【雲南地域】森林・林業のお知らせ

(島根県東部農林水産振興センター雲南事務所 林業部が伝える情報ブログ)

毎木調査@虫好き林業職員

2023年06月12日 | 林業知識・森林情報
こんにちは。虫好き林業職員です。
今回は県有林で毎木調査の手伝いに行ってきました!

目的地まで300 mほど山登り。
なかなかの急勾配で、息を切らしながら現場にたどり着きました。


毎木調査では、周辺の森林の特徴を調べることを目的として、標準的な環境を選択して四角形の調査範囲(今回は20 m×10 m)に区切り、範囲内にある樹木の数や種類のほか、専用の器具を使い、樹高と人の胸部の位置にある幹の太さ(胸高直径)を測ります。
測定した木は区別できるようにスプレーで番号を振り、木の位置を平面図に記録しておくことで、伐採後も情報を調べることができます。
今回の調査は、ヒノキの人工林が対象でしたが、手入れがされていたこともあり、下層植生が豊かで草丈が2 mを超えるものもありました。

色々な植物が生えていて面白いですが、作業が難航したため、一連の作業を終えるまでに半日かかりました…。初めて調査に参加しましたが、とても良い経験になりました!

【今日の昆虫】
今回ご紹介する昆虫は、休憩中にみつけたベニボタルの仲間です。
名前の通り、初夏の風物詩であるホタルに近い仲間ですが、この子は発光器官をもたないため、光ることはありません。
少し湿った草の生い茂る場所に行くとよくいるので、探してみてください!



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