地域で採れた食材を使い、古くから自然と調和して作られてきた食べもの。
伝統を受け継ぎながら伊賀上野で慶応元年に創業し、醤油の醸造から始まったという「養肝漬 宮崎屋」へお邪魔しました。
養肝漬とは、伊賀盆地特産の白瓜の芯を抜き、その中にしそ、生姜、大根、胡瓜等を細かく刻んだ物を詰め、たまり醤油にて昔味で2年、新味で1年の間自然熟成させたお漬物です。
「養肝漬」という名前は、藩主藤堂高虎が陣中に食料として常備し武士の志気を養う、
“武士の肝っ玉を養う漬物”というところから命名されたのだそうです。
この養肝漬になる白瓜は、契約した地元の農家さんに作ってもらっているそうです。
「退職して、これからゆっくりと農業を・・・」と考えていらっしゃる方にお願いをしたりして、材料は地元で作る。
六代目社長の宮崎さんに、漬けものを製造している蔵の中へ案内していただけることに!!(嬉しい!)
現代に多く普及しているプラスチック製の入れ物ではなく、現在も明治時代に製作された大型木製樽を使用し、二年という長い時間をかけて作られる養肝漬。
ここには約30種類もの菌がいて、それらが漬けものがおいしく発酵するには欠かせない存在。
樽が置かれている蔵も当時のまま。
趣ある建物でした。
社長の宮崎さんは、伝統を守る大切さなど熱い思いを静かな口調でゆっくりと伝えてくださいました。
地元の食材を使い、古くから自然と調和して作られてきた食べものは、化学調味料などはなかった時代から
受け継がれていて、自然発酵食べ物は人の体にも優しく、エシカルな食べ物なんだなと思いました。
「養肝漬 宮崎屋」では、漬物や佃煮の他に、醤油の新しい食べ方として、自家製の醤油とバニラアイスで作ったアイスクリームを販売しています。
キャラメルフレーバーや、きなこのようでとても食べやすく、お店でしか食べることはできない貴重な限定のメニュー。
なんとそれを、いただきましたー!!
醤油アイスを持つ6代目宮崎さん
今まであまり漬けものに馴染みの薄かった若い世代の人たちにも、養肝漬の魅力を伝えていきたい。
そんな思いもあって、醤油アイスなどを試行錯誤して作られたそうです。
地元のかたに支えられ、この養肝漬が長く、広く伝わっていけばステキですね。
(中村 真里)
伝統を受け継ぎながら伊賀上野で慶応元年に創業し、醤油の醸造から始まったという「養肝漬 宮崎屋」へお邪魔しました。
養肝漬とは、伊賀盆地特産の白瓜の芯を抜き、その中にしそ、生姜、大根、胡瓜等を細かく刻んだ物を詰め、たまり醤油にて昔味で2年、新味で1年の間自然熟成させたお漬物です。
「養肝漬」という名前は、藩主藤堂高虎が陣中に食料として常備し武士の志気を養う、
“武士の肝っ玉を養う漬物”というところから命名されたのだそうです。
この養肝漬になる白瓜は、契約した地元の農家さんに作ってもらっているそうです。
「退職して、これからゆっくりと農業を・・・」と考えていらっしゃる方にお願いをしたりして、材料は地元で作る。
六代目社長の宮崎さんに、漬けものを製造している蔵の中へ案内していただけることに!!(嬉しい!)
現代に多く普及しているプラスチック製の入れ物ではなく、現在も明治時代に製作された大型木製樽を使用し、二年という長い時間をかけて作られる養肝漬。
ここには約30種類もの菌がいて、それらが漬けものがおいしく発酵するには欠かせない存在。
樽が置かれている蔵も当時のまま。
趣ある建物でした。
社長の宮崎さんは、伝統を守る大切さなど熱い思いを静かな口調でゆっくりと伝えてくださいました。
地元の食材を使い、古くから自然と調和して作られてきた食べものは、化学調味料などはなかった時代から
受け継がれていて、自然発酵食べ物は人の体にも優しく、エシカルな食べ物なんだなと思いました。
「養肝漬 宮崎屋」では、漬物や佃煮の他に、醤油の新しい食べ方として、自家製の醤油とバニラアイスで作ったアイスクリームを販売しています。
キャラメルフレーバーや、きなこのようでとても食べやすく、お店でしか食べることはできない貴重な限定のメニュー。
なんとそれを、いただきましたー!!
醤油アイスを持つ6代目宮崎さん
今まであまり漬けものに馴染みの薄かった若い世代の人たちにも、養肝漬の魅力を伝えていきたい。
そんな思いもあって、醤油アイスなどを試行錯誤して作られたそうです。
地元のかたに支えられ、この養肝漬が長く、広く伝わっていけばステキですね。
(中村 真里)