三日坊主日記

思い出した頃に書く日記。記憶が頼りな割に記憶力がなかったり。

魔法にかけられて

2008-03-26 18:37:06 | 楽しかった。
予告CMを見た時から、絶対観たい!と思っていた映画。ディズニーのアニメ映画から現実社会に来ちゃったお姫様と王子様。そして悪い魔女。
ディズニーがディズニー自身をおちょくってて面白かった。
いきなり歌い出しても音楽はならないし、周りから奇異の目で見られるし。歌声に集まる仲間は現代NYじゃネズミに鳩に害虫G。きもかった…
ジゼルの衛生観念やばいって。
離婚が理解出来ずに別れる寸前のカップルに「素敵ね」と言ってしまったり、空いてる時間は宙を見上げてクルクル回ってる…こんな人、現実にいたら私も遠巻きにしちゃうよ。

究極のマイペース、KYってところでしょうか。
アニメの中じゃ周りが自分に合わせてくれるんだもんね。協調性が育つわけないのかもしれません。

でも公園で歌い出したときは、ミュージシャンから花嫁花婿から公園散歩中のおじーちゃんおばーちゃんから配管工から影響されて、歌い踊り出すからすごいな。ディズニーランドのパレードみたい。配管工は仕事しろ!と思ったけど。
その中で一人影響されず、冷静なロバートに笑いました。ある意味、ロバートが一番すごいかも!

パンフレットの解説にジゼルの袖の大きさ→ファンタジー度に比例って書いてあってすごく納得。



エドワード王子も負けず劣らずトンチンカン。
学習能力のなさはジゼルの上をいってるんじゃ?
リスのジップのいいたいことが欠片も伝わらなくて笑いました。


それにしても不思議なのは女王(悪い魔女)の対応。
義理の息子が結婚→夫婦で王位を狙ってくる?→未来の妻ジゼルを亡き者に!という思考もやや苦しいものがあったものの、最後、林檎を食べて死ぬ寸前のジゼル→エドワードのキスじゃなくロバートのキスで起きた。→皆殺し!ってよくわからない…
ジゼルとロバートがくっついて現代N.Yにとどまってくれるなら思い通りなんじゃ?エドワードは一人に戻るんだし(まあ結果としてロバートの元カノとくっついたけど)

王妃ではなく、女王なので、エドワードは女王の夫の連れ子または、エドワードが王の子供(正当な王位継承者)で女王は初めは王妃→王が死んで女王に(王子が小さいころ?)とかそんなことを考えちゃいけないおとぎ話。悪い魔女は悪いと相場が決まってるんだな。

ロバートがドラゴン化した女王に捕まって、助けに行くのがドレスをまとい裸足になっったジゼルだけなのも笑います。エドワード自ら空気になってるよー

王子らお姫様以外は助けない、おとぎ話のルール?
それで助かっちゃうのも笑いましたが、ドラゴンがどうして塔から落ちたのかもわからなかったり、割とおいてけぼりか部分も。


話にはでてこなかった、ジゼルがロバートのカードで買い物しまくった後始末はどうしたのか。そんなところが気になります。ゴールドカードはさすがに限度額高いのか、散々買い物してたし←そして買ってるジゼルもロバートの娘もそこらへんわかってないし。

お金を心配しなくていい買い物=値段を気にせず欲しいものを欲しいだけ買える買い物って一番いいよなあ。


…まあ請求書を見たロバートのめんたまが飛び出たことは間違いないでしょう。


ジゼルの洋服を作る才能は素晴らしく、ラストでそれを生かしてめでたしめでたしなわけですが、型紙なしに洋服をイメージだけで作れる(しかも一晩で)ってホントすごい。作っていたドレスは両方素敵でした。

青いドレスが可愛かった!

肩のこらない楽しい映画です。たぶん考えちゃいけないんだな。

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