前日の雨がやみ、この日は夜明け前から晴天だった。
東の空が白み、濃いブルー一色だった世界に、
オレンジともピンク色ともつかぬグラデーションが現れ始めた。
隣町は某貯水池。
筆者は前回の撮影に続き、再び夜明けとともにサクラの撮影に来ていた。
自分の他には誰もいない、
静かで美しい世界。
三脚にカメラをセットし、レリーズを噛ませる。
レンズキャップを外し、カメラの電源を入れる。
ピント、絞りを設定し、
この日一番最初のシャッターを切る。
この高揚感がたまらない。
東の空が、より一段と明るくなったとき、
夜明けの鳥が鋭く鳴きながら、
どこかへと飛び去って行った。
あたりがすっかり明るくなると、
ぽつりぽつりと、カメラを携えた玄人たちがやって来た。
すれ違うときに交わす一言二言が、
妙に楽しい。
ちょうど帰ろうとしていたころ、
軽トラに乗った地元のおじさんが声を掛けてきてくれた。
かなりのベテランらしく、
グローブボックスから取り出したアルバムの写真をちょっと拝見しただけで、相当の腕と経験の持ち主だとわかった。
聞けば、地元のみならず長野や福島等に遠征し、撮影した風景写真で展示会を行なっているらしい。
一番驚いたのは、ダイヤモンド富士ならぬ“ダイヤモンド筑波”という現象を撮影した作品だった。
筑波山の双峰の谷間、御幸が原から太陽が昇り、それが湖の水面にシンメトリーに反射しているという、なんとも神々しい光景だ。
旧真壁町のなんとか橋という所からしか見えないもので、
2月の中頃、しかもチャンスは1~2回だけ。
以前は地元のアマチュアにしか知られていなかったが、
そのおじさんの作品が全国版ニュースで流れ、一躍有名スポットになってしまったとか。
地元ならではの、サクラの名所や撮影スポットを教えていただき、
とても貴重な情報をいただけた。
今日は、いい日になる。
そう思った。
東の空が白み、濃いブルー一色だった世界に、
オレンジともピンク色ともつかぬグラデーションが現れ始めた。
隣町は某貯水池。
筆者は前回の撮影に続き、再び夜明けとともにサクラの撮影に来ていた。
自分の他には誰もいない、
静かで美しい世界。
三脚にカメラをセットし、レリーズを噛ませる。
レンズキャップを外し、カメラの電源を入れる。
ピント、絞りを設定し、
この日一番最初のシャッターを切る。
この高揚感がたまらない。
東の空が、より一段と明るくなったとき、
夜明けの鳥が鋭く鳴きながら、
どこかへと飛び去って行った。
あたりがすっかり明るくなると、
ぽつりぽつりと、カメラを携えた玄人たちがやって来た。
すれ違うときに交わす一言二言が、
妙に楽しい。
ちょうど帰ろうとしていたころ、
軽トラに乗った地元のおじさんが声を掛けてきてくれた。
かなりのベテランらしく、
グローブボックスから取り出したアルバムの写真をちょっと拝見しただけで、相当の腕と経験の持ち主だとわかった。
聞けば、地元のみならず長野や福島等に遠征し、撮影した風景写真で展示会を行なっているらしい。
一番驚いたのは、ダイヤモンド富士ならぬ“ダイヤモンド筑波”という現象を撮影した作品だった。
筑波山の双峰の谷間、御幸が原から太陽が昇り、それが湖の水面にシンメトリーに反射しているという、なんとも神々しい光景だ。
旧真壁町のなんとか橋という所からしか見えないもので、
2月の中頃、しかもチャンスは1~2回だけ。
以前は地元のアマチュアにしか知られていなかったが、
そのおじさんの作品が全国版ニュースで流れ、一躍有名スポットになってしまったとか。
地元ならではの、サクラの名所や撮影スポットを教えていただき、
とても貴重な情報をいただけた。
今日は、いい日になる。
そう思った。
