FBITニュースアーカイブス2006-3

ITニュースの保管箱

米グーグルが初の意見書 総務省の通信政策に

2006-05-15 23:03:19 | Weblog


 米インターネット検索大手グーグルが総務省に対し、通信業界の競争政策に関する意見書を初めて提出したことが、同省が15日公表した意見募集の結果で分かった。
 意見書は、インターネット上の特定の大容量のコンテンツ(情報の内容)について、通信事業者が通信速度を制限するなどして配信事業者や利用者を差別することがないよう求める内容。グーグルは米政府にも同様の要請をしている。
 日本でもインターネットを通じた映像配信の普及に伴い、ネット上を流れる情報量が急増。通信事業者やネット接続業者は、一部の映像配信事業者がネットワークの品質に影響を与え、大多数の利用者の利便性を低下させている、と批判を強めている。
(2006.5.15/共同通信)

<デジタルカメラ>主要8社、強気の出荷計画

2006-05-15 20:50:23 | Weblog


 国内デジタルカメラメーカー主要8社の今年度出荷計画が15日出そろった。撤退企業も出るなど市場は成熟化しつつあるが、全社が前年度実績を上回る強気の計画を打ち出し、高級機である一眼レフ強化を目指す動きが目立つ。一眼レフにはソニー、松下電器産業も参入を予定、先行したカメラメーカーとの競争が激化しそうだ。
(2006.5.15/毎日新聞)

中古パソコン、値下がり進む・新品下落が影響

2006-05-15 19:12:57 | Weblog

 中古パソコンや自分で組み立てる自作パソコンの市場で単価下落や客離れが進んでいる。いずれも安さが魅力だったが、新品パソコンの値下がりが急速なため「お買い得感」が薄れつつある。

 中古の買い取り・販売最大手ソフマップによると東京・秋葉原の店舗で中古ノートブック型の売れ筋は現在10万円前後。過去2年間で約15%下がった。新品パソコンは大手家電量販店の競争で毎年1割前後値下がりし、中古の価格設定が引きずられている。
(2006.5.15/日本経済新聞)

E3が閉幕--2006年の盛り上がりはいまひとつ

2006-05-15 18:46:13 | Weblog
ロサンゼルスコンベンションセンターの会場は何万人もの「Electronic Entertainment Expo(E3)」の参加者で満員だったが、2006年は、例年ほど盛り上がらなかったようだ。

 同ショーへの参加者は例年より大幅に少なかった。これは、主催者がメディアやゲーム販売業者の参加を厳しく規制したことによる影響だと考えられる。

 また2006年のショーでは、期待されていたゲームタイトルもあまり披露されなかった。デモに行列ができるゲームもいくつかあったが、これはむしろ例外で、E3でどの展示ゲームタイトルが最高だったか聞いても、人によって意見がさまざまに分かれる。

 その中でも1つだけ、誰にも好評だったと思われるのが、Electronic Artsと「The Sims」の生みの親であるWill Wright氏による「SPORE」だった。同ゲームのデモには、連日約2時間待ちの列ができた。2007年リリース予定の「Spore」は高い期待を集めていたが、同タイトルが公開されたのは今回が初めてではない。実際、今回のデモの方がはるかに充実していたが、同ゲームは2005年のE3で「最優秀賞」を獲得している。

 一部の参加者からは、2006年のE3には多くの佳作ゲームが集まったが秀作は多くなかったとの意見が聞かれた。

 ニューヨーク州ブルックリンから会場を訪れたゲームデザイナーのAustin Grossman氏は、「強く印象に残ったものは多くなかった。2006年は充電の年だった」と語った。

 Grossman氏は、Activisionの「Enemy Territory:Quake Wars」がお気に入りだという。また、Ubisoftの「Assassin's Creed」は発売時に購入するという。しかし同氏は、失望とともにE3会場をあとにした。

 「『SPORE』だけ例外で傑出しているが、(EAの)『Crysis』や第二次世界大戦ものなど、ほかはすべて、良いというだけで特に進化は見られなかった」(Grossman氏)

 一部のE3参加者に好評だった新しいアプローチによるゲームが、ソニー・コンピュータエンタテインメントがPLAYSTATION 3向けに制作した「The Eye of Judgment」だった。これは、ゲームの登場人物に対応する革新的なカードを使ってプレーする。

 南カリフォルニア州立大学の学生Merci Hammon氏は、「また臨場感あふれるカードゲームが楽しめる。素晴らしい快挙だ」と語った。

 Grossman氏はそうでもなかったという言うが、「Crysis」に感動した参加者もいたようだ。

 Microsoftの主任プログラミングマネージャー(Xbox Liveサービス)を務めるAaron Culbreth氏は、「『Crysis』はかなりリアルに作り込まれていて、見ていて恐怖感さえ覚える。私が見る限り、人の顔や、兵士が歩くときの草の動きが、ものすごくリアルだ」と語っている。
(2006.5.15/CNET Japan)

パイオニア、Skypeでも一般回線でも対応できるコードレス電話機

2006-05-15 17:04:59 | Weblog
パイオニアコミュニケーションズは、無料IP電話ソフト「Skype」に対応したコードレス電話機「TF-FS55M-S」を6月上旬に発売する。通常のコードレス電話機としても、Skype用電話機としても利用できるのが特徴。価格はオープンで、実勢価格は1万4800円前後の見込み。

 一見、単なるコードレスホンだが、パソコンと親機をUSBで接続し、付属のSkype連携アプリケーションをインストールすると、子機からSkypeを操作できる。子機の液晶画面には、相手のログイン状態やSkype名が表示され、パソコンから離れた場所からでも、Skypeの着信を受けたり、発信したりできる。ログイン状態の変更も可能で、着信や発信の履歴も子機から確認できる。

 一般の電話回線にも対応しており、通常の固定電話としても利用できる。USBと一般回線のデュアルモードでは、一般の電話回線からの着信とSkype着信に対して同時待ち受けも可能。このほか電話機として、最大100件登録できる子機カタカナ電話帳・お気に入りダイヤル、モーニングコールなどの機能を備えた。

 対応OSはWindows XP、2000。USBポート非搭載の機種やMacintoshには対応しない。なお、パソコンとはUSBで接続するが、電源はACアダプタから給電する。
(2006.5.15/CNet)