国会中継2月22日予算委員会公聴会でキャノンの派遣労働・請負労働の実態が大野公述人から説明された。キヤノンの会長はご存じ経団連会長の御手洗氏だ。
大野氏は個人で加入できる労働団体に加入し、労働基準局も違法労働ではないか申請した。労働局は4ヶ月経っても指導らしい指導もない。
またキヤノン本社に団体交渉を依頼したようだ。しかし派遣・請負労働では交渉権がないからと門前払いだそうだ。
さて、キャノンの精密機械を作っている大野氏は正社員と同等な仕事をしている。
また10年も派遣・請負のまま正社員になれない人もいるなど実情を説明している。
派遣というので誤解されるが、実際の仕事は熟練した職人・エンジニアである。
そんな大変な仕事を正社員でない人々に任せている。
経団連の会長は、偽装請負を隠すどころか、更に派遣労働者が不利な法案を考えているようだ。
機械化できる製品はアジアにうつり、熟練労働者しか出来ない技術がいつクビをきられるか分からない不安な環境でなされている。
日本が生き残るためのオープンなイノベーションとはこのようなものだろうか。
1ヶ月3ヶ月の契約を都度都度更新し、大変な仕事を正社員に比べ低賃金で任せている。
これが総理の言う、経団連会長の言う国際競争力なのだろう。
大野氏は、安定した収入;ボーナス退職金、結婚し子どもを育て教育を受けさせ、お世話になった親の面倒を見、いずれ自分も安心した老後を暮らしたい。
そんな当たり前のことを言っている。
キャノンの社長・会長に対して大野氏は我々は奴隷ではないと主張している。
御手洗氏よ!あなたの会社で働く者の言葉を聞くつもりはないのだろうか。
日本から熟練労働者が消えてしまうと困るのはキャノンそのものの筈だが。
・・・だからと言うわけではないが、先日のデジタル一眼レフは Pentaxとなりました。
さて経団連会長を擁護していたアベ総理は、この公述人の話を聞いて、どう答えるのだろうか!それでも非正規雇用がいやなら正社員になればよいでしょとか、再チャレンジがあるでしょうとかいうのだろうか。
追記)国会では公述人に質疑応答もありました。
キャノン(だけではなく 日本の大企業はといっても良いのでしょうね)では、このように製造業でありながら偽装請負や違法と思われかねない派遣労働者を正社員との社内格差を広げている。しかし、役員報酬はどんどん上がり、株式の配当は膨らんでいる。
一部の幹部は設け、株式を購入する者(投資家のためだと思いますが)は利益が上がる(確か税制も優遇されている)構造と正社員になれない熟練労働者の問題をクローズアップされていました。
まあこれは格差の助長ではなく、コイズミ政権が目指した経済構造改革なのでしょう。
その結果でしょう。
アベ内閣も踏襲するつもりなのでしょうね。
しかし、潮目はどうでしょうか。経団連会長のお膝元から国会での公述人、また森田実氏に至ってはずっとコイズミ内閣阿部内閣を批判している政治評論家です。そのような人選が行われていることは、自民内部でアベ下ろしが始まっているどころか、進展していると言うことにしか思えません。
当のお坊ちゃまはどう思っているのでしょうかね。
大野氏は個人で加入できる労働団体に加入し、労働基準局も違法労働ではないか申請した。労働局は4ヶ月経っても指導らしい指導もない。
またキヤノン本社に団体交渉を依頼したようだ。しかし派遣・請負労働では交渉権がないからと門前払いだそうだ。
さて、キャノンの精密機械を作っている大野氏は正社員と同等な仕事をしている。
また10年も派遣・請負のまま正社員になれない人もいるなど実情を説明している。
派遣というので誤解されるが、実際の仕事は熟練した職人・エンジニアである。
そんな大変な仕事を正社員でない人々に任せている。
経団連の会長は、偽装請負を隠すどころか、更に派遣労働者が不利な法案を考えているようだ。
機械化できる製品はアジアにうつり、熟練労働者しか出来ない技術がいつクビをきられるか分からない不安な環境でなされている。
日本が生き残るためのオープンなイノベーションとはこのようなものだろうか。
1ヶ月3ヶ月の契約を都度都度更新し、大変な仕事を正社員に比べ低賃金で任せている。
これが総理の言う、経団連会長の言う国際競争力なのだろう。
大野氏は、安定した収入;ボーナス退職金、結婚し子どもを育て教育を受けさせ、お世話になった親の面倒を見、いずれ自分も安心した老後を暮らしたい。
そんな当たり前のことを言っている。
キャノンの社長・会長に対して大野氏は我々は奴隷ではないと主張している。
御手洗氏よ!あなたの会社で働く者の言葉を聞くつもりはないのだろうか。
日本から熟練労働者が消えてしまうと困るのはキャノンそのものの筈だが。
・・・だからと言うわけではないが、先日のデジタル一眼レフは Pentaxとなりました。
さて経団連会長を擁護していたアベ総理は、この公述人の話を聞いて、どう答えるのだろうか!それでも非正規雇用がいやなら正社員になればよいでしょとか、再チャレンジがあるでしょうとかいうのだろうか。
追記)国会では公述人に質疑応答もありました。
キャノン(だけではなく 日本の大企業はといっても良いのでしょうね)では、このように製造業でありながら偽装請負や違法と思われかねない派遣労働者を正社員との社内格差を広げている。しかし、役員報酬はどんどん上がり、株式の配当は膨らんでいる。
一部の幹部は設け、株式を購入する者(投資家のためだと思いますが)は利益が上がる(確か税制も優遇されている)構造と正社員になれない熟練労働者の問題をクローズアップされていました。
まあこれは格差の助長ではなく、コイズミ政権が目指した経済構造改革なのでしょう。
その結果でしょう。
アベ内閣も踏襲するつもりなのでしょうね。
しかし、潮目はどうでしょうか。経団連会長のお膝元から国会での公述人、また森田実氏に至ってはずっとコイズミ内閣阿部内閣を批判している政治評論家です。そのような人選が行われていることは、自民内部でアベ下ろしが始まっているどころか、進展していると言うことにしか思えません。
当のお坊ちゃまはどう思っているのでしょうかね。
これも大野氏の「勇気」が大きなキッカケになっているのかなと思いました。
この勇気には尊敬と、自分には何も出来ないことに苛立ちも感じてしまいます。