海の絶景を求め、思いつきで始めた旅行も終盤を迎えた。
最後に一味が向かったのは、勝浦市に位置する鵜原理想郷という景勝地だった。
* * * * * * * * * * * * * *
JR鵜原駅からほど近い場所にある駐車場にクルマを停め、
山道を歩くこと約10分。
ふいに目の前に、リアス式海岸と岬の織りなす大絶景が飛び込んできた。
鋭く切りたった崖下に、太平洋の荒波が次々と打ち寄せ、
白い飛沫となって消えていくのが見えた。
空には無数のトンビが舞い、
ときおり鋭く笛のような鳴き声をあたりに響かせていた。
鵜原理想郷は、勝浦海中公園のほど近くに位置する複数の岬と入江からなる景勝地である。
明治・大正の時代に何人もの文人が訪れ、その美しい景観を称えて“理想郷”と呼んだ。
大きく分けて3つの岬があり、
各々の岬には東屋やベンチなどが整備されており、のんびりと絶景を楽しむことができるようになっている。
岬の上に立ち、海を覗いてみると、
深い青緑色で透き通った水を目にすることができる。
今回は天気が悪く、残念ながらあまり綺麗な色を目にすることは出来なかったが、
これがスッキリと晴れた日にはさぞ爽快な景色なのだろうと思った。
岬の所々に、崖下へ伸びる小道があったので、
そのうちの一つを降りてみた。
そこは、外の荒波から隔絶された小さな入り江だった。
入り江の奥に小さな船着き場があり、
ちょうど沖から小舟が二漕帰って来たのが見えた。
波が静かな、天気の良い日なら、
ここに何時間だっていられそうな気がした。
また今度、次は晴れた日に、
きっと訪れるだろう。
そうこころに誓い、鵜原を後にした。
* * * * * * * * * * * * *
後はもう、ひたすら北上して一宮から有料道路を一気に北上&途中から成田方面へ抜け、帰って来た次第である。
今回の行程での走行距離は約360km。
ちょうどよいドライブだった。
旅の〆に、Seki君リクエストの“いつもの”ラーメン屋へ。
身も心も満足した旅ができた。
~了~
最後に一味が向かったのは、勝浦市に位置する鵜原理想郷という景勝地だった。
* * * * * * * * * * * * * *
JR鵜原駅からほど近い場所にある駐車場にクルマを停め、
山道を歩くこと約10分。
ふいに目の前に、リアス式海岸と岬の織りなす大絶景が飛び込んできた。
鋭く切りたった崖下に、太平洋の荒波が次々と打ち寄せ、
白い飛沫となって消えていくのが見えた。
空には無数のトンビが舞い、
ときおり鋭く笛のような鳴き声をあたりに響かせていた。
鵜原理想郷は、勝浦海中公園のほど近くに位置する複数の岬と入江からなる景勝地である。
明治・大正の時代に何人もの文人が訪れ、その美しい景観を称えて“理想郷”と呼んだ。
大きく分けて3つの岬があり、
各々の岬には東屋やベンチなどが整備されており、のんびりと絶景を楽しむことができるようになっている。
岬の上に立ち、海を覗いてみると、
深い青緑色で透き通った水を目にすることができる。
今回は天気が悪く、残念ながらあまり綺麗な色を目にすることは出来なかったが、
これがスッキリと晴れた日にはさぞ爽快な景色なのだろうと思った。
岬の所々に、崖下へ伸びる小道があったので、
そのうちの一つを降りてみた。
そこは、外の荒波から隔絶された小さな入り江だった。
入り江の奥に小さな船着き場があり、
ちょうど沖から小舟が二漕帰って来たのが見えた。
波が静かな、天気の良い日なら、
ここに何時間だっていられそうな気がした。
また今度、次は晴れた日に、
きっと訪れるだろう。
そうこころに誓い、鵜原を後にした。
