ファミーユ

あるがままに...

100歳のお祝い

2013-05-22 09:35:05 | 日記
佐藤シン様 百歳を迎えられました。
おめでとうございます。
福島県知事さん、伊達市長さん、各関係者の方々からお祝い金を頂きました。
施設や、けやき3丁目の職員からもお祝いの品を差し上げ、職員が獅子舞を披露してお祝いしました。
息子さん、3丁目の入居者さん、職員と一緒にお祝い膳を囲み楽しいひと時を過ごしました。


     シンさんの似顔絵...3丁目職員作

お祝いの席で職員から出た質問です。
質問1・・なんと百歳まで....長生きできた秘訣は、どんなことですか。
答・・・・豆が大好き。若い時はダイズを茹でたり食べていました。
     それが、私にとっての大事な蛋白源でした。それよりも
     何よりも、生まれながらに内蔵すべてが丈夫だったのでしょ
     う。丈夫に産んでくれた母に感謝です。

質問2・・これまでの人生の中で、一番楽しかったこと、心に残って
     いることは、どんなことですか。
答・・・・五十沢小学校高等科を卒業して、東京の東京モスリン紡績
     株式会社に就職しました。働いたお金は実家に送りました。
     全国から働きに来ているお友達と仲良しになりました。昼は
     仕事をし、夜は習い事。和裁や生け花、茶道や礼儀作法....
     充実した毎日で、今も忘れられない思い出です。ここで、なん
     と十年間働きました。

質問3・・お嫁に来る時の持ち物には、どんな物がありましたか。
答・・・・自分で働いて買ったタンスや着物もありましたが、ローマ字の
     本「イソップ童話集」、「蓄音機(いまでいうCDプレイヤー)
     がありました。みんな、後に子どもの遊び道具になりました。

質問4・・子どもは何人いたのですか。
答・・・・男の子二人、女の子二人....四人の子どもを育てました。
     一番悲しかったのは、長女が中三のとき病気で亡くなった
     ことです。あの子が生きていてくれたらと、いまも残念に
     思います。

質問5・・最近の寂しいと思う事は、どんなことですか。
答・・・・たぶん、甥こや姪こが会いに来てくれなくなったことだと
     思います。耳が遠くなったことが、最大の原因です。甥こや
     姪こと会話することが一番の楽しみでしたから.....。



コメント
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