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日本人として日々の暮らしの中で思うこと、知りたかったこと

「雨の街を」(荒井由実)

2019-04-02 23:22:43 | 音楽・映画・アニメ
2019/1/19(土) 午前 9:11

 新年会もそろそろ一段落でしょうか。2次会のカラオケで自分の好きな歌を人前で歌う機会もあったかと思います。私がカラオケなどで歌う曲の一つはゆーみんの「雨の街を」で、彼女の曲の中で特に繊細な歌詞やメロディーがゆーみんワールド真骨頂という雰囲気でとても好きな曲のひとつです。ゆーみん本人も「今も昔も私の1番好きな曲」と前置きしてかつて歌っていたとか。

YUMING VISUALIVE ALARM a mode ツアー67(1986年)の最終日日本武道館の本人映像(荒井由実時代)の動画です。




(補足)
この映像をごらんになるとおわかりになると思いますが、まだ少女のようなゆーみんが心を込めて歌っており、朝目覚めたとき、少女のゆーみんは「あなた」のところへ「垣根の木戸の鍵を開けて」「おはよう」を言いに行きたい。「そんな朝が来たなら」と未来を思い描いている。

つまり、愛する人にはいつでも会えるくらいに自分のすぐそばにいてほしい、そして特に彼女が素晴らしいのは、その「あなた」は自分と同じ家に住んで傍らでいびきをかいて寝ている相手ではなく、すぐ近隣の家に住んでいる「あなた」であると表現するあたりですね。

そういう「あなた」がいれば「どこまでも遠くへ歩いて行けそう」だということでしょうでしょうか。一緒に住んでいる人間同士はエゴのぶつかり合いになってしまうし、相手のいやなところも見えてしまうからこそ、「垣根の木戸の鍵を開けて」「おはよう」を言いに行けるくらいの距離がいいと。細かいところですが、家と家(庭と庭?)の間には「鍵のかかる木戸」があって、互いの家はいつでも行き来できるけれど、しかし「鍵」のかかる「木戸」がその間にある、そういうイメージをさらっと歌っているのですね。

「雨の街を」(1973年)作詞・作曲 荒井由実

夜明けの雨はミルク色
静かな街に
ささやきながら 降りて来る
妖精たちよ

誰かやさしくわたしの
肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いところへ
歩いてゆけそう

庭に咲いてるコスモスに
口づけをして
垣根の木戸の鍵をあけ
表に出たら

あなたの家まですぐに
おはようを言いにゆこう
どこまでも遠いところへ
歩いてゆけそうよ

夜明けの空はブドウ色
街のあけりを
ひとつひとつ消していく
魔法つかいよ

いつか眠い目をさまし
こんな朝が来てたら
どこまでも遠いどころへ
歩いてゆけそうよ
誰かやさしくわたしの
肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いどころへ
歩いてゆけそう
誰かやさしくわたしの
肩を抱いてくれたら
どこまでも遠いどころへ
 歩いてゆけそう




コメント

俺もこの歌好きです
荒井由実は声がいいですよね
このブログの曲、欲言えばもうすこし
曲のテンポを上げてほしかったなって思います^^
2019/1/19(土) 午前 10:56[ 桑の実 ]

お若くて現役のkamakuraboyさんですから年末とかお正月とかの季節の節目には忘年会とか新年会といった楽しい会がたくさんおありなのでしょう。
そして、このような今どきの歌手さんの歌をご披露なさるんですね。
羨ましい限りです。

「杜子春」の中に出てくる鉄冠子みたいなわたしのカラオケといったら、還暦や古稀の同級会(還暦や古稀って何歳でするかご存じですか…?)の準備会の後にあるくらいなもので、そのような時はみんなで「きょうは三橋美智也を全部うたう」とか言って盛り上がります(三橋美智也さんっていつ頃の歌手さんかご存じですか…?)。

同級会は、50年以上も前からわたしが声掛けしてやっていますが、その時は遠く九州などからも80名を超えるみなさんが集まります。

P.S なお、わたしは若い頃、(NHKの)鈴木健二アナウンサー、泉雅子さん、アグネス・チャンさん、菅原文太さん、中村雅俊さん、(甲子園常連だった和歌山箕島高の)尾藤公監督…などの1000名を超える講演会を手懸けてきています。
こういうことが本当に好きだったのです。
2019/1/19(土) 午後 0:05[ weeping_reddish_ogre(泣いた赤鬼) ]

> 桑の実さん
こんにちは。コメントをありがとうがとうございます。テンポは確かに少しスローですね。ゆーみんがピアノで弾き語りしている映像もあったのですが、そちらの方が画質もよかったのですが、最後の方が途中で切れていて、こちらを貼りました。
2019/1/19(土) 午後 1:16kamakuraboy

