南魚沼~わが故郷から~

四季折々姿を変える豊かな自然を次世代に
活き活きとした顔が溢れる元気なまちをつくろう

卯年大祭 2

2010年07月30日 | 卯年まつり
 

■舞子大山組 卯年まつり 御神廻

御神廻の始まりは、宝永8年(1711年)辛卯からと伝えられているが、今から300年前の長い歳月を経た事であり、
その起因については定かではない。
また、当時の御神廻は、各村落ごとに行われていたようである。
その後、文政の時代から約50年間、この御神廻行事は中断されていたとも伝えられている。

舞子山組八ヶ村で組織する舞子大山組として御神廻が行われるようになったのは慶応3年(1867年)の卯年からで、
それから12年ごとに行われ、平成23年(2011年)の大祭で12回目を数える。
当時の惣代庄屋今井藤兵衛の舞子山組八ヶ村に対する働きかけによって、以来、敬神崇祖、無病息災、五穀豊穣を
捧持し、地域の親睦と融和を基調として、舞子大山組の住民が主体となり伝統と由緒ある珠玉の大祭典として引き
継がれてきたものであり、その後昭和の年代に入り、大原と五丁歩の二ヶ村が開拓地として誕生し、この二ヶ村を
舞子山組に包含するに至り、舞子大山組十ヶ村の大組織で、卯年式年御幸渡御大祭典を行う運びになったものである。
 (1999年 第11回大祭委員長 今井敏英氏資料より引用)

 写真は第11回(1999年) 撮影 星俊夫

 


社会厚生委員会報告

2010年07月29日 | 医療・福祉
28日社会厚生委員会、市内の障がい福祉施設、国民健康保険運営協議会の現状などについて調査。
市内の障がい福祉施設3カ所の視察も併せて行った。

障害者自立支援法による現行の福祉サービスは、自立支援給付と地域生活支援事業に大別される。
自立支援給付は、居宅介護・重度訪問介護・短期入所、施設入所支援・共同生活介護(ケアホーム)などの介護給付、
自律訓練・就労移行・就労継続などの支援を行う訓練等給付、更正医療などを行う自立支援医療、身体障害への補装具
サービスで構成される。
また、地域生活支援事業は、相談支援・福祉ホーム・生活活動支援などを行う。

現行の障害者自立支援法により、自己負担額が増額、障害者の生活を圧迫していることへの対策として、住民税非課税
対象者には、福祉サービス及び補装具に係る負担を無料としている。

現在の南魚沼市の障がい者数に対して、施設整備が不十分であり、施設拡充への質疑が多くあった。約60人の障害者が
市外の施設を利用している現状である。

また、自立支援を重視し、施設から地域(自宅)移行を進めるとする方向性についての質疑、自立支援のための就労
支援や仕事の確保のための支援についても質疑があった。

質疑を聴きながら、「腹八分の資本主義/篠原匡 新潮社新書」の中に書かれている「超高収益を実現した
障害者企業サムハル」のことを思い出した。
サムハルは、スウェーデンの、国が約50%を出資する民間企業、障がい者の雇用で多様な事業を行う、障がい者のために
多くの仕事を作り出しながら経営を進めている。
「人」に対する意識が違う国の話なので、即日本でも・・というわけにはいかないが、一歩踏み込んで、今以上の障がい者の
就労への積極的な取り組みも必要なのではないか。
障がい者の自立のためには、地域移行を基準にした多様なサービスの展開と就労環境の改善が課題と思えた。
「障害者は人間である。保護や支援も重要だが、『人として生きること』を、適切に政策に反映できるか?」ということ
なのかなあ・・と。
もちろん、障がいの程度・状況に応じて施設サービスの拡充も必要である。

国民健康保険運営協議会の現状については、逼迫する国民健康保険特別会計への一般会計からの法定外繰入について
質疑があった。
私は一般会計からの繰入は避けて通れないかもしれないが、その前に保険税未収額が約5億円にも達する状況をなん
とかすべきではないか、という考えだ。

写真は、知的障がい者施設「まきはたの里」

  

 

■きょうの1曲

  Enya - Only Time  

 美しい花を見ることは、無上の幸福感を味わう瞬間でもある。
 生きるものの美しい瞬間、ひとときかもしれないが、幸福感を共有できる。
 だから、生きるものすべてが、輝く瞬間に出会ってほしい。  

蒸し暑い日々

2010年07月26日 | Weblog
蒸し暑い日が続いている。今は5時前だが、今日の朝は非常に涼しい。
六日町高校の三条東高校との準々決勝は惜敗だったが、県内ベスト8はとてもうれしい結果だ。
来年も期待したい。
新潟県では初めてのプロ野球・オールスター戦は、テレビ観戦だったが、熱の入ったプレー応酬に、こちらも
気合いが入った。こちらも素晴らしい試合だった。

