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マクロビオティック日記・香山雅子

マクロビオティック総合学院の最新情報&出来事・コラム・エッセイ・メッセージ。お料理や学院の様子などを写真を交えてご紹介。

子供の頃

2007年06月25日 | Weblog
今日は少しさかのぼって、子供の頃のお話をさせていただきます。

食べたものから、血液がつくられ、血液から細胞がつくられる事は
周知の事実ですが、
マクロビオティックでは子供の頃に食べたもので
基礎的な体質がほぼ決まってしまうといわれています。
普通に考えたら、確かにそうですよね。

そのことを知った私は、子供の頃に何を食べていたかな?
と考えた事がありました。

幼稚園くらいのときは、食が細くて小さなお弁当を半分食べるのが
やっとでしたし、何故かなかなかお腹が空かない子供でした。
体もすごく小さくて、細くて、骨と皮だねなどと言われていましたね。
実は、私にとって「ご飯を食べなさい。」はすごく苦痛でした。
いつも、ご飯を食べないという理由で怒られていました。

母は私がご飯を食べない事を父に話して「お前が悪い。」と
怒られていましたね。
それも理不尽な話ですが、我が家はそんな典型的な日本の家庭でした。
お母さん、お父さん、ごめんなさい。

祖母も協力して様々な「ご飯を食べさせるプロジェクト」を
展開するのですが、なかなか巧くいきません。
別に、私も意地になって食べないとかではなく、お腹が空いたら
満足感に満たされるまで食べていたのですが、他の子と比べて
極端に少ないというだけのことでした。個人差ですよね。
でも家族は、私があまりにも細くて、成長も遅かったので
とても心配していたのだと思います。

ご飯に甘い桜でんぶをかけたり、ふりかけをかけたり、
ところが、私は甘いご飯が嫌いでした。
ですから、ふりかけは食べれましたが、桜でんぶは駄目でした。
おにぎり、梅干し、漬物、お味噌汁は大好き。おせんべい大好き。
私にとって、梅干しのおにぎりに海苔たっぷり&お味噌汁に漬物は
最高のご馳走でした。

マクロビオティックを勉強して改めて自分のことがよくわかりました。
これでは大きくなる訳がありません。
すごく陽性なお食事なので、すぐにお腹が一杯になってしまって
量を食べることも出来ません。

もし、家族の誰かがマクロビオティックを知っていたとしたら、
誰もこんなに悩まなくてすみましたね。
父も怒らなくてすみましたし、母も怒られなくて、私も怒られずに
きっとすくすくと成長していたことでしょう。

次回へつづく

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