教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

自宅太陽光発電を2週間してわかってきたこと

2023-01-06 | 環境・エネルギー

自宅の屋根に太陽光パネルを設置して発電開始して2週間。
家のエネルギー需給について、いろいろとわかってきましたので、その中間報告をしたいと思います。

ここまでで、わかったことを簡潔にまとめてみたいと思います。

①エネルギーに関する感度が上がった
・家の電力需給状況をアプリによってリアルタイムに監視できますので、家の中からも外からも、いま、どのくらいの発電があって、蓄電されているとか消費されているとか、足りない部分が外部供給されているのかなどがわかります。これにより、「さまざまな家電や冷暖房器具でどのくらいの電力消費をしているのか」や、「晴れた日・曇りの日など日照状況によってどのくらにの発電能力があるのか」など、エネルギーの生産・消費に関して感覚が敏感になりました。

②太陽光ですごす心地よさ
・太陽のエネルギーをもらって、それによって車を走らせる、照明をとる、音楽を聴く、PCで仕事する、調理するといった”心地よさ”を体験できています。化石燃料を全くたよらない生活というまでには至りませんが、一歩でもゼロエミッションに近づけているのが嬉しいです。

③どの程度、太陽光で賄えるのか?
・太陽光発電は家庭でできる最も簡単な発電設備です。この2週間の運用で、晴れ間の多い太平洋側の冬の平均して、我が家では、家庭消費電力の2割(曇りの日)~7割(快晴日)を太陽光発電で賄えることがわかりました。これは一般的な一軒家の屋根面積で、そのくらいのことができるということが使ってみて初めてわかってきたわけです。

④1日の発電で電気自動車(EV)をどのくらい走らせることができるのか?
・日中の発電をEVにうまく回すとしたら、それでどのくらいの走行距離分を充電できるのかということも計算できます。これからためしてみる予定ですが、晴れた日の1日の充電で、およそ50㎞~70km程度の走行分を充電できるのではないかと考えています(ブログの冒頭図)。まだ未実験なので、機会があったら試行し、また当ブログで報告したいと思います。

 

2023年は環境・エネルギーに関する発信がおそらく増え、”教育”からはずれているのではないかとご指摘があろうことも予想していますが、これからの教育の主要な的(まと)であることは間違いないので、ここでのネタも教育の参考にしていただければ幸いです。


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