橘の部屋

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「デュラララ!!」#24-2【則天去私】サイモンにお礼をしたいです(笑)

2010-06-26 21:58:37 | デュラララ!!
※注意:こちらは24話のBパート-1感想になります。
    最初から見てくださる方は、Aパートの方からどうぞ。
    TB下さる場合は、出来ましたらAパートの方に頂けるとありがたいです。
    強制ではありませんので、既に貼った後でしたら、構いません、
   そのままでどうぞ。


Aパート感想記事はこちら。
「デュラララ!!」#24-1【則天去私】ドタチンはやはりイイ男だねぇ。

注意:当ブログでは、セルティの不思議SFとんでも物質は、モクモク、
  コシュタ・バワー→黒バイクは、馬クンと呼んでいます。



はい、Bパートです。

…と、その前に~、
Aパートで見落としてたトコ発見したので補完しておきます。

シズちゃんが槍投げして標識を法螺田の車に投げた後、
それでも止まらずに走り去る法螺田達を
セルティが追ったのき確かだけど、
「くっ黒バイク!イヤァァァァァ(←かな?この叫び声って)」
ってハンドル切って法螺田が幅寄せしたのは
葛原の白バイだった、って事だったんだな。
葛原が白バイに幅寄せするとは…と法螺田に言ってましたけど、
そこ、意味がよく分かってませんでした。

法螺田は恐怖で錯乱してたし、
白バイの近づく音をセルティだと勘違いしたわけですな。
よく見たら法螺田がハンドル切った左側に
白く光るライトありますね。
ライトが眩しくて全体の姿が見えてないのがミソなわけね。

セルティは後方から見てて葛原の出現を知ってたから、
追うのを止めて、両手をパンッと合わせてこしこしと擦ったわけだ。
つまりは、
ご愁傷さま、とか成仏しろよ、とか、そんな意味だったのね。
葛原はセルティの天敵ではありますが、
彼の容赦の無さは身を持って知ってるので、
懲らしめてほしいヤツを託すには、もってこいの相手だからな。
はぁ~なるほどぉ。
前半も見所盛りだくさんだったんで、
一度見二度見では細かい所まで把握出来ないですよね、これ。

あ~それにしても葛原がカッコ良くて困るわぁ。
私、藤原さん声も弱い…うう。


はい、ほんとにBパート、行きます。

オフィスに戻って来た臨也。
そうそう、私、前から疑問だったんですが、
ここってオフィス兼住居なんですかね?
今臨也が入って来たドアと玄関までの間にもう一部屋、
あったりするのかしら。
住居部分は出て来た事ないけど。

遅かったわねと声を掛けた波江が、彼を見て
「何その顔」
噴出しそうな声でそう続けるまで臨也の顔はちゃんと映らない。
「どうしたの?」

うわ、これはまた…。
「ちょっと良いパンチをくらってね」
誰がやったんだ?今から一升瓶持ってお礼に行くわ私。
(なんで一升瓶?…いやなんとなく)

それは杏里と別れて戻る途中のこと。
鼻歌まじりでるんるんしてるのがまた憎らしい。
「ヘイ!」
臨也はよく知った声に呼び止められた。
「サイモン?」
立ち止まって顔を向けた臨也に、
サイモンはニィッと笑っていきなり拳を突き出した。
これは不意打ちですから
さすがの彼も避けようがなかったんですね。
まさかいきなり殴られるとは思わないもんな。

にしても、飛距離凄いんですが…。
シズちゃん並み。
シズちゃんと渡り合えるもう一人の男だもんな、サイモン。
臨也は飛ばされて公園のオブジェに激突。

これには溜飲が下がったよ。ちょっとだけだけどね。
サイモンに感謝だわ。

臨也が叩きつけられたそのオブジェが、
"LOVE"って文字なのはわざとですよね。ぷぷぷ。
無様な姿をみせるハメになる臨也に、
せめてこの文字で?スタッフさん優しいのね。臨也らぶ?