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後はもう、ひたすら北上して一宮から有料道路を一気に北上&途中から成田方面へ抜け、帰って来た次第である。
今回の行程での走行距離は約360km。
ちょうどよいドライブだった。
旅の〆に、Seki君リクエストの“いつもの”ラーメン屋へ。
身も心も満足した旅ができた。
~了~
さて、房総日帰り旅行記の後半である。
すでにお気づきの方もいるかと思うが、
今回の旅は実際のところ、房総半島“ぐるり”ではない。
時間の都合上、内房・鋸南から外房・鴨川へショートカットしているので完全に半島を一周したことにはなっていない。
房総半島がちょっと中ほどで括れているところを東西に延びる、“長狭街道”。
この道を選んだ結果であった。
* * * * * * * * * * * * *
“道の駅きょなん”を後にした一味は、一路東へ向かった。
南国(茨城比)らしく、道中には一足早く満開になった桜があちこちにみられた。
全体に標高の高い山が無い房総半島の脊梁を越え、細長い谷沿いの道を走り続ける事一時間ちょい。
さざ波寄せる東京湾から、若潮打ち寄せる太平洋へとやってきた。
まずは鴨川にて、筆者が気に入っているポイントである鴨川港へ。
ここには漁港の堤防すぐ近くに二つの小島があり、どちらも橋で渡れるようになっている。
海に向かって右側の島には弁天様が祭られているのだが、残念ながら橋の老朽化のため通行禁止になっていた。
仕方ないのでもう一方の島へ。
こちらはガッチリとした金網の橋がかかっており、真下が透けて見えることを気にしなければ安心して渡れる橋である。
この島には白亜の灯台が一基建っており、海の安全を守っている。
この日は風が少し強かったため、海は荒れていた。
旅の目的②・・・海の絶景を撮る。
鴨川の海は、凪の日であれば青く澄んでとても綺麗だ。
この日は時化のせいで、若干濁っていた。
この頃、時計は14時をまわり、そろそろ帰途につく頃合だった。
そこで、次の目的地、勝浦市は鵜原へ向かった。
後半②へ続く~
すでにお気づきの方もいるかと思うが、
今回の旅は実際のところ、房総半島“ぐるり”ではない。
時間の都合上、内房・鋸南から外房・鴨川へショートカットしているので完全に半島を一周したことにはなっていない。
房総半島がちょっと中ほどで括れているところを東西に延びる、“長狭街道”。
この道を選んだ結果であった。
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“道の駅きょなん”を後にした一味は、一路東へ向かった。
南国(茨城比)らしく、道中には一足早く満開になった桜があちこちにみられた。
全体に標高の高い山が無い房総半島の脊梁を越え、細長い谷沿いの道を走り続ける事一時間ちょい。
さざ波寄せる東京湾から、若潮打ち寄せる太平洋へとやってきた。
まずは鴨川にて、筆者が気に入っているポイントである鴨川港へ。
ここには漁港の堤防すぐ近くに二つの小島があり、どちらも橋で渡れるようになっている。
海に向かって右側の島には弁天様が祭られているのだが、残念ながら橋の老朽化のため通行禁止になっていた。
仕方ないのでもう一方の島へ。
こちらはガッチリとした金網の橋がかかっており、真下が透けて見えることを気にしなければ安心して渡れる橋である。
この島には白亜の灯台が一基建っており、海の安全を守っている。
この日は風が少し強かったため、海は荒れていた。
旅の目的②・・・海の絶景を撮る。
鴨川の海は、凪の日であれば青く澄んでとても綺麗だ。
この日は時化のせいで、若干濁っていた。
この頃、時計は14時をまわり、そろそろ帰途につく頃合だった。
そこで、次の目的地、勝浦市は鵜原へ向かった。
後半②へ続く~
