並行輸入への道２８（「検査対象」）

　税関で日本人が日本の車を海外で購入するのはおかしいとか最近テロとかで怪しいのはみんな調べろと水際作戦なのか我が車も「検査対象」になりました。
検査対象、要はクルマに中に輸入が禁止されている違法なものが積み込まれていないか検査されてしまう対象
業者さん大あわてです。


税関は検査終わるまでクルマを渡してくれません。
ですので予備検査に入れません。
だから番号がもらえません。
車庫証明取れません。

すばらしいほどのがっかりスパイラルです。
またそんなのになったら納車遅れます。しかし税関という機関は融通利かないもので一生懸命交渉したのですが順番に検査終了して問題が無ければ渡せるのは早くて１２日以降と言う杓子定規な回答みたいです。

10月上旬に納車と言われていたのでそれ以降に入れていた予定はご破算になりました。
しかも税関は「検査対象」を行ったため納期遅れとかになってもこれによって民間企業等にが損失が出ても関与しないお役所仕事です。

いちいち対応していたら損失の大きそうなのは税関が手を出さない可能性があるカラかもしれません。やはり危険な物を密輸されたりするのを水際で食い止めるためには仕方がないことかも知れません。

しかし、これについては前から問題になっているのも事実です。

　だから検査して何も出なかった場合等は何らかの対応を税関はして欲しいなという感じはします。検査対象をその日に対応するのではないのでそれなりの費用や責任、対応は業者さんとか民間の人が持つことになるようです。
　もう後は税関の新兵器X装置透過装置の性能と処理能力に期待します。

このことを家の者に話したら、今回通した税関は厳しいところで有名なところです。逆にすぐに通す優しいところもあるみたいです。