ファミリー メンタル クリニック

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School Phobia

2010年03月06日 | 児童精神医学
昨日、NHKだけかと思ったら民放でも I子様が学校を欠席することがニュースで報道されていた。びっくりした。
休んだことにびっくりしたのではないけど。

学校関係者は、直接暴力を受けた訳じゃないけど、乱暴な子がいて、恐怖で登校できないとコメントしている。

これは、日常、ぼくらは良く耳にするセリフだ。

そこで1950年代はアメリカで School Phobia 学校恐怖症 という診断があったことを説明する。
教師は、この子を叩いたりしたことは一度もありませんとか、ぼくからすると訳の分からない弁明をする。

今、流行の診断学ではPTSDに近い感じもする。
フラッシュバックも見られる。

話は変わって、義務教育で13万人もの「不登校」児童生徒がいる。
「不登校」という単語は何の意味も持たない。
きっと文科省にとっては便利な言葉だろうが。

学校恐怖症という概念できちんと説明するコメンテーターが登場するか、ニュースを見てみよう。
全国の学校恐怖症で休んでいる児童生徒の救世主となるだろうか I子様は。

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