子どものころは夏休みになると、毎日魚野川で遊んだものだ。
遊泳場所が決まっていて、毎日通ったものだ。
川で泳いだり、ヤスと水メガネで、魚を追いかけたりしたものだ。
自分の子どもが小さい頃は、子どもたちを釣れて行って、川べりで遊んだこともあった。
今はつり客以外に魚野川で遊ぶ光景は、ほとんど見かけなくなってしまった。
その分、公園化した登川の人気が上昇中で、夏の当地域の川遊びやバーベキューのメッカになったようだ。

7月後半はここ数年雨が多かったように記憶しているが、今年は天気が良く暑い毎日が続いている。
このブログを読んでいる皆さん、体調にはくれぐれも留意されて、酷暑を乗り切って、元気で毎日を過ごしてください。


卯年大祭 1

2010年07月25日 | 卯年まつり
■卯年まつり 舞子大山組 1999年5月4日 舞子石上神社境内

 江戸時代から続いている12年に一度の「卯年まつり」、そのいわれは卯年に多かった飢饉や疫病などの災厄除け
 のために、神々を村々に回したことから始まったときいています・・。
 写真は祭典式典前の舞子石上神社境内、続々と舞子大山組を構成する10の地区の祭り屋台が集合しています。
  写真家 星俊夫氏が撮影した写真集から、氏の許可を得て掲載しています。

(撮影 星俊夫氏)



十日町 川西 千年の湯

2010年07月24日 | Weblog
きのう、気になっていた大原地区の山百合を撮影に行きました。
昨年一目惚れした市道脇の道ばたのヤマユリなのですが、今年もきれいに咲いていました。
ことしも暇をみつけて何回か見に行ってましたが、ようやく、ほぼ満開ちかくなりました。
偶々農作業中の付近の知人の方と話しながら、かなりの枚数を撮りました。
その中の1枚なのですが、写真は素人なので、気合いだけです。
美しく感じるものを残していきたいという気持ちかな。

 

きょうは、十日町市(旧川西町)の「千年の湯」に、夫婦で行ってきました。
広い座敷で昼寝しながら、2回掛け流しの温泉に入りました。
ずいぶん長い間、いびきをかきながら眠ったようです。(^_^;)
充分にリラックスできた時間でした。

義母が中条病院に入院してから頻繁に十日町に行くようになりましたが、時間があったらもっと、多くの妻有を
訪れてみたいと思っています。

■きょうの2曲

 たしか・・1968年のメガ・ヒットでしたね。

  輝く星座/フィフス・ディメンション 

 次は、1966年ロンドンからの大ヒット曲でした。

 バス・ストップBus Stop/ホリーズThe Hollies

城山登山道整備

2010年07月21日 | 地域・まちづくり
■城山登山道整備
 市内中之島地区の仙石・柄沢両地区で3年間にわたって進めてきた「城山登山道」整備作業が19日行われ完成した。
 城山は中之島地区中央部東側にある小高い山で、頂上には社があり、12年に一度行われる 同地区の「卯年まつり巡幸」
 のクライマックスとなる場所だ。
 中之島地区中央部から北側を眺望でき、近くの中之島小学校児童が遠足でのぼることもある。

 登山道整備作業は、一昨年から県の補助や中之島地区まちづくり協議会の協力を得ながら、木道を中腹から
 整備している。(約200mくらいかな?)
 昨年、一昨年と作業に参加させて頂いた。今年は参加できなかったのだが、写真を頂いたので紹介したい。

   

龍馬伝 第3部へ

2010年07月20日 | Weblog
■大河ドラマ「龍馬伝」が面白く、毎回楽しみにみている。
日曜日の夜が待ち遠しく、8時と10時二度みることもある。
ドラマは第3部に入り、舞台は九州長崎、高杉晋作との出会いやヨーロッパ列強や幕府の動きなど、とても興味深い。
私は原作となった司馬作品「龍馬がゆく」は読んでいないし、坂本龍馬のことはほとんど知らないので・・。

高杉晋作のいう、長州藩が目指すのは「独立国家」というくだりも面白いし、欧州列強の植民地化への野望、そして薩長同盟、
討幕運動へと流れて行くこれからの展開は目が離せない。

日本の近代国家へ向かう礎が、どんな流れで築かれていったのか、現代に生きる日本人なら知っておくべことなのだが、
学校教育ではほとんど教えないので、こうしたドラマから入って、勉強してみるのも良いことだ。
待ち遠しかったドラマの小説版第3巻が発売され、早速買い込んで読みふけっている。

そういうことで、第29回「新天地 長崎」
MVP 高杉晋作
 「長州藩の独立」を目指すという台詞と拳銃を使ったことで。
ブラックMVP 英国商人 グラバーさん
 グラバーさん、これからも登場して最悪の悪役でいってほしい。

■南魚沼夏祭りウィークも終わり、いよいよ暑い夏がやってきました。
みなさん、健康には気をつけて夏を乗り切ってください。
昨日「議会報告 大原運動公園 特集版」を新聞折り込みしました。
いつもの激励電話を頂きました。
塩沢地区の一議員の方から、同じ考えだとの話も伺いました。
ありがとうございました、一緒にがんばりましょう!

