この世界で生きてゆくために

ありふれた毎日を繰り返し、時は過ぎていってしまう。
でも、どんな小さい事でも、優しい瞳で世界を見つめたい

18年の懲役は長いか短いか

2007年03月06日 22時30分36秒 | 社会、政治、経済
長いか短いかは別にして、長い今日のブログタイトルです。

学習塾に通う小学校6年生の女の子が、その塾の講師である大学生に刺殺された。
忌々しい記憶が蘇った方も多いでしょう。

今日一審の判決が出ました。

今年は明るく楽しい和める話題しか、この「社会・・・」のカテゴリーに
載せたくなかったのですが、どうしても言いたい事がひとつ。

被告は、広汎性発達障害という理由で無期懲役から「減刑」されたと報道。
これは異を唱えずにはいられません。

窓OSを私達に数年ごとに売りつける請求書要求男、
通称「bill get's」別名(本名だろw)ビル・ゲイツが
アスペルガー症候群であったとしても何の問題もないでしょう。
また、一般相対性理論と特殊相対性理論のアインシュタインも
子どもの頃は出来の悪い生徒だとしても何の不思議も有りません。

広汎性発達障害とは、そういうものだからです。

ところが殺人犯を減刑する理由が「それ」となると話は違います。

私は以前から、死刑、もしくは無期懲役が確定的な被告を守る手段として、
弁護士が使う「心神喪失」や「精神障害」を疎ましく思ってきました。

それは減刑や被告を守る、対法的最終手段ではなく、
生活に支障を来たしながらも、懸命に生きる障がい者の病名だからです。

ただでさえ、周囲の無理解に苦しんでいる人に、弁護士は被告を守るため、
いや自分の報酬と名誉と勝利を勝ち取るため、人権を侵害しているとしか、
私は思えないのです。

最高裁での審議が出来ず、死刑が確定した某宗教指導者しかり。

もうこれ以上、本当に苦しんでいる病気を持っている人を
これ以上苦しめないで欲しい。

それも無理な要求なんでしょうね。
今後も、死刑が確定的な容疑者、被告を守る手段として、
弁護士達は、様々な精神神経に病を持つ人達に追い討ちをかけるように、
心神喪失や精神「障害」を理由にするのでしょう。

戦争がこの世の中から消えないのと同じくらいに、
私は悔やむ日々が続くと思われます。