写真仲間のFuu君とSeki君を連れて、千葉は房総へ日帰り旅行に行ってきた。
出発の前日に思い付き、ほとんど無茶振り状態で出掛けた(笑)
今回の旅の目的は、
① 旨い魚を食すこと
② 鴨川~勝浦の海を巡ること
の二つ。
まずは今回の旅の前半から記録していきたいと思う。
* * * * * * * * * * * * *
この日は朝から曇り空で、前の日までの春の陽気は消えうせ、また冬に逆戻りしたかのような寒さだった。
市内某所に集合した一味は、高速に乗って一路千葉へ向かった。
目指すは南国・房総半島。
旨い魚と海の絶景を求めて、男達は南を目指した。
高速は順調に流れ、3時間ほどで内房は鋸南町に到着。
ここで昼食をとる事にした。
旅の目的①・・・旨い魚を食すこと。
今回は、「道の駅きょなん」に入っている“食事処「ふく丸」(11時 - 21時30分 月曜定休)”というお店をチョイスした。
本当はすぐ近くにある、保田漁協直営の食事処“ばんや”がお目当てだったが、100人待ちの大混雑に負けたため近くで他にいい場所はないかと探した結果、辿りついた場所であった。
筆者が注文したのは、写真の「刺身定食 1300円」。
タイやマグロ、その他白身魚の刺身にご飯と味噌汁、小鉢が二つついてきた。
この刺身が旨いのなんの。
驚いたのは、その刺身の厚切りっぷりである。
これは刺身と言うよりブロックではないか??というほどの厚さで、食べ応え十分。
今まで食べていた刺身の3倍はあろうかという厚さで、スーパーの魚コーナーで売っている刺身がペーパースライスのように薄く感じてしまった。
身のしっかりとした歯ごたえは、その新鮮さを十分に物語っていた。
未だかつて、こんなに豪快に魚の身を切って提供してくれるお店には巡り合ったことが無かっただけに、とても満足できた。
ちなみにFuu君とSeki君はそれぞれ「鯨竜田揚げ定食」と「焼き魚(ホウボウ)定食」をたのんでいた。
こっちはこっちでボリューミーで旨そうだったが、
Fuu君は筆者の刺身定食を見て「やっぱり刺身にしとけばよかった」と悔しがっていたw
目的の一つをクリアし、腹を満足させた我々は第二の目的を果たすべく、クルマに乗り込むと一路東を目指した。
~後半へ続く
出発の前日に思い付き、ほとんど無茶振り状態で出掛けた(笑)
今回の旅の目的は、
① 旨い魚を食すこと
② 鴨川~勝浦の海を巡ること
の二つ。
まずは今回の旅の前半から記録していきたいと思う。
* * * * * * * * * * * * *
この日は朝から曇り空で、前の日までの春の陽気は消えうせ、また冬に逆戻りしたかのような寒さだった。
市内某所に集合した一味は、高速に乗って一路千葉へ向かった。
目指すは南国・房総半島。
旨い魚と海の絶景を求めて、男達は南を目指した。
高速は順調に流れ、3時間ほどで内房は鋸南町に到着。
ここで昼食をとる事にした。
旅の目的①・・・旨い魚を食すこと。
今回は、「道の駅きょなん」に入っている“食事処「ふく丸」(11時 - 21時30分 月曜定休)”というお店をチョイスした。
本当はすぐ近くにある、保田漁協直営の食事処“ばんや”がお目当てだったが、100人待ちの大混雑に負けたため近くで他にいい場所はないかと探した結果、辿りついた場所であった。
筆者が注文したのは、写真の「刺身定食 1300円」。
タイやマグロ、その他白身魚の刺身にご飯と味噌汁、小鉢が二つついてきた。
この刺身が旨いのなんの。
驚いたのは、その刺身の厚切りっぷりである。
これは刺身と言うよりブロックではないか??というほどの厚さで、食べ応え十分。
今まで食べていた刺身の3倍はあろうかという厚さで、スーパーの魚コーナーで売っている刺身がペーパースライスのように薄く感じてしまった。