> weeping_reddish_ogre(泣いた赤鬼)さん
こんにちは。コメントをありがとうございます。三橋美智也さんは春日八郎、村田英雄さんらと共に昭和の「元祖御三家」の一人ということはて知っておりますが。どんな歌があるかまでは思い浮かびません。

ゆーみんは70年代から歌っていますからキャリアが長く、松任谷由実といえばご存知だと思います。荒井由実=松任谷由実です。例えばジブリアニメ「魔女の宅急便」の「やさしさに包まれたなら」や「風立ちぬ」などの「ひこうき雲」は映画の宣伝CMなどでお聴きになったことがあるのではないかと思います。

泣いた赤鬼さんは仙台の文化関係のお仕事をいろいろ手掛けてこられたのですね。ブログで面白い思い出話などを教えて下さい。
2019/1/19(土) 午後 1:27kamakuraboy

エスキモーということばはカナダに住んでいた先住民族を指すということで、自分たちでは「イヌイット」と自称しているとのことです。
北極に行った女優の泉雅子さんはこの「イヌイット」ということばを「犬一頭」を思い浮かべすぐ覚えたって話していました。
などといったたくさんのみな様の講演にはそれぞれに思い出がありますが、わたしが特に心に残っているのは、和歌山県箕島高の監督として春選抜3回、夏選手権1回の優勝、甲子園通算35勝の偉業を達成した尾藤公氏のお話ですね。

最近は屋内練習場なども整い、東北にも、東北高のダルビッシュ投手(カブス)や、花巻東高の大谷翔平投手(エンジェルス)や、同・菊池雄星投手(マリナーズ)などといったすごい選手も育ってきていますが、40年・50年前は九州や四国の南の地方の高校にはなかなか勝てませんでした。
きょうは、その頃のお話です。
2019/1/19(土) 午後 5:41[ weeping_reddish_ogre(泣いた赤鬼) ]

尾藤公監督が指揮を執った和歌山県箕島高野球部の試合にはたくさんの名勝負がありますが、その中からいくつかをご紹介します。

昭和45年春
北陽:20000010100:4
箕島:00012000101:5

昭和54年春 優勝
8対7で、牛島(後中日)-香川(ドカベン・後南海)を倒す

昭和54年夏
優勝(春夏連覇)
星陵:000100000001000100:3
箕島:000100000001000101:4
12回裏2アウト(ランナーなし)から同点ホームラン
16回裏2アウト(ランナーなし)から???????
18回裏サヨナラタイムリー
この後,明徳,上尾を破り優勝

明徳:00000000000021:3
箕島:00000000000022:4
2019/1/19(土) 午後 5:45[ weeping_reddish_ogre(泣いた赤鬼) ]

上の???????は、バッターが1塁ファールフライを上げてしまい誰もがゲームセットかと思ったところで、1塁手が芝生の切れ目にスパイクを引っ掛けてしまい転倒、落球。
その直後に、同点ホームラン。

尾藤監督のお話の最後のまとめは、
さ○ごのさ○ごまであ○らめるな!
でした。
2019/1/19(土) 午後 5:46[ weeping_reddish_ogre(泣いた赤鬼) ]

一杯思い出話を書いて下さった泣いた赤鬼さん、ありがとうございます。

ところで、この曲の歌詞を書き足しておきました。よかったら歌ってみてくださいね。
2019/1/20(日) 午前 0:02kamakuraboy

ユーミンの中ではしみじみとした曲調ですね。
持っているCDを調べたら「ユーミンからの、恋のうた。 [Disc 1]」の4曲目に「雨の街を」が入っていました。
私は8曲目のちょっとポップで明るい曲調の「まずはどこへ行こう」も好きですよ。
2019/1/20(日) 午前 1:55泉城

> 泉城さん
おはようございます。コメントをありがとうございます。「まずはどこへ行こう」は楽しい曲ですね。ゆーみんのよさは陰と陽の両方を併せ持っていてどちらも軽やかでわかりやすい詩のような丁寧な言葉で表現してみせてくれることかもしれませんね。 この曲について少し本文に(補足)を書き足してみました。
2019/1/20(日) 午前 7:07kamakuraboy

> kamakuraboyさん

「雨の街を」の歌は1973年ということですからわたしが仕事について少し経った頃で、当時は職場と部屋の行ったり来たりで、テレビも持っていなかった時代だったことで、申し訳ありませんが歌をも聞いたことがありませんでした。

kamakuraboyさんって、最初は歌詞にあるように「誰かやさしく肩を抱いてくれたら」って願っているのかなって思ったのでしたが、本当は、コメントにありますように「しかし「鍵」のかかる「木戸」がその間にある」ようなのがいいって考えているのかなぁって想像しました。

わたしは、「垣根の木戸の鍵を開けて」といったところを目にし、若い頃にはまった山本周五郎さんの「おさん」の中の「その木戸を通って」を思い出しました。
その一篇は、「鼓くらべ」などと同じ猟奇小説の部類に入りますね。
2019/1/20(日) 午前 9:24[ weeping_reddish_ogre(泣いた赤鬼) ]

