回、寡黙さと生真面目さ、兼続には遠慮しない兄のような無邪気さ、
北村・景勝さんのコミカルな演技もとてもおもしろかった。
出陣のとき、兼続の初陣が叶わぬ無念さと主君の武運を願うことばに、「わしは まだ死んではおらん。
これではまるで通夜のようじゃ。」と冗談で周囲を笑わせ、兼続にしっかりと「留守を頼む。」
と声をかける。・・良い大将・兄貴ぶり。
上杉景虎
美男。舞も素晴らしいし、評定での「我らは、御屋方様の言うとおり越中へ向かうべきでございます。
西へ(京へ)向かう戦には義がございませぬ。」
これも予想プラスαの初登場か。
上田庄の父母
兼続を語るシーン、親らしい息子への心配と期待が、ほのぼのと伝わってくるシーン。
母お藤の兼続に会いに春日山に行きたい気持ちが、なんとも・・。
上田衆
あのこども達がこんなに成長したのかと感慨。チームワーク抜群、景勝代役での田舎踊りの盛り上がり、
出陣シーンでのパパイヤ・登坂の兼続へのガッツ・ポーズもいい。
3回目になると、大体のシナリオや演出、それぞれの役者さんの演技やBGMといったドラマの
基本構成が見えてきて、以降続けて観るか、ほとんど観なくなるのが、自分の大河視聴パターンなのだが、
今年は南魚沼が生んだ英雄というプラス要素はもちろんあるが、面白くなりそうに思っている。
もう少し骨太なところが多くあってもいいが・・。
さて次回は 第4回 「年上の女」 期待!
登場人物それぞれのキャラクターを強く印象づけた展開、楽しく観ることができた。
不安なのは機転は利くし優秀なのはわかるが、空回りばかりの兼続。
武田信玄はこの物語には登場しないが、この時代、いかに強大な存在だったのかが、その死を
知るときの信長や謙信から伺える。
武田信玄の死を知りながら京を目指そうとしない謙信に、若い兼続は疑問を感じるだろうが、
それが上杉流「義の道」か。
原作にはない信長が必ず毎回登場してくるが、何の伏線だろう?
「天・地・人」の意味を語るのも信長、これから信長絡みで何を出してくるのか、興味が湧い
てくる。
さて今回のMVP・・・「お船の方」でいきたい。
馬も上手に扱えるし、隙のない気丈さ。湖畔で母の手紙を読みながら涙を流す兼続に言った「泣き虫」
というセリフとは裏腹の優しい表情の対比がとても良い。
№ 2 樋口兼続
少年時代の兼続、おおらかで生真面目で涙もろくて、頭の回転が速く、ついつい突っ走って失敗。
母親思い、主君思いの明るい性格。
暴れ馬の前に飛び出して幼子を救う無鉄砲な勇敢さも併せ持つ、これはみんなに好かれるキャラクター。
妻夫木さん楽しそうに演じているように見える。「これはしたり」が多すぎか。
№ 3 上杉景勝
何となく損な役回りの今回、寡黙さと生真面目さ、兼続には遠慮しない兄のような無邪気さ、
北村・景勝さんのコミカルな演技もとてもおもしろかった。
出陣のとき、兼続の初陣が叶わぬ無念さと主君の武運を願うことばに、「わしは まだ死んではおらん。
これではまるで通夜のようじゃ。」と冗談で周囲を笑わせ、兼続にしっかりと「留守を頼む。」
と声をかける。・・良い大将・兄貴ぶり。
上杉景虎
美男。舞も素晴らしいし、評定での「我らは、御屋方様の言うとおり越中へ向かうべきでございます。
西へ(京へ)向かう戦には義がございませぬ。」
これも予想プラスαの初登場か。
上田庄の父母
兼続を語るシーン、親らしい息子への心配と期待が、ほのぼのと伝わってくるシーン。
母お藤の兼続に会いに春日山に行きたい気持ちが、なんとも・・。
上田衆
あのこども達がこんなに成長したのかと感慨。チームワーク抜群、景勝代役での田舎踊りの盛り上がり、
出陣シーンでのパパイヤ・登坂の兼続へのガッツ・ポーズもいい。
3回目になると、大体のシナリオや演出、それぞれの役者さんの演技やBGMといったドラマの
基本構成が見えてきて、以降続けて観るか、ほとんど観なくなるのが、自分の大河視聴パターンなのだが、
今年は南魚沼が生んだ英雄というプラス要素はもちろんあるが、面白くなりそうに思っている。
もう少し骨太なところが多くあってもいいが・・。
さて次回は 第4回 「年上の女」 期待!