オブジェから地面へと、うつ伏せで落下した臨也。
ベチョッと潰れた蛙みたいだよ~。
カッコ悪いぃ~。イヒヒヒヒ。
這ってオブジェに寄り、もたれるようにして座り込む。
左目を押さえて俯いてる彼の前にしゃがんで、
サイモンはロシア語で語り出しました。

※ロシア語は拾えません。
 「()」()の中が訳されて画面に表示されてた台詞です。

「(ヘイ、少しばかり、嫌な話を聞いてくれるか。
笑えるほどに卑怯な奴だな、お前は)」
そう言ってはっはっはとサイモンは笑う。
臨也も自分が卑怯だというのは分かってる。
でもその自分の卑怯さが好きなんだとさ。

沙樹が、全部デニスに話したそうな。
あの電話、そうだったのか。
そうなら良いなと思ったけど、彼女は盲目的な臨也教信者だから
また臨也の指示で何かわざと撹乱の為に情報流したのかと疑ったんだ。
そうか、裏切ったのか、教祖を。

「(沙樹が?…なんで沙樹が……)」
「(正臣に本気で惚れてたのさ。
あんた、見限られたようだな)」
そうか、愛が勝ったか。

あまり街を荒らすなというサイモンに、
本当に人が好きなだけなんだと言う臨也。
字幕は下に出てましたが、ここからしばらく右端で縦書き。
カメラは引きでオブジェのLOVEにピントが合ってる感じ。
良いアングルです。絵になります。
これで文字が下にあったらバランスが悪くなるところです。
考えてますねぇ。

「(そんな理屈でごまかすな。
本当は静雄に負けたくないだけなんじゃないのか)」
車が通るたび、LOVEオブジェの横っ面に
ライトが当たっていくのがまたイイ。
「(あいつにコンプレックスがあるだけなんじゃないのか)」
おお~っサイモン、よくぞ言ってくれました。

臨也は、眼を押さえたまま、へへ…と笑う。
それは否定なのか肯定なのか。
けれどチラリと見せた表情から推測するに、
図星だったのかなと思いました、私はね。

「(自分が思っていることなんて、
自分が思っている以上に、まわりにバレバレなもんだ)」
「(…サイモンさぁ)」
「ん?」
「お前、ロシア語と日本語で印象変わり過ぎだって」
最後の臨也の台詞は日本語。
ほんと彼の言うとおり、印象ガラリと変わりますよね。
また黒田さんの艶のある低い声にロシア語が合うんだよねぇ。
神谷さんも頑張ってるなぁロシア語。
上手いかどうかは私はロシア語さっぱりなので、コメント出来ませんが、
素人耳にはお上手そうに聞こえます。

鏡で顔を確認してた臨也が、波江に一つ聞いていいかと訊ねる。
「法螺田に帝人君の情報流したのって、君だろ?」
「どうかしらね」
…そういうことか。あの時の電話は。

私はキミが良い方向に動いてくれてるのかと
多少期待したのだけど、疑った沙樹の方が実は善で、
キミはただ自分の溜飲を下げたかっただけか。
「怖いねぇ。未だに根に持っているとは」
帝人は波江の邪魔をしたんだもんな。
臨也のゲームの行方も、切り裂き魔も黄巾賊もダラーズも、
波江にとってはどうでも良い話。
だけど、帝人だけは恨んでるわけだ。

怖いねぇと言いつつ、
臨也は例の盤上の駒を手でならしてしまった。
ゲームオーバー。
結局臨也の思う結果にはならなかったんだよね。

「全く…俺の予想通り動いてくれる人も居れば、
サイモンやシズちゃんみたいに予想を覆す人間も居る。
だからこそ、俺は人を愛して愛して愛してやまない」
だからこんな糞ったれな仕事をしていられるんだろうと
臨也は自らを分析する。
「反吐が出るぐらいに、…楽しいよ」
そんな臨也に波江が一言。

「なんども言うけど、人間の方は多分貴方の事が大嫌いよ?」
そんな屈折した愛は、理解出来ないわねぇ。
少なくとも私は。

「そうかな…はは…はは…はははは…ははははははは」
変な笑い方しながら臨也はセルティの首を見上げる。
今日は裏に隠さず、見える場所に置いてるのね。

いきなり沙樹の病室に立つ紀田のシーンで、あれ?と思いました。
もう起き上がれるの?と。
これは夢オチでした。
ただの夢じゃなくて回想でもあるのかな。
実際こんなやりとりを既にしていて、
その時の事を夢に見た、とか。