身のしっかりとした歯ごたえは、その新鮮さを十分に物語っていた。
未だかつて、こんなに豪快に魚の身を切って提供してくれるお店には巡り合ったことが無かっただけに、とても満足できた。
ちなみにFuu君とSeki君はそれぞれ「鯨竜田揚げ定食」と「焼き魚(ホウボウ)定食」をたのんでいた。
こっちはこっちでボリューミーで旨そうだったが、
Fuu君は筆者の刺身定食を見て「やっぱり刺身にしとけばよかった」と悔しがっていたw
目的の一つをクリアし、腹を満足させた我々は第二の目的を果たすべく、クルマに乗り込むと一路東を目指した。
~後半へ続く
学会も無事に終わり、遊びに行こうとレンタカーを借りてドライブ。
あいにく、冬型の気圧配置になり日本海側は荒れ模様。
とても冬の関東にいては考えられないくらい荒れ狂った天気だった。
せっかくのお出かけがパー・・・とは言わないまでも、けっこうハード(笑
とりあえず、もう一度砂丘を見に行った。
写真では晴れているが、この数分後に強風&スコールに襲われ、ずぶ濡れになってしまった・・・orz
クルマに戻り、デフ全開で服を乾かしながら、次に餘部鉄橋を見に行った。
餘部鉄橋とは、海に面した谷を線路が渡る場所にある、高~い鉄橋である。
鉄道ファンの間では有名なスポットであるが、老朽化のため現在、建替え工事が行なわれている。残念ながら、鉄橋に到着した時には嵐がいよいよヒドイ状況だったので、ここでは写真を撮らなかった。
とりあえず、一目見る事ができたので満足満足w
ちょうど腹も減ってきたので、鳥取市内へ戻る事に。
昼食は、鳥取港付近のとある食堂でイカ丼を食した。
このイカ丼、只者ではない。
表面を埋め尽くす、白イカの刺身。
そして、ご飯の下には特製ダレで焼いた白イカの照り焼きが入っているのである。
これが美味いの何の。。。
刺身はプリップリの歯ざわりで、しかもほんのりと上品な甘みがある。
そして照り焼きは、これまた香ばしい限り。。。
付け合わせの塩辛と粕漬け(!)も、うま~い。。。
いったい今まで、自分が食べてきたイカは何だったんだ?と自問自答したくなるほど、このイカは旨かった。まるで、今まで食べてきたイカはゴム製だったのでは?と疑ってしまったほどだw
鳥取というと松葉ガニが有名だが、白イカもまた鳥取を代表する海産物である。
こんなに美味いものが普通のお値段で食せる、という環境がうらやましくなった。
腹が膨れたあとは、レンタカーを返す時間まで気ままにドライブ。
海沿いは相変わらずの荒れ模様だったが、ときおり日が差してくることもあった。
とある道の駅で休憩していたときのこと。
ふと、海の方を見やると
「虹だっ」
キレイな半円状に、海に虹がかかっていた。
初めてみたよ、こんなの。
この虹は5分としないうちに消えてしまった。
気をよくして、さらにドライブを続ける。
旅行雑誌を頼りに、今度は三朝(みささ)温泉という所へ。
三朝温泉というと、ラドン温泉が有名だが、いかにも鄙びた温泉街という雰囲気で素敵なところだ。
まるで「千と千尋の神隠し」に出てきそうな、古風な旅館が立ち並び、湯治の場としての趣を感じさせてくれる。
付近を流れる川にかかる、橋の上に足湯があった。
川のせせらぎを聞きながら、足湯でのんびり・・・なんて素敵だ、と思いつつも、タオルがないのでスルーwww
でも、きっと天気がいい日だったら入っていたんだろうな。
この後、夕暮れがせまってきたので鳥取市内へ帰還。
なんと、この日だけで鳥取県内を200kmも走っていたw
* * * * * * * * * * * * * * *
鳥取県民の方には非常に失礼だが、学会に行く前は「なんでそんな何もない所に行かなくちゃならんのだ」と思っていた。
