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島根県庁林業課林業普及スタッフからのお知らせ

七色館の木質チップボイラー

2005年10月05日 | 森林・林業関係の情報
大田市にあるグループホーム七色館は、館内の給湯・暖房用に木質チップボイラーを利用した施設として注目されています。
七色館のチップボイラーは年間約28tの地域材の木質チップを燃料として使用しています。チップを燃やしてもカーボンニュートラルの特性から、大気中の二酸化炭素を増加させることはありません。
普及員の試算では、A重油に換算すると200リットル入りドラム缶で約57本分に相当することから、年間32tの二酸化炭素の排出を抑えたことになります。
また、ここで使われているチップは含水率20%以下に乾燥したものですので、燃焼効率も良く、煙突からの煙もほとんど見えません。
地球温暖化防止や循環型社会の形成の観点から、こうした取り組みを広めていきたいものです。
七色館内に事務所を置き、木質チップボイラーの管理を行っているのがNPO法人緑と水の連絡会議です。連絡会議のホームページもあわせてご覧下さい。 http://www.iwami.or.jp/ohgreen/index.html

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