浄空法師説法研究

浄空法師の説法に学びながら、日本語に翻訳して紹介しています。

生死の根本は、淫欲が第一である

2013-02-26 | 【生死の大事を語る】


生死根本,淫欲是第一 / 生死の根本は、淫欲が第一である
文摘恭錄—淨土大經解演義(第五二六集)2011/8/6 檔名:02-039-0526

「《沙彌律》曰:在家五戒,惟制邪婬;出家十戒,全斷婬欲。但干犯世間一切男女,悉名破戒」。我們前面講到這個地方,今天我們接著看下面文。「乃至世人因欲,殺身亡家,出俗為僧,豈得更犯,生死根本,欲為第一,故經云,婬泆而生,不如貞潔而死。」這一大段的經文,是講的五惡、五痛、五燒,這五種惡就是殺盜淫妄酒,就是五戒。這品經內容就是五戒十善,是《無量壽經》裡面所講的戒律,這一大段經文講得很細。前面黃念老引用《沙彌律儀》這段話,下面是他老人家總結的這個經教。乃至世間人因為這個欲,是愛欲、是情欲,殺身亡家,這一句我們能夠看到歷史。
《沙彌律》曰:在家五戒,惟制邪婬;出家十戒,全断婬欲。但干犯世間一切男女,悉名破戒」(『沙弥律儀』に言う。在家の五戒は、ただ邪淫を制することである。出家の十戒は、全て淫欲を断つことである。)。前の講義ではここまでを解説しました。今日は引き続き次の文を見ていきましょう。「乃至世人因欲,殺身亡家,出俗為僧,豈得更犯,生死根本,欲為第一,故經云,婬泆而生,不如貞潔而死。」(乃至は世間の人は欲によって、人を殺し家を没落させる。世俗を出て僧と為り、どうして更に(戒を)犯すことがあるだろうか。生死の根本は、欲が第一なのである。故に経に言う。淫泆(いんいつ)に生きることは、貞潔を守って死ぬことには及ばない。)この大きな段落の経文は、五悪、五焼を説いています。この五種類の悪とは、殺・盗・淫・妄・酒(殺生・窃盗・邪淫・妄語・飲酒)、つまり五戒です。このお経の内容は五戒十善であり、『無量寿経』の中に説かれている戒律を、この経文は詳細に説いています。先に黄念祖居士が引用された『沙弥律儀』の内容ですが、黄念祖居士は次に経教の総括をされています。乃至は世間の人はこの欲によって、つまり愛欲、情欲によって、人を殺し家を没落させる。この言葉は私たちは歴史の中に見ることができます。

夏商周,在中國古代,末代的皇帝因為什麼家破身亡,政權失掉了?幾乎統統是淫欲,這是歷史上記載得很清楚的。我們再細心觀察,在中國每一個朝代最後亡國的這個君王,可以說五戒全都犯了,殺盜淫妄酒。所以政權丟了,家破身亡。你就知道佛給我們定的五戒它的重要性,在世間都造成極大的災難,何況出家了,出家為僧,豈得更犯。它嚴重到什麼程度?生死根本,淫欲是第一。所以經上說「婬泆而生,不如貞潔而死」,這話是真的嗎?是真的。婬泆而生,將來死了之後墮地獄,地獄經裡頭講銅牆鐵柱,這些都是犯婬泆之罪而得的果報。貞潔而死的,絕大多數都生天。
夏・商・周、中国古代において、最後の皇帝は何によって家を没落させ、身を滅ぼし、政権を失ったのでしょうか?ほとんどすべてが淫欲です。これは歴史上の記載によって、はっきりしています。私たちは更によく観察して見れば、中国のどの王朝も最後の亡国の君主は、五戒(殺生・窃盗・邪淫・妄語・飲酒)をすべて犯したと言って良いでしょう。そのために政権を失い、家を没落させ、身を滅ぼしました。あなたは仏陀が定めた五戒の重要性を理解できるはずです。世間においてとてつもなく大きな災難をもたらしました。ましてや出家は尚更です。出家して僧となり、どうして更に(戒を)犯すことができるでしょうか。それはどれほど重大なことでしょうか?生死の根本は、淫欲が第一です。ですから経文には、「婬泆而生,不如貞潔而死」(淫泆に生きることは、貞潔を守って死ぬことには及ばない)と説かれています。この言葉は本当でしょうか?本当です。淫泆(いんいつ)に生きれば、将来死んだ後で地獄に堕ちるのです。地獄経の中には(灼熱の)銅壁・鉄柱と説かれており、それらは淫泆を犯した罪によって得ることになる果報です。貞潔を守って死んだ人は、大多数が天道に生まれます。

天堂地獄差別很大,所以我們要冷靜往前面去想想,我是願意到天堂,還是願意到地獄。這個得頭腦清醒,真信因果。佛在經上講的五戒,五惡,殺盜淫妄酒是五種惡,造這五惡的,來生人身都得不到,生天、往生沒分,這個不能不知道。你看看淨土經論,我們展開經文就看到「善男子,善女人」,帶業往生的也是善男子、善女人,經上講造五逆十惡之罪,他知道懺悔,他知道改過。至少他的這些惡業,這一句佛號能伏得住,這才能往生。
天国と地獄の差はとても大きなものです。ですから私たちは冷静に先のことをよく考えなければなりません。自分は天国に行きたいのでしょうか、それとも地獄に行きたいのでしょうか。これは頭をよく覚まして、本当に因果を信じていなければなりません。仏陀が経典において説かれた五戒、五悪とは、殺生・窃盗・邪淫・妄語・飲酒の五種類の悪です。五悪を犯した人は、来世では人身さえ得ることはできず、天道に生まれることも、往生することも分不相応なのです。このことは知っておかなければなりません。浄土経論を見て下さい。私たちは経文を開くと「善男子,善女人」とあるのが見られます。業をもったまま往生しても善男子、善女人です。経に説かれている五逆・十悪の罪について、彼らは懺悔することを知っています。悔い改めることを知っています。少なくとも彼らの悪業は、この仏号(南無阿弥陀仏)で抑えることができます。それでこそ往生することができるのです。

第一回更新 2013-02-26
第一回訂正 2014-07-31


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