「どこも見るところねーじゃん。」と思っていた。
いやいや。
全然、おもしろいです。鳥取。
私が悪うございました。
ぜひ機会があれば、もう一度、今度はゆっくりと見て回ってみたいと思う。
もちろん、天気がいい日にwww
おまけ
鳥取駅にて
JR西の機動車。自分的には、国鉄時代のキハ47の方が好み。
残念ながら、キハ181を見ることは出来なかった。。。
智頭急行のスーパーはくと号。
振り子式でコーナリングが早い早い♪
今回の旅では、いろいろな電車&機動車に乗れたことも収穫の一つである。
あいにく、冬型の気圧配置になり日本海側は荒れ模様。
とても冬の関東にいては考えられないくらい荒れ狂った天気だった。
せっかくのお出かけがパー・・・とは言わないまでも、けっこうハード(笑
とりあえず、もう一度砂丘を見に行った。
写真では晴れているが、この数分後に強風&スコールに襲われ、ずぶ濡れになってしまった・・・orz
クルマに戻り、デフ全開で服を乾かしながら、次に餘部鉄橋を見に行った。
餘部鉄橋とは、海に面した谷を線路が渡る場所にある、高~い鉄橋である。
鉄道ファンの間では有名なスポットであるが、老朽化のため現在、建替え工事が行なわれている。残念ながら、鉄橋に到着した時には嵐がいよいよヒドイ状況だったので、ここでは写真を撮らなかった。
とりあえず、一目見る事ができたので満足満足w
ちょうど腹も減ってきたので、鳥取市内へ戻る事に。
昼食は、鳥取港付近のとある食堂でイカ丼を食した。
このイカ丼、只者ではない。
表面を埋め尽くす、白イカの刺身。
そして、ご飯の下には特製ダレで焼いた白イカの照り焼きが入っているのである。
これが美味いの何の。。。
刺身はプリップリの歯ざわりで、しかもほんのりと上品な甘みがある。
そして照り焼きは、これまた香ばしい限り。。。
付け合わせの塩辛と粕漬け(!)も、うま~い。。。
いったい今まで、自分が食べてきたイカは何だったんだ?と自問自答したくなるほど、このイカは旨かった。まるで、今まで食べてきたイカはゴム製だったのでは?と疑ってしまったほどだw
鳥取というと松葉ガニが有名だが、白イカもまた鳥取を代表する海産物である。
こんなに美味いものが普通のお値段で食せる、という環境がうらやましくなった。
腹が膨れたあとは、レンタカーを返す時間まで気ままにドライブ。
海沿いは相変わらずの荒れ模様だったが、ときおり日が差してくることもあった。
とある道の駅で休憩していたときのこと。
ふと、海の方を見やると
「虹だっ」
キレイな半円状に、海に虹がかかっていた。
初めてみたよ、こんなの。
この虹は5分としないうちに消えてしまった。
気をよくして、さらにドライブを続ける。
旅行雑誌を頼りに、今度は三朝(みささ)温泉という所へ。
三朝温泉というと、ラドン温泉が有名だが、いかにも鄙びた温泉街という雰囲気で素敵なところだ。
まるで「千と千尋の神隠し」に出てきそうな、古風な旅館が立ち並び、湯治の場としての趣を感じさせてくれる。
付近を流れる川にかかる、橋の上に足湯があった。
川のせせらぎを聞きながら、足湯でのんびり・・・なんて素敵だ、と思いつつも、タオルがないのでスルーwww
でも、きっと天気がいい日だったら入っていたんだろうな。
この後、夕暮れがせまってきたので鳥取市内へ帰還。
なんと、この日だけで鳥取県内を200kmも走っていたw
* * * * * * * * * * * * * * *
鳥取県民の方には非常に失礼だが、学会に行く前は「なんでそんな何もない所に行かなくちゃならんのだ」と思っていた。
「どこも見るところねーじゃん。」と思っていた。
いやいや。
