教育のとびら

教育の未来を提言 since 2007
presented by 福島 毅

未来の先生展2018「映画『Most Likely to Succeed』上映会」

2018-09-21 | 研修・セミナー・講演など
未来の先生展2018 レポートの第3弾です。

9月16日の午前セッション
映画『Most Likely to Succeed』上映会に参加しました。

このセッションの説明を公式ページより引用します。

=======ここから引用=======

9/16(日)10:00-12:00 @3号館 宮代ホール

FutureEdu TOKYO

映画「Most Likely to Succeed」 は、「人工知能 (AI) やロボットが生活に浸透していく21世紀の子ども達にとって必要な教育とはどのようなものか?」というテーマについて、「学校は創造性を殺しているのか?」TEDトークで著名なケン・ロビンソン卿、カーンアカデミーのサルマン・カーン氏、ハーバード・イノベーション・ラボ所属のトニー・ワグナー氏などの有識者や多くの学校取材を2年間積み重ねられ制作されたドキュメンタリー作品です。
2015年の公開以来、欧米では5000以上の学校や公共施設、教育カンファレンスなどで上映。FutureEdu Tokyoも、2016年度の6月に上映会を開催して以来、他の有志・学校での上映会をサポートするなど30回以上の上映会を開催し、1000名を越す動員を実現し大変好評を受けております。

詳しくはこちら →https://goo.gl/SmPKJ7

=======ここまで引用=======

現在の教育システムは、工業社会時代に考えられた仕組みであり、世界の産業が第4次以上の産業構造にシフトする中で、通用しないものになってきている。では、新しい教育システムもモデルはどんなものになるだろうということを考えさせられる映画でした。

映画に関する詳しいページは、こちらにもあります。

映画の中で紹介されているサン・ディエゴのHigh Tech High(HTH)が、唯一の正解というわけではなく(これは映画企画主催者も強調されていました)、今後の学習のフレームが、上意下達の一方的な情報伝達から、未解決の問題を発見し解決していくプロジェクト型学習の要素が強くなるということを予感させるものでした。

HTHについての詳細情報は、こちらにあります。

映画を観た後に対話するという形もユニークながら、共通基盤の知識を得た後で、では自分たちだったらどう未来を創っていくかというフレームに親和する運びだったなぁという感想を持ちました。

自主上映会なども開催できるようですので、関心ある方は、問い合わせてみる、あるいは上映会にまずは参加してみることをお勧めします。


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