釣りに行ってきた

「鹿島の夜明け」

ペンタックス　K-7
DA21mm f3.2 Limited
AE　f6.3


東の空が白み、心地よい海風が頬をなでていく。

沖からの白波が飛沫をたて、岸壁に打ちつけていた。



土曜の朝5:00頃、私は鹿嶋のとある岸壁にいた。

研究室の先輩に連れられて、海釣りにきたのである。


今回の狙いは“青物”と呼ばれる、カツオやカンパチといった回遊魚だ。
釣り方はいたって簡単。
弓角（ゆみづの）と呼ばれる和製ルアーのようなものを、オモり（ジェット天秤）を使って投げ、ひたすら巻いてくるという動作を繰り返すだけ。


この日はどうやら、回遊魚の群れが岸近くに寄ってきていたらしく、水面をカツオ（ヒラソウダ）の群れが高速で泳ぎ回っているのを数回目撃した。
期待を込め、弓角を沖へ投げ飛ばすこと幾千回（←嘘


・・・。


5時間粘って筆者は一匹も釣れなかった（泣）
悔し恨めし鹿島灘。
周囲はポンポン、イナダを釣り上げている状況の中で、独りだけ何も釣れない悲しさよ。


結局、先輩がイナダ（ブリの幼魚）を5匹ゲットし、それを1匹分けてもらうことができた。ラッキー♪
刺身にして食べたら、新鮮なだけあってとても旨かった。



イナダは11月くらいまで釣れるらしいので、また狙いにいってみようと思う。