全然、おもしろいです。鳥取。
私が悪うございました。
ぜひ機会があれば、もう一度、今度はゆっくりと見て回ってみたいと思う。
もちろん、天気がいい日にwww
おまけ
鳥取駅にて
JR西の機動車。自分的には、国鉄時代のキハ47の方が好み。
残念ながら、キハ181を見ることは出来なかった。。。
智頭急行のスーパーはくと号。
振り子式でコーナリングが早い早い♪
今回の旅では、いろいろな電車&機動車に乗れたことも収穫の一つである。
シルバーウイークの初日、写真仲間数人を誘って、奥日光へ日帰り撮影旅行に出掛けてきた。
コースは、中禅寺湖→戦場ヶ原→湯滝→湯の湖→霧降高原という、なかなか盛り沢山な行程だった。
当日は、朝(夜?)の3:00に出発し、一路日光へと向かった。
まだ紅葉には早かったためか、道は比較的空いていて3時間くらいで、いろは坂まで到着した。
いろは坂の手前にあるコンビニで朝食を手配し、ほぼ夜明けと同時に中禅寺湖へ到着、朝ごはんとなった。
腹ごしらえの後は、戦場ヶ原へ。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f9.0
ISO:AUTO WB:CTE
広大な草原に、うすく靄がかった景色は爽快であった。まさに朝の高原。
まだ朝の7時代だというのに、土産物屋は営業していた。
高原にあるだけあってかなり寒かったので、土産物屋で売っていたおでんを危うく買いそうになった(爆
戦場ヶ原の次ぎは湯滝へ。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f22
ISO:100 WB:CTE
PLフィルター 三脚
ここは、湯の湖から水が流れ出す場所にある滝。
森の中に突如として出現し、轟々と音を立てて岩壁を水が流れ落ちる姿は圧巻である。
しかし、高さの割りに滝の角度は緩やかで、そのためか滝つぼは大したコトなく、フライフィッシングのアングラーが次々に訪れては釣り糸をたらしていた。
滝の下流には、カツラやサワグルミなどの典型的な渓畔林が広がっていた。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f11.0
ISO:AUTO WB:CTE
一通り、湯滝で渓谷の雰囲気を味わった後は、その上流、湯の湖へ。
訪れた日は、トラウトゲーム(マス釣り大会)が行なわれていて、やたら釣り人が多かった。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f11.0
ISO:AUTO WB:CTE
この湖には、周囲を一周できる遊歩道が完備されている。
せっかくなので、遊歩道を歩きながら写真を撮っていった。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f11.0
ISO:AUTO WB:CTE
ひっそりとした湖畔の風情を楽しもう・・・と思っていたのだが、遊歩道沿いには開けた場所が少なく、所々からしか湖が見えなかった。
まあ、茨城県の某湖のように無粋なコンクリート護岸で埋め尽くされているよりははるかにマシであるが・・・
時々、開けた場所からみえる山と湖の風景は、まさに深山の雰囲気を醸し出していた。
湯の湖を後にした我々は、金精峠を通って群馬県にタッチしてから引き返そうという事になった。
しかし、ドライバー(筆者)の一存で、湯の湖や戦場ヶ原が見渡せる場所で引き返し、華厳の滝を見た後、霧降高原へ向かうことになった。
ちなみに、霧降高原は卒論研究で何度も通った場所。
プライベートで来たのは初めてだった。
霧降にやってきたお目当ては、ずばり、大笹牧場のソフトクリーム!
