女子ショート結果
やはりフィンランドは女王様の国だ。
女子の試合開始で、漸く昨年のユテボリ・ワールドの熱気を若干思い出させる雰囲気になってきた。
そして女王様方が見事に期待に応え、コストナーのミスも手伝って、明日の決勝に1位2位独占で臨むことになった。三人目のキーラも7位につけている。
たいしたものだ
スウェーデンのヘルゲソンは、10位入賞の野望が裏目に出て大失敗。
ほんとに、ぎりぎりぎりぎりぎり・・、で辛うじて決勝出場権を手に入れた。
正直もう駄目だと皆思ってたので、たなぼたって感じです。
まあ、10位まで8点しか違わない(ずいぶん詰まってるよね)ことを考えると、まだ目標が消えたわけでもない・・
が、そんなことを考えるとまたコケるので、くれぐれも無心でいってもらいたい。
いずれにしても・・
騒動が収まってみれば、スウェーデンはやっぱりベルントソンしかいないと知れた。
それが今回のユーロだったなあ、と実感。
実は昨夜遅くのスウェーデンTVのまとめ番組で、選りによってクリスのプロを放映し忘れてくれたんだよね。
マヨロフとシュルタイスの後ポンセロを映してそのままラスト・グループに入っちゃった・・
で、今日女子ショートの前に『技術的問題』で昨夜放映できなかったと詫びをいれて、遅ればせに放映した。
な~に~が~技術的問題?!どんな技術的問題があったらそんなことになるっての?!要するにうっかり忘れちゃったんでしょう?
ま、選手が3人もいるのに慣れてないから無理もないって気もするけどね
ということで、今日改めてTVでクリスのフリーを観たんだけど
そしたら、あまりに素晴らしくてびっくりしました。
クリス、観客を完全に呑み込んでるじゃない。
解説者が「彼は顔でも演技している」って言ってたけど、本当にそうだ。
アップになるたびに、あまりに良い顔なので見惚れて呆然となる
あの観客のほうをまともに見れないような内気な少年がこれまでになるには、やはり然るべき年月が必要だったんだなあ、と納得。
後はただジャンプさえ決めれば天下が取れる。
まあ、それは言われて久しいわけだけど、必ず出来ると信じることに決めた。
07年東京ワールドで完璧な演技が出来たのは偶然じゃない。あのシーズンは珍しく怪我なしでいけた年だったからだ。このまま来シーズンまで新たな怪我に見舞われなければ、来年のユーロ、ワールドそして五輪で、東京の奇跡を再現するのは決して夢じゃない。
そして今度完璧な演技が出来た日には、9位では終わらないはずだ。
信じる、信じるよクリス!
だから頑張って。
クリスのFP、ジャンプのミスは残念でしたけど、パフォーマンスとしては本当に良かったですよね。
表情の作り方とか、客席へのアピールの仕方とか、すごく上手くなりました~
なにやら本国では正当に評価されてない様子ですが、日本の放送では解説の本田武史さんも「いつも会場を盛り上げるプログラムを滑ってくれる
選手」と評価してくれてましたよ。
身の内にいくら才能があっても、自信が無いとそれが発揮できないらしいのは、今期のシュル太やトマシュを見ていても実感させられるので、、きっと前向きなクリスが、結果を引き寄せる日は来ると思います。いや、信じてます。
女子はフィンランド勢大躍進でしたね!
北欧は今までなかなかフィギュアでは芽が出ませんでしたけども、これからは一時代築いちゃうかもしれませんねー。楽しみ~
と言ってもそちらのブログには日参しておりますが。
クリスは納得のできる演技を世界の檜舞台で披露できるまで、絶対満足できないんですよね。
凄まじい執念を感じます、ちょっと怖いくらい。
ジャンプがどうしても安定しないし、ここ一番に弱い・・クリス、もう諦めたら?と正直言いたい気もします。だけど、彼は諦めないとわかる。
だから、信じることに決めました。
ええ信仰ですよ、これはもう
フィンランド女子、本当に素晴らしかったですね。
お互い刺激しあって、願わくばノルウェーやデンマークも巻き込んで、北欧フィギュア黄金時代が来たらいいですねえ、本当に