> weeping_reddish_ogre(泣いた赤鬼)さん
山本周五郎の「鼓くらべ」は短編なので、今読んできました。芸事は人と競うよりももっと高いところにあるものという名人(自らの腕を折ってしまった老人)の真髄ともいえる教えの話ですね。山本周五郎の小説は殆ど読んでいなかったので、ちょっと興味がわいて参りました。

山本周五郎の「その木戸を通って」の方は、市川崑監督で映画化されているようですね。2008年公開で、市川崑の遺作となったようです。

映画のプロモーション映像:https://eiga.com/movie/54033/video/
2019/1/20(日) 午前 11:17kamakuraboy

> kamakuraboyさん


山本周五郎さんの作品は全部で500編くらいあると思いますがその中の480編くらいは短編です。
「鼓くらべ」がどの短編集の中に入っているのか覚えていなかったので昨日のコメントには書きませんでしたが、よく見付けられましたね。
その中に、「女の人が鼓を打っているうちに我を忘れて狐の目のようになってしまった」といったところがあったと思うのですが、わたしはそのようなところが猟奇的だって思ったところでした。
と思って、「鼓くらべ」を探し、「松風の門」ので見付け読んでみました。
ところが、私が思っていた
> 鼓を打っているうちに夢中になって、目が狐の目になったみたいにのめり込んでしまったといった
内容ではなかったです。
鼓の出てくる別のお話だったみたいです。
2019/1/20(日) 午後 0:23[ weeping_reddish_ogre(泣いた赤鬼) ]

わたしの住む宮城県に石ノ森章太郎さんていう漫画家がいるのですがその師匠は手塚治虫さんかなって思います。
同じく、お隣の山形県に藤沢周平さんっていった作家さんがいるのですが、その方の作品も山本さんと似ているかなって思います。

そうですね。
山本さんって漫画家でいえば手塚さんみたいなレベルの方ですね。

「その木戸を通って」はたくさんある山本さんの作品の中の1編で代表されるものとは言えないし、また読んだ後の気持ちもすっきりするものではないはずですが…

どこかのどの本かの中に、江戸で突然にいたくなった人が、後で金沢で見付かったなどといったお話があったような気がするのですが、そのような猟奇的なお話ですね。
2019/1/20(日) 午後 0:24[ weeping_reddish_ogre(泣いた赤鬼) ]

こんにちは、kamakuraboyさん
これどうですか?
ベルベットイースター
https://www.youtube.com/watch?v=VNZfw2Jn6sw
2019/1/20(日) 午後 2:00[ 桑の実 ]

> 桑の実さん
素敵な曲ですね。歌詞の解釈を読んできました。「小雨の朝」「1番好きな季節のいつもと違う日曜日」に迎えに来てほしい相手とは実は亡くなった少女の母である、と解釈してありますね。きっとこの少女にとって憧れの女性は母だったということですね。「天使の梯子」というのは雲の間から太陽の光りが射す様をヨーロッパの人々はこう呼ぶそうです。天使が降りて来そうなほど「低い空」から天使が連れて降りて来るのは亡くなった母。削除
2019/1/20(日) 午後 2:22kamakuraboy

沢山素晴らしい歌をつくっていますね。心に届く思い出の歌も多い。悲しい歌もときめく歌も、彼女の心を歌って居るのかも。荒井由美さん、苗字が替わりました松任谷さんとも云うのでしたね。
2019/1/21(月) 午後 9:35[ 井頭山人(魯鈍斎) ]

> 井頭山人(魯鈍斎)さん
こんばんは。コメントをありがとうございます。ゆーみんの曲は私はどちらかというと初期の荒井由実時代の曲が好きですが、これほど息の長い活躍をなさっておられるのも、彼女が多様な感性豊かな曲を作り続けて、ライブなどでご自身が精力的なパフォーマーでもあるからですね。削除
2019/1/21(月) 午後 9:56kamakuraboy

こんばんはー
俺は「中央フリーウェイ」もいいかな^^
中央高速走りながらビール工場はどこだと探しちゃいましたよ~
kamakuraboyさんはこの歌どう思いますか?
思い出とかありますか?
2019/1/21(月) 午後 10:14[ 桑の実 ]

> 桑の実さん
こんばんは。府中の東京競馬場と高速挟んで反対側にあるサントリービール工場のことらしいです。

ゆーみんの「中央フリーウェイ」は東名などを走るときによくカセットで聴いておりました。(CDではなく)確か海老名のサービスエリアで買ったカセットです。同じころ、五輪真弓やオフコースもよく聴いておりました。
2019/1/21(月) 午後 10:34kamakuraboy

ああ、五輪真弓もいいですね
枯葉散る夕暮れは~~^^
2019/1/21(月) 午後 10:38[ 桑の実 ]

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