濃厚なミルクの風味は、一度食べたらクセになる旨さ。。。
仲間達にも評判が良かった。
ここでは、売店で各々が土産を買いこんでいた。
ちなみに、筆者は酒のつまみになりそうなチーズを片っ端から買いこんでしまった(笑
霧降高原を後にし、帰路に着いたのは16時過ぎだっただろうか。
ちょうど茨城と栃木の県境あたりでキレイな夕焼けに遭遇。
田んぼのあぜ道にクルマを停め、夕焼け撮影会と相成った。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f4.0
ISO:AUTO WB:CTE
小焼けが終わり、完全に夜の帳が降りたと同時に、この日の撮影はすべて終了した。
思いつきで企画した今回の日帰り撮影旅行だったが、朝早く出発する事で一日をかなり有効に使える事がわかった。
次回、またどこかへ行く機会があったら、ぜひまた早起きしてみようと思う。
コースは、中禅寺湖→戦場ヶ原→湯滝→湯の湖→霧降高原という、なかなか盛り沢山な行程だった。
当日は、朝(夜?)の3:00に出発し、一路日光へと向かった。
まだ紅葉には早かったためか、道は比較的空いていて3時間くらいで、いろは坂まで到着した。
いろは坂の手前にあるコンビニで朝食を手配し、ほぼ夜明けと同時に中禅寺湖へ到着、朝ごはんとなった。
腹ごしらえの後は、戦場ヶ原へ。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f9.0
ISO:AUTO WB:CTE
広大な草原に、うすく靄がかった景色は爽快であった。まさに朝の高原。
まだ朝の7時代だというのに、土産物屋は営業していた。
高原にあるだけあってかなり寒かったので、土産物屋で売っていたおでんを危うく買いそうになった(爆
戦場ヶ原の次ぎは湯滝へ。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f22
ISO:100 WB:CTE
PLフィルター 三脚
ここは、湯の湖から水が流れ出す場所にある滝。
森の中に突如として出現し、轟々と音を立てて岩壁を水が流れ落ちる姿は圧巻である。
しかし、高さの割りに滝の角度は緩やかで、そのためか滝つぼは大したコトなく、フライフィッシングのアングラーが次々に訪れては釣り糸をたらしていた。
滝の下流には、カツラやサワグルミなどの典型的な渓畔林が広がっていた。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f11.0
ISO:AUTO WB:CTE
一通り、湯滝で渓谷の雰囲気を味わった後は、その上流、湯の湖へ。
訪れた日は、トラウトゲーム(マス釣り大会)が行なわれていて、やたら釣り人が多かった。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f11.0
ISO:AUTO WB:CTE
この湖には、周囲を一周できる遊歩道が完備されている。
せっかくなので、遊歩道を歩きながら写真を撮っていった。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f11.0
ISO:AUTO WB:CTE
ひっそりとした湖畔の風情を楽しもう・・・と思っていたのだが、遊歩道沿いには開けた場所が少なく、所々からしか湖が見えなかった。
まあ、茨城県の某湖のように無粋なコンクリート護岸で埋め尽くされているよりははるかにマシであるが・・・
時々、開けた場所からみえる山と湖の風景は、まさに深山の雰囲気を醸し出していた。
湯の湖を後にした我々は、金精峠を通って群馬県にタッチしてから引き返そうという事になった。
しかし、ドライバー(筆者)の一存で、湯の湖や戦場ヶ原が見渡せる場所で引き返し、華厳の滝を見た後、霧降高原へ向かうことになった。
ちなみに、霧降高原は卒論研究で何度も通った場所。
プライベートで来たのは初めてだった。
霧降にやってきたお目当ては、ずばり、大笹牧場のソフトクリーム!
濃厚なミルクの風味は、一度食べたらクセになる旨さ。。。
仲間達にも評判が良かった。
ここでは、売店で各々が土産を買いこんでいた。
ちなみに、筆者は酒のつまみになりそうなチーズを片っ端から買いこんでしまった(笑
霧降高原を後にし、帰路に着いたのは16時過ぎだっただろうか。
ちょうど茨城と栃木の県境あたりでキレイな夕焼けに遭遇。
田んぼのあぜ道にクルマを停め、夕焼け撮影会と相成った。
ペンタックス k-7 DA16-45mmf4
AE f4.0
ISO:AUTO WB:CTE
小焼けが終わり、完全に夜の帳が降りたと同時に、この日の撮影はすべて終了した。
思いつきで企画した今回の日帰り撮影旅行だったが、朝早く出発する事で一日をかなり有効に使える事がわかった。
次回、またどこかへ行く機会があったら、ぜひまた早起きしてみようと思う。