隠してた真実を沙樹に告げようとする紀田。
でも沙樹は既に知っていました。
紀田が助けに行かなかったことを。
『正臣、ずっと臨也さんに電話掛けてたんでしょう。
何回も何回も。臨也さん笑いながら着信履歴見せてくれた』
…臨也、サイテー。

でも気にする事ないと沙樹は言う。
『あの後来られても私としては、たいして変わんないし』
『やめてくれ』
『だったら正臣が怪我しなくてそれが一番良かったって…』
『別れよう!』
紀田が畳み掛けるように叫ぶ。
沙樹がなんともいえない表情を浮かべてる。
紀田はもう一度口にした。
『別れよう…』

自分の吐いた言葉にハッとして目覚めた紀田。
「サイテーだな俺。沙樹は俺の何処を見て
カッコ良いなんて思ったんだろうな」
紀田の独り言に、答えが返る。
「その、変に素直なところよ」
沙樹は狩沢達から全部聞いたらしい。
「馬鹿だね。正臣は本当に馬鹿だよ」
「分かってるだろ昔から」
紀田は、ほんのり笑ってる。

謝らなきゃいけない事があると沙樹が語り出す。
あの時、本当はわざとブルースクウェアの連中に
捕まったのだと。
それで全部終わると臨也が言っていたから。
自分から彼らの溜まり場に近づいた。
後は臨也が情報を流して、ああいう結果となった。
でもそれも、紀田は知っていた。
「臨也のヤツに言われたんだろ?俺を引き止める為に
ずっと歩けない振りをしろって」
そう、これまでずっと沙樹はベッドの上でしたから、
もう一生歩けない足になってしまったのかと私は思ってましが、
今、彼女は歩いて紀田の病室に来て、立って喋ってるんですよね。
ほんとになにもかも、臨也の指示通りにしていたんだね。

「俺を手駒にしたかったんだろうな」
「正臣…」
「俺、エスパーだもんよ」
あら…なんだよ。良い顔しちゃって。

「初めて臨也さんの言う事に逆らっちゃった」
そうだね。よく逆らった。よく出来ました、だよ。
それにしてもほんと、幽に似てますな、
沙樹のこの辺りの作画。
髪型がまず似てるんだよね。
幽の方が長いけど、前髪の真ん中長くてV字なトコも、髪の色も。

「今ならやっと言えそうな気がする。
助けに行けなかった、ゴメン」
沙樹の瞳が揺れる。
「だけど、俺はやっぱり沙樹の事が好きだ。
だから頼む。別れないでくれ」
しばし立ち尽くした沙樹が、紀田の身体に飛びつく。
彼はベッドに寝ているわけで、ベッドにちょいとダイブです。
これはちょっと痛い…&重い。

「やっぱり正臣は馬鹿だよ。本当の馬鹿だよ」
「仕方ねぇだろ」
そう苦笑して沙樹の頭を撫でる彼の手が優しい。
「欠点の一つくらい眼ぇつぶってくれ」
あぁその台詞は…。
「自分で分かってるなら直そうよ」
瞳潤ませて沙樹がそう言えば、紀田は懐かしさに笑顔を浮かべる。
「一緒に…直して行こうよ」
それはかつて、紀田が沙樹に言った言葉。
今度は沙樹が紀田に言う。
立場入れ替わりで、あの時の会話がそのまま逆になっている。

『正臣は?私のこと好き?』
『ヤツへの狂信的な態度を止めたらぁ~
好きになっても良いかなぁ~』

紀田にそう言われた沙樹が、
『欠点の一つくらい、眼をつぶってくれると嬉しいな。
直すつもりないけど』

なんて笑って言った。

続いた言葉は、
『欠点なら直せよ。俺も手伝ってやるからさ
紀田が言ってくれたその言葉は、彼女の胸に深く刺さったのだと思う。
それでも、やはり臨也教からはなかなか足を洗えなかった沙樹。
臨也と臨也の言葉が世界の全てみたいになってたから、
そら無理だろうとも思えました。
ところが最後には、紀田への愛が勝った。
欠点は、直ったわけですよね。


紀田は思い切り沙樹の身体を抱きしめた。

すみません、ちょお~っと後半1記事に収まらないみたいなので、
ここで一旦切らせて頂きます。

続きはこちら。

「デュラララ!!」#24-3【則天去私】バキュラが代弁してくれた♪


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