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風に吹かれて(Breath of Nature)

山歩きにBike、忘れかけたflyfishing、季節の匂いや風を追って遊びたいお気楽男の雑記帳

中秋の石老山(前編)

2017-10-11 22:14:27 | 山歩き

秋の晴れ間、中央線の普通甲府行きに乗り相模湖駅で下車して、一度登りたかった
石老山を目指した。
ここからはバスで石老山入口まで向かう。

 

石老山入口バス停からしばらくは民家が点在する里山を歩く、傍らにはコスモスが出迎えてくれた
 

行道からはプレジャーフォレスト(旧ピクニックランド)の観覧車が見えてきて、
ほどなくすると登山道を示す標識がある。
 

相模湖病院の脇を過ぎると、そろそろ登山道と思わせる石畳が現れる。
600万年前に数千メートルの海底で出来たと言われる礫岩の巨石、怪石が点在する山だが
まもなく一つ目が姿を現した。
  

次に見えてきたのは駒立岩。 急登を登るにつれ登山道は水が流れ、次第に枯れかけた
沢を登っているような感じになってきた。

写真が無くこれだけでは伝わりにくいが、取り付きから岩と石の急登続き。ガイドブックとは
違いきつく歩きにくい登りが続く。最近の大雨で土が削れて登山道も変貌しているのではと思った。
 

さらに登るに連れ、文殊岩、力試岩とどんどん出てくる。
 

急登と滑るぬかるみに飽きた頃、山中にある顕鏡寺に着いた。
 

ここには樹齢400年以上と言われる蛇木杉がある。(同時に高尾山にある蛸杉を思い浮かべた私)
横に延びた太い根が二匹の大蛇が横たわっている姿に見えますか?


寺を出て更に進むとハート型をした蓮華岩(高さ3.5m、幅8m)がご愛嬌。
右は大天狗岩(高さ14.5m、幅16m)
 

飯縄権現神社と擁護岩(高さ22m、幅19m)、鏡岩(高さ23.5m、幅18m)、と吉野岩、
全身に覆いかぶさってくるようで圧倒的な迫力がある。
  

さらに試岩から100mほど登ると、八方岩に出る。

八方が見渡せると言われているのだがなぜか見えるのは南東方向だけ?!


普通に尾根道っぽくなると一呼吸つけ安心。犬を連れた地元?の婦人とすれ違う(山で初めて見た人)
えっ、あの岩と水びだしの道を犬と降りるの? 凄い山女(やまじょ)と登山犬!!

そしてほどなく見晴台に到着~
 

木漏れ日の中にベンチがあり休憩タ~イム!
 

木々の合い間から覗くと、眼下には相模湖が見える

もう一息で石老山山頂かなと、疲れてきた足を労わりながら根を跨ぎ、岩を越えグングン登る
 

何度も急な昇り降りを繰り返すこと〇〇分、
おおっ!ここが山頂かー・・・やっと着いたのか???


いやいや、山はそんなに甘くはなかった・・・・・



         後編へ続く