橘の部屋

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「デュラララ!!」#16-2【相思相愛】母、現る…。

2010-05-01 17:45:21 | デュラララ!!
※注意1:こちらは16話のBパート感想になります。
    最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
    TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
    強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
   そのままでどうぞ。


※注意2:またまた杏里に関しては冷たいかも…。
      杏里好きな方にはオススメできませんので、
      読み進まれませんように。


Aパート感想記事はこちら。
「デュラララ!!」#16-1【相思相愛】春奈が怖すぎる…夢に出そう(泣)


注意:当ブログでは、セルティの不思議SFとんでも物質は、モクモク、
  コシュタ・バワー→黒バイクは、馬クンと呼んでいます。


はい、Bパートです。

「い~ざぁ~や、くぅん」
うははは。シズちゃんのこの呼び方好きだなぁ。
「あ~そぉ~びぃ~ま…」
素敵だわシズちゃん、そんな凶悪声で可愛い台詞♪
あぁでも…

それ壊しちゃダメよ。関係ない方達まで入れなくなるからさぁ。
あ~でもキレてるシズちゃんはそんな配慮はしないわねぇ…。
それにしても臨也ったら。
こんな沸騰してるシズちゃんの肩に、コーラララを置くなんて。

その発想が大胆だよ。
熱で缶が破裂するぞ。(え)

「なぁんでシズちゃんがここに居るのかな?」
「お前を殴りに来たからに決ってるだろ」
「なんで殴られなきゃいけないのかな」
「むしゃくしゃしたからだよ」
あっそれイイ。
「良い歳してそういうジャイアニズム100%な台詞は良くないよ?シズちゃん?」
ジャ、ジャイアニズム~?

そんな言葉が存在するとは知らなかった。
ジャイアニズムっちゅうぐらいだから、ジャイアンがベースなんだろうなと
思ったし、意味もなんとなく想像はついたけど、一応調べました。
ジャイアンの「おまえのものはおれのもの、おれのものもおれのもの」
精神から付いた俗語のようですね。
自己中心的な人に対し、時に皮肉を込めた意味で使われるようです。
(wiki参照)

「てめぇ…どこまで絡んでやがる」
「いきなり何の話?」
うそ臭い笑みが気持ち悪いねぇ臨也。
そしてチラッと見るその眼が怖い。
切り裂き魔の件だとシズちゃんが言いますが、
臨也はさっさとエントランスから出ようとしてますよ。
ヒドイいいがかりだという臨也に、
「訳がわかんねぇで物騒な事件は、99%てめぇが絡んでやがる」
それは正しい見解ですね。
「残り1%を信じてくれないかなぁ」
と言って右手をすっと下ろす。
するりと袖口に滑ってくるナイフ。
これ、袖の中にどうやって止めてるんだろうな。
セルティと違って、臨也にはモクモクが居ませんからねぇ。

「くれないよねぇ」
スチャッとナイフ構える動きと、
神谷さんの台詞回しがとても合ってたなぁ、ここ。
右目の前でナイフ構えるから、右目が一瞬閉じかけるんだよね。
条件反射ですな。そういう動きまでちゃんと入れるのは
凄いなと思ったり、そんなトコ見てる私は変なヤツか?と思ったり。

こちらは杏里と春奈。
ぶっちゃけ、ちょっとこっちはどーでも良いよ、
シズちゃんと臨也バトルを早く見たいよ、とか
思っちゃいました、すいません。
うえーん、だって苦手なんだもん、この子達二人共…。
いや、違うな。二人に限らず、デュラに出てくる女性は
みんな気持ち悪いんだ。セルティ以外は。
この間、空想野郎さんも『他女性が異常者・もしくは歪んでいる』って
言ってて、私も『みんなおかしいよね』って話してたんだ。
これはもともと歪んだ物語だと、それは分かってるんだけど、
女性陣の歪みっぷりは、どうも気味が悪くてさ…。
私、見てて居心地悪くてお尻がもぞもぞするんだ。
(どんなだ)

春奈は杏里の事を調べたようです。
「くだらない人間よね」
キミもたいして変わらんと思うがな。
中学の頃からずっと張間美香の腰巾着だったこと、
男には誰でも色目を使うこと。
5年前に強盗が入って両親が殺されてること。
両親死亡の事件は、世間的には強盗の仕業ってことになってるんだな。
同じ部屋にいたのに何故杏里は犯人を見ていないのか、
春奈の突っ込みが続く中、杏里はこの状況からの脱却を考える。
そしていつものように心を閉ざして、内側へと逃げれば良いと思い、
それを実行。
目の前の景色は白黒になり、ぼんやり楕円に空いた窓から、
春奈を見ているモードになる。