■きょうの1曲

 Emmylou Harris : Together Again (1977)

 カントリー系の女性歌手、エミルー・ハリス、77年の作品。
 今も現役で歌い続ける。
 この曲を収録した「エリート・ホテル」が初期の代表作、いつまでも飽きずに聴き続けられる傑作。
 次の曲は、同アルバム中、私が最も好きな曲。

  Emmylou Harris - Till I Can Gain Control Again - with Hot Band - a Rodney Crowell song

2010年7月15日

2010年07月15日 | Weblog
■きょうは塩沢まつり、たまにはまつり見物をと思っていたが、所用でできなかった。
 午後雨が降ったがどうだったのだろうか?
 盛り上がっただろうか?
 今夜は、育成指導委員会のパトロール当番で、これから出かけるのだが空模様が心配だ。
 終わった後に一杯やりたい心境。

■あるお宅で茶飲み話で、「議会の一般質問FM放送の話題で盛り上がった。個々の議員のキャラクターがうかがえる
 という話だ。大変勉強にもなるとの話だ。議員諸氏はもっと張り切らないといけないだろう。
 
 質問のしかたが議員によって違うようだが・・という話があったので、一問一答式と一括質問一括答弁の2方式が
 あると説明した。そうか、だから違うのか、ということで、どちらが良いとかいえないが、一問一答方式のほうが
 聴く側はわかりやすいという話だった。

 傍聴には行けなくても、しっかり聴いてますよ。という言葉は、少々重かった・・。

■きょうの1曲

 きょうはナナ・ムスクーリの名唱で。

  nana mouskouri - amazing grace

南魚沼夏祭り

2010年07月12日 | 地域・まちづくり
今週から来週初めにかけて、南魚沼では夏の三大まつりが開催される。

■住吉神社大祭(塩沢まつり) 7月14日~16日

■南魚沼市兼続公まつり 7月17日~19日

■白山神社例大祭・浦佐夏まつり 7月17日~19日

時期的に梅雨の末期で雨が心配だが、例年市民をはじめとした大勢の人出で賑わう南魚沼の夏本番行事だ。
いずれも花火大会が行われ、夜空を色とりどりの趣向を凝らした花火が彩る。
花火大会の日程は、塩沢祭り16日(19:45~)、兼続公祭り19日(19:30~)、浦佐祭り18日(20:00~)。

出不精、引っ込み思案な性格で(よくこれで議員が務まっていると思うが)、お祭りに出かけた思い出は少ないのだが、
子どもたちが小さい頃はよく出かけたものだ。
小さい頃の両親との、そして自分の子どもたちとの楽しい思い出が、自分にとっての夏祭りだ。

   詳しい情報は、→ 南魚沼市夏祭り(市のウェブサイト)

備えあれば・・心の備え

2010年07月11日 | 地域・まちづくり
2004年の7.13中越水害からもうすぐ6年経過する。
1時間50~70mm、1日500mm近い降雨によって、刈谷田川、五十嵐川の堤防が決壊、三条市や中之島町、見附市などが
洪水による大災害に見舞われた。
14日、新潟市で総務省・新潟県主催の「市町村合併」の研修会(当時の麻生太郎総務大臣が基調講演)があり、途中水害の
状況を見ることができた。写真は北陸道 栄SAからの写真だが、湖ではない。

毎年この季節になると西日本や太平洋側の地方を中心に、毎年豪雨災害に見舞われる。
地震や台風と同じように日本列島の宿命なのだろうが、災害に見舞われる立場にとっては、厳しいものである。
「備えあって憂いなし」だが、どこまでの備えがあればいいのか、誰もわからないだろう。

当地区は04年の地震が記憶に新しいが、いつどんな災害がくるかわからないのが、近年の異常気象による災害だ。
4日、市の防災訓練が行われたが、完璧な防災体制などあるわけがなく、想定の範囲の訓練は常日頃心がけておくのが、
最大の備えなのだろうと思えた。

  

軽トラック市 実現 !

2010年07月08日 | 地域・まちづくり
うわさに聴いていたが、南魚沼市でも「軽トラック市」が開催される。
昨年6月、「日経ビジネスONLINE」の掲載記事を読んで、
このブログで牧之通りで行われたらいいだろうな、と書いたことを思い出して、
場所はつむぎ通りで実現するようですが、私はまったく関係ないのだが、嬉しくなりました。

8月から11月まで毎週第1日曜日に開催されるようですね。
南魚沼の名物市になってほしいと願っています。

  つむぎ通り「軽トラ市」開催!