ファミリー メンタル クリニック

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中年男性の自殺を減らすには・・・アルコールとうつ・自殺 松本俊彦著

2014年05月18日 | 精神保健・医療行政
読み終えました。
アルコールとうつ・自殺――「死のトライアングル」を防ぐために (岩波ブックレット)
精神科医にうつ病患者を引き渡せば、自殺が減る訳じゃない。景気が悪いのに、精神科を受診しても借金が返済できる訳じゃない。
どうすりゃ、自殺を減らすことができるんだ。
抜けている視点がアルコール問題。
マスコミであまり報じられない主張。
これだけ大きな問題だけど、医師も支援者もお酒の問題は軽視。
マスコミはスポンサーの関連で声を出せない。

アルコール問題に見えるが、人に助けを求める事が難しい人達をどうやって救うシステムを作るか。
これからに一石を投じる。一般書だけど精神科医、支援者必読の書。

一般向けに書かれていて、有名な人のエピソードも紹介されており、堅苦しくないような文体になっている。
沖縄県は中年自殺が多い。
アルコールとの関連で、県庁は考えるべきだろう。

そう難しいことは夕飯を食いながらでなく、ランチでね。
夜は酒を飲まずに早く寝よう。

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