2024年4月10日
最愛のナルが虹の橋を渡りました
ワガママで甘えん坊
ワガママで甘えん坊
優しくて人に寄り添う
そんなかわいい我が子でした
三年くらい前から糖尿病を患い
三年くらい前から糖尿病を患い
毎日のインスリン注射が欠かせない子でした
病気からくる空腹感で我を忘れ
ひっかいたり、喧嘩になることもありました
なんでこんなことに…
あんなに穏やかだったナルはどこにもいない
私に噛みつく、爪を立てる
そんな辛い日々もありました
飼い主として病気と向き合いながら
なんでこんなことになったんだろう
でもナルはもっと辛いはず
と、気持ちに折り合いをつける日々でした
それでも生きていてくれたらいい
そう思いながら治療を続ける日々でした
獣医さんの的確な指導や
私が出張のときは弟が面倒をみたりと
いろんな人に支えてもらいながらの闘病生活でした
こんなに突然、終わりを迎えるとは思っていなくて
ようやく気持ちの整理もできてきたところです
血糖値コントロールがこんなに難しいとは思いませんでした
容態が急変し、意識混濁しながらも
定まらない焦点で私たち飼い主を探すナル
私の手に頭を乗せて安堵したように意識を失う姿
名前を呼ぶと
一瞬だけでも目を開いて応えるナル
ナルって、何度も呼びました
何回も何回も
これが最期になるなんて思わなくて
明日またおもちゃ持ってお見舞いにくるね
ナルの嫌いなブラシ持ってくるね
ブラシしたら嫌がって起きてくれるよね
そんな話を獣医さんとして
動物病院をあとにしました
そして4月10日 14:30
動物病院からの電話がなりました
ナルが息を引き取った、と
なぜあの日、私は仕事に行ったんだろう
ナルの命が消えかけていたのに
正直、今でもその後悔は消えません
診療時間でもないのに
病院を開けて、亡くなってすぐのナルに会わせてくれた神谷先生には感謝しかありません
まだ暖かく、柔らかいナルの体
動かないだけでいつもとなんら変わりのないナル
そのまま仕事へ戻り
診療後、ナルを引き取りに行った時
入院と闘病でバサバサになっていたナルの体を洗い
フワフワのいつも通りのナルにしてくれていました
立派なノルウェイジャンです
車までナルの棺を神谷先生が運んでくれ
頑張ったね、と褒めてくれました
ちょうど桜が満開の時期だったので
ナルの棺を乗せて
夜桜の下をドライブしながら帰宅しました
もう病院への道中を嫌がらることも
外へ出るのを怖がることもありません
帰宅してから葬儀までは
ナルと遊んでくれた友達や家族がサヨナラを言いに来てくれました
猫なのに、たくさんのお悔やみをもらいました
葬儀場まで、また桜をみながら最後のドライブです
食べられなかったおやつをいっぱい持たせて
いつも食べたがった甘い香りのするお花に包まれてナルは空へと旅立ちました
我が子との別れがこんなに辛いとは