教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

北欧教育視察2007 4日目

2007-01-09 | 教育事情(海外)
現地 2007年1月5日(金) ヘルシンキ⇒コペンハーゲン

この日はヘルシンキからデンマークの首都コペンハーゲンに移動するため、4時起床で5時にはホテルを出発しました。8時20分頃、コペンハーゲンの空港に到着し、現地のガイドさんに連れられ、バスで小一時間ほどのヒメレフスコール小学校を訪問しました。

まずは、小さな会議室に通され、コーヒーやパンなどのおもてなしを受けました。校長先生から、デンマークの教育全般についてのお話と学校方針・学校経営のお話を受けました。質疑応答含めて2時間ほどでしたが、こちらのお話もこれからの日本の教育を考える上で示唆に富んだ内容が多かったです。

デンマークの場合、一言で言うと、自由を大切にする気質があり、その自由を行使するためには、各個々人が自立した大人になることが求められています。つまり自己責任・自己決定といったことがあらゆる場面で求められています。デンマークの教育を語るには歴史的・文化的背景などを理解する必要があるように感じたのですが、それは日本に帰国してゆっくり学ぶべきものと思いました。

校長先生のお話のあと、急いで教室での授業見学がありました。デンマークは1年から9年までが義務教育で国民学校と呼ばれています。その年少組から年長組までの様々な授業を、教室を転々と短時間で次々回りました。数学、地理、語学、コンピュータなどの授業を見学することができました。生徒の特徴としてはとても明るくひとなつっこい生徒がほとんどで、廊下などですれ違っても「ニイハオ」などと手を振って挨拶されました(笑)。

この日のデンマーク視察に関する詳細について、訪問先の小学校校長先生のお話や質疑応答ならびにガイドさんによるデンマークの話なども織り交ぜたレポートはこちらになります。
<写真はヒメレフスコール小学校の子供たち 掲載許可済>
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