この間からちょくちょく出て来ますが、
これっていわゆる解離現象ですよね。
目の前で両親が殺されてますから、PTSDかなぁと思ったんですよ。
でも贄川の乗っ取られモードも同じ見せ方だったからなぁ。
って、ここでそれ語ってるとまた終わらなくなるので
先へ進みます。

強盗はどーして杏里だけ殺さなかったのか。
それ、確かに疑問ですよね。

「あ、分かった。強盗にも色目を使ったのね。
まだ小学生だったのに。犯人はロリコンだったのかしら」
この春奈のしな作った感じがまたいやらしいですね。
その言葉に反応して、杏里が解離から戻るのが面白い。
これは杏里的にも引っ掛かってる事のようです。

寄生虫とはラクな生き方だと言う春奈に、
杏里はラクなんかじゃないと反論します。
おや珍しい。
「寄生虫って私も良い例えだと思います。
だけど、寄生しても追い出されないようにする為に、
どれだけのものを犠牲にしなきゃいけないか、分かりますか?」
分かんないよ。別に分かりたいとも思わないし。
春奈は春奈で、そうやって自分を犠牲にして那須島に気に入られようと
したのかと大笑いしてるし…。
なんだかなぁこの二人は。

「いいえ、那須島先生にはその価値はありません」
あ、よく言った。キミの犠牲にして云々はよく分からんが、
確かにあの男には、どんな価値もないですから。
「へぇ、そうなんだ。じゃあ、死んで」
杏里の首元に向けられるナイフ。
その時、またピンポーンと来訪者が。
杏里の友達かと思った春奈は、先に杏里の前で友達を刺し、
その後で杏里を始末してやると言い、玄関へと向かう。

シズちゃんVS臨也。
シズちゃんはおもむろにガードレールを掴んで引っこ抜く…。
止めてるボルトが吹っ飛んでますよー。臨也もちょいビビったか?
そして構えた互いのポーズがこれ…

凄い絵面。ちょっとシズちゃんの腕が棒ですが。
そしてそれを振り下ろそうとしたまさにその時、
二人の間に割って入ったのは愛馬にまたがったセルティ。
ここのビックリ顔のシズちゃんが可愛かったなぁ。
「おやおや」
「セルティ…なんで…」
沸騰してた筈のシズちゃんが一瞬にして沈静化して、
友の名を発した声も、穏やかなもの。
凄いよなぁ。シズちゃんをこんな風に沈静化出来るのって、
セルティと幽だけだよね、きっと。

シズちゃんの元へ走ったセルティは、
PDAに取り込んだチャットのログを見せる。
持ってたガードレールを放って、それを真剣に見るシズちゃん。
「なんだぁこりゃあ」
ここのシズちゃんの顔も素敵だったんだけど、
下にDVDの宣伝流れて字が邪魔~。

「これも、てめぇの計算か」
「セルティが偶然ここに来る事まで計算できるなら、
俺はとっくに君の家に隕石でも落としてるよ」
いや…セルティ云々より増殖してる罪歌の姉妹及び、
彼女達がシズちゃんらぶになってる事を、シズちゃんは言ったんだよね多分。
でも臨也は少し離れていたし、画面見れてないと思うんだよね…。

セルティがシズちゃんに黒メットを投げる。
シズちゃんったら、臨也に対してチッと舌打ちした後で、
丁度、眼をつぶってたんだけど、
音だけでちゃんとキャッチしてて凄い。
もうセルティとは、あうんの呼吸だよねぇ。
さっきのチャットのログを見せた所でもそうだけど、
余分な会話がなくても通じ合ってる感じで凄くイイ。
あ、メット受け取った時の音が、とってもメットの音してた。

そうそうところでこの黒メット。
シールド無くてノーブランドなんだよねぇ…と見ていて、
ふと気付いた。てか、今頃気が付いた。
これって、モクモクか!
しかもセルティのモクモクじゃなくて、
馬クンのモクモクだな。
普段セルティは2ケツ用にメット常備してたりしませんもん。
二人を割って登場し、馬クン止めたシーンでも、
そんなもんくっ付けてません。
それが突然出てくる。しかも真っ黒ノーブランド。
モクモクとしか思えませんね。
で、ちゃんとメットの音がするって事は素材も考慮してメットに
化けてるわけねモクモク。面白いなぁ。
モクモク大好き~。
にしてもそのモクモクメットをいつも何の躊躇も無く
被ってるんだよなシズちゃんって。
モクモクで出来てるとなると、
凡人ならちょっとうっと思うよね。

