クリスの前身

ゴットランドのショーにデンマークのナショナルチャンピオンが出場するという話から思い出した。ついこの間まで素晴らしいエースがいたんだよ、デンマークには！！

ミカエル・ティーレセン(Michael Tyllesen)。73年生まれだからクリストファーとは9歳違い。クリスがシニア・デビューするのと前後してプロ転向、と奇しくもバトンタッチしたかのような繋がりだ。
ティールセンは94年、98年と二度五輪に参加、98年にはなんと9位に入っている。ワールド及びユーロではそれぞれ最高13位と6位までいった。五輪がワールドより良いってのがまた凄い。
優雅で独特の雰囲気を持った素晴らしい選手だったが、クリス同様ジャンプがいまいち安定せず、それがネックになって最高位には手が届かなかった。でも上品なハンサム君でとても魅力があった。なにより北欧選手でトップレベルってのが希少価値。アドリアン登場以前のクリストファーと同じような立場だったんだよね。しかも彼の場合、後継者は遂に出現しないまま終わった
後継者は代わりにお隣の国から・・ってことだったのかなあ。ノルディックでは会っているだろうし、同じ北欧選手として、ティーレセンはクリストファーにとって大きな目標だったに違いない。
・・こんな大事な存在のこと、なんで今まで失念していたんだろう？ティーレセン自体は以前一度ここで紹介したくらいで、決して忘れてたわけではないんだけど、クリスと結びつけて考えたことがなかった。

ということで、クリストファーの前身とも言うべきデンマークの星、ミカエルの演技をご紹介します。叫んでこそいないものの、「え、これ試合のプロ？」「イケメンなのに」等々風味は充分あったりして・・ことによるとSWE変プロのルーツはこれ？！なーんちゃって



ああ、懐かしいなあ
ＰＳ：そうそう、クリストファーが北欧初のトリプルアクセル・ジャンパーと呼んでもらえないのは、多分このお方のせいではないかと・・想像します。