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バーミヤン その3 畑の中で

2006年10月03日 | Around the world 2005-2007
 
 畑の中で。今回は畑の中を歩いた時に撮った写真です。


 
 仕事中の兄妹。ジャガイモを持ってにっこりです。
 バーミヤンの畑で作られているのは主にジャガイモのようだった。チャイハネで出てきたものも新ジャガなのか心なしかうまい。


                 
                 ジャガイモの詰まった袋の上に乗って。


        
 私が訪れた時期(9月下旬~10月上旬)は収穫も終わりに近づいた頃で冬支度が始まっていた。
 左:収穫したジャガイモは穴に入れて保存する。
 右:保存用の穴掘り風景。


 
 畑の傍らで何か語り合っていたおじいさんたち。
 この日は晴れ渡り、暑くも寒くもない、思わず日向ぼっこをしたくなる最高の天気だった。


 
 ロバが一頭だけたたずんでいた畑で。


        
 バーミヤンでロバは荷役に乗り物にと重要な家畜。いたるところで乗っている人を見かける。
 左:兄弟でロバに乗って移動中。
 右:ロバと同じ体格を持つおっさんたちも乗っている。


 
 村と村をつなぐ道の途中で。


 
 牛を使って土起こしをしていた。運搬もロバで機械を使っている様子はない。
 日本時代でいったら、明治とか江戸ぐらいの農業をやっているかもしれない。


 
 同じく土起こしの様子。
 お父さんが牛を操って、娘さんが後ろから追いかけ、取り残していたジャガイモを拾っていく。


 
 なんかロバの写真ばかりになってしまったが、このロバはきつく縛られ、身動きができない状態にされているなか、
 離れた所にいる仲間にむかって、しきりに鳴き声を上げていた。
 ロバの鳴き声は本当に泣いているみたいな切ない声だが、顔が間抜けなので笑ってしまう。


                
                日が暮れ始めても仕事は続いていた。
                最後まで見ていたかったが、日が暮れる前に帰らなければと、その場を去ることに。
                日の出と共に働き出し、日の入りと共に仕事を終える、そんな生活がここにはあった。