セルティはまた愛馬にまたがり、シズちゃんを見る。
シズちゃんは後ろに乗って、二人は南池袋公園へと向かいました。
「まったく…単細胞のくせにどうしてあんなに鋭いんだろうねぇ。
これだから俺はシズちゃんの事、だぁいっきらいなんだよ」
単細胞ではないですよね、シズちゃんは。
それに嫌いと言いつつ口元がニヤついてますけど臨也。

杏里の部屋をこんな深夜に訪ねてきたのはなんと那須島でした。
出て来たのが杏里じゃなくて春奈だもんねー。
那須島の慌てっぷりに吹いた。
「隆志!あぁ隆志!隆志隆志隆志隆志隆志隆志…」
春奈ってさ、もともとこういう子なのか、
一体化してる罪歌の影響もあるんでしょうかね。
この名前連呼とかさ。
春奈は、杏里に構ってる暇は無くなったと断りを入れる。
那須島を追いかけるわな、そりゃ。
「貴女は"みんな"に殺してもらう」
本当は"みんな"も杏里なんかに構ってる場合じゃないのだと言う春奈が、
なんか誰かに似てるなと思ったら波江に似てるんだ。
「まだ大事な事があるんだから。ふふっ」
大事な事、シズちゃんとの愛の語らいね。

春奈が行ってしまうと代わりに"みんな"がやってきました。
それぞれが手に刃物を持ってね。
学生にサラリーマン…と人種色々のようですが、男性が多いね。
でも罪歌の姉妹が入ってて、女言葉になるんだろうなぁ。

南池袋公園に着いたセルティとシズちゃん。
わらわらと罪歌姉妹達(に乗っ取られた人々)が手に刃物持って、
ぶつぶつシズちゃんへの愛を語りながら集まって来る姿は不気味ですーっ。
ここにどれだけの人が余ってくるのか分からない。
だけど一人だけオリジナルの罪歌が居るはずだと、
出かけ際、新羅がセルティに言った。
オリジナルの罪歌、それが"母"の筈。

「会いたかったわ、平和島静雄さん」
姉妹を代表してシズちゃんに話しかけたのは、陽子。
3人娘も斬られた後、姉妹になっちゃってたわけね。
「本当に素敵ね。母さんの言うとおり。私の姉妹が倒された事も、
私達はみぃんな知ってる。ネットって便利ね」
その言葉を聞いて、セルティはここに母が居ない事を知る。

最初は自分達の意識が言葉を覚えるのが大変だった。
だけど今では母と同じくらいはっきりした意識があるのだと
陽子…いや陽子を乗っ取ってる罪歌姉妹が言う。
そうね、最初の頃、チャットルームに現れる罪歌の書き込みは、
単語を並べるだけだった。しかも同じ単語を延々と。
それがちょっとずつ言いたい事の分かる文章になって行った。
そうかあれは、"言葉を覚えてる最中だった"のね。

あれ…でもネットって便利ねって事は、ネット上のチャット等で
互いの情報交換をしたってこと?
あらあら私はまた姉妹同士は情報を共有してるんだと思ってた。
え~っと、バジュラ(マクロスF)みたいにさ。
で、親が子を端末みたいに使えるのかなと思ってけど、
ちょっと違うみたいだな。

「さぁ静雄さん、貴方の強さをみんなの前で見せて!
そしてみんなで愛し合いましょう」
嬉しそうに陽子がナイフをかざす。
「誰にも、そこにいる化け物にも邪魔はさせないわ」
警官達が来る事もない。今頃大忙しだそうだ。
ここから離れた場所で、姉妹達が新しい姉妹を増やし続けているから。
あぁチャットで囮がどうとか言ってましたな、そうやぁ。

うげー…。
池袋中、罪歌姉妹だらけになりそう…。

馬クンから下りたシズちゃんは、陽子に近づいていく。
セルティは早速鎌を出してスタンバイだ。
「ひとつ訊いていいか」
シズちゃんの落ち着いた声。ドキドキしますな。
「なにかしら?」
「お前らよぉ、なんで俺の事がそんなに好きなんだ?」
強いからだと陽子は返す。
シズちゃんのデタラメな強さ。
そこに彼女達は魅力を感じている。
人類全てを愛する為に。
人間が優秀な遺伝子を欲しがるのと同じなのだそうで。

「それに、貴方みたいな人、好きになってくれる人間なんて、
いないでしょう?」
いやいやいや、セルティと幽が居ますし、
画面のこっち側には腐るほど居ますよシズちゃんファン。
「だけど私達なら、貴方を愛してあげられるよ?」
「ッハ…。ハハハハハハハ!ハハハハハハハ…」
いきなり笑い出すシズちゃん。
セルティが心配して駆け寄るのがまた、良いよねぇ。
『しっかりしろ静雄!ダメそうだったらお前だけでも逃がしてやるから』
うん、どんな事してでもシズちゃんの事は
セルティが守ってくれると信じてるよ。

「いやセルティ、正直なぁ、嬉しいんだよ俺は」
『ん?』
ちょっと首…いやメット、傾けるセルティが可愛い。
「俺はこの力が嫌いで嫌いで仕方なかった。俺を受け入れてくれるヤツなんて
誰も居ないんだと思ってな」
シズちゃん…
「だがよ、こぉんなに…何人だぁ?ま、たくさん居るわけだ。
だから、もう良いんだよな。俺は自分の存在を認めても良いんだよなぁ?
自分を好きになっても良いんだよな?」
そういって握りしめる拳。

「嫌いで嫌いで消したくて消したくてたまらなかったこの力を。
全力出して、良いんだよな?」
シズちゃああん。うるうるうる。

「あ~っちなみにぃ。俺にとってお前らみたいのは、
全然!全く!これっぽっちも好みのタイプじゃないからよ。
ま、とりあえず、臨也の次ぐらいに、大嫌いだな」
サングラスを取って、姉妹達へと向かっていくシズちゃん。

結果は次回までお預けかぁ~っ。

5年前に一度姿を消した罪歌。
それは何故だと訊いたセルティに、
可能性としては誰か、強い力を持った人間が、
罪歌を押さえ込んでいたのかもしれないと
新羅は応えていた。
そしてそれが明らかになる16話のラストシーン…。

春奈は那須島を追い詰めたようです。
「ずっとずっと貴方を思ってきた。
貴方も私の愛に応えてくれたよね?
私を金儲けに利用しようとさえ、してくれたし
それから飽きたら捨てようとだってしてくれた」
ええっと…後半2つは"してくれた"と喜ぶ事か?
それを全部受け止めて許して愛して来た、か。
うんやっぱり、キミちょっと波江と似たトコあるよね。

「でもね、足りなくなっちゃったの。
それじゃ物足りなくなっちゃったのよ」
そしたら罪歌が話しかけてくるようになった。
春奈は自分の手を切って血を出す。
その血を那須島に与えろって事らしい。

「ねぇ、今日こそは私の愛を受け入れてくれる?」
今日こそはって事は、今までも何度も挑戦したわけだ。
その、血を飲ませよう作戦にビビって、那須島は春奈から
逃げたんだな。いやそれ以前にヤバイけどこの子。
紀田に春奈の名を出されただけで怯えたのはこういうわけって事ですね。

そこに「待って」と走ってきたのはなんと杏里。
どうやって逃げてきたのかと春奈が不機嫌な声で訊くけど、
私も訊きたいよ。

その刃物で人を傷つけるのは、もうやめてくれという杏里。
他人に寄生する生き方しか選べなかった弱い人間に
言われたくないと春奈は突っぱねる。
誰かに依存する生き方しか選べなかったわけじゃない。
そう生きることを選んだ、ただそれだけ。
「人が強いか弱いかなんて生き方だけで決めて欲しくない」
まぁそれは確かにそうだね。
「ねぇ園原さん、貴女、人を愛したことがあるかしら。
貴女には無理でしょうね」
そんな杏里に分かるはずが無い。

春奈は愛の力で罪歌を支配したのだそうだ。
罪歌が那須島を斬れと言った時、抵抗したという春奈。
でも罪歌と対話するうちに、互いを理解しあったって感じなのか?
それで母になったのだという。
子供達をたくさん作って愛を伝える。
陽子や、今増えつつある姉妹達が母さんと呼んでるのは、
春奈+罪歌って事なんだよね。
でも春奈の罪歌も大元の罪歌じゃないんだよな。日本刀じゃないものね。

「人類全てを愛し、支配するために」
あら…愛するだけじゃなくて、結局、支配が目的なのか。
ナイフを杏里に向けて突っ込んでいく春奈。
声が怖いよっ中原さんが出してるとは思えぬ声だな。

杏里はそのナイフを腕で受け止める。
でも腕からは血も流れていません。

「確かに、私は人を愛する事が出来ません。
5年前のあの日から、人を愛するのが怖くて仕方なくなったんです。
だから、他の何かに依存して生きてるんです」
うわ…杏里の腕から日本刀出て来たよーっ。
どうやって収まってるのそれっ!!
春奈が人を斬って罪歌の子供を作ったように、
春奈の罪歌も子供の一振りなのだと杏里は言う。
大元の一振りは、杏里のその日本刀。

「私は人を愛せない。だから私は、私の代わりに人を愛する罪歌に依存して…」
いえ…」

「寄生して生きてるんです」
そーきましたか。
張間美香や帝人&紀田への寄生どころじゃないなこりゃ。

って、うわーもう文字ギリです。
まだ言いたい事あったんだけど…とりあえずこんなところで。


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