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特急秩父路の各駅停車なブログ

白いデジカメを片手にあっちへこっちへ。鉄道とバスを中心に気の向くままに書いていきます。

鉄コレをなんとかして連結してみよう

2018-03-12 15:10:50 | 模型
こんにちは、特急秩父路です。
花粉症の季節がやってきました。ツラいです(笑)ほんとこの時期は嫌になりますねぇ…
ということでまともに外に出れないので部屋で鉄道模型でも弄ることにします(笑)

鉄道コレクション(以下「鉄コレ」)は他社が製品化しないような車両をモデル化してくれるし、動力化改造すれば普通のNゲージとして走らせることのできる商品です。ちょっと前まではお財布にも優しい価格だったのですが、急に値上がりした挙げ句、印刷など細かな部分がちょっと雑になったような気がして残念な部分もあるのですがそれは置いておいて…
鉄コレは連結部分がアーノルト、先頭部分がダミーカプラーの構成となっています。中間部分は走らせていてもあまり見えない部分なのでアーノルトで構わないのですが、連結開放を再現したい車両となるとダミーでは連結できず、とはいえアーノルトでは見栄えが悪すぎます。TNカプラーが取り付けできそうなスペースもありますが無改造で使える車両は限られます。
そこで今回は「改造な必要な鉄コレにTNカプラーとマイクロカプラーを取り付けできるか?」をテーマ(?)に工作してみます。
…前置きが長すぎですね(笑)

その1「マイクロカプラーを取り付けてみる」

ということで、本川越のポポンデッタで300円という破格の大サービス(てか中古商品だし笑)で売られていた伊勢鉄道のレールバス、イセ1型を使ってみます。
最初に普通の加工として車輪をプラスチックのものから金属パーツに交換します。私の場合、鉄コレトレーラーパーツではなくTOMIXのパーツとして売られている車輪を使い、ウエイトはそこらへんで売ってる金属パーツ(本棚の転倒防止パーツとか)を使っています。以上、閑話休題。


いよいよ連結部分の改造です。右側が製品状態、左側がマイクロカプラー取り付けに伴う改造施工後です。見事にピントがボケています(笑)1つずつ見ていきましょう。


マイクロカプラーは車体に干渉する先端部分をニッパーで切除しただけです。


スカートはカプラーの可動部分を切除しました。最近の鉄コレは車体側でスカートをとめる仕様が多くなっているのでこの方法が使えます。なお、連結器と一体化しているスカートの場合については後述します。


台車はカプラーに干渉する部分を削りました。見づらいですが左側が施工後です。斜めに1mmほど削るだけで大丈夫でした。




床下機器を取り付けているシャーシ部分というべきなのかよくわからない部分(笑)については、ダミーカプラーを支えていた突起を切除しました。


後は組み立てて完成です。10分ほどで済みました。

その2「スカートに改造が必要の車両にマイクロカプラーを取り付けてみる」

先ほどちょっと話題にした、連結器と一体化しているスカートの車両も連結できないかなぁということで茨城交通(現:ひたちなか海浜鉄道)カラーのNDCを使います。


今回、台車を削るのがめんどくさくなってこんな手を使ってしまいました。台車がトンデモナイ方向に向くのを防ぐ突起を切除し台車を180度回転させるというもの。見た感じ転換しても違和感がなさそうだったのでやってみました。転換させると明らかに違う台車には使えない方法ですが…


スカートはどうしようか悩んだ末、連結器とつながっている部分を少しだけ削って平らにし、マイクロカプラーに接着剤で取り付ける方法にしました。強度的にちょっと怪しい部分がありますが現時点では大丈夫そうです。こちらも10分ほどで済みました。

私は価格の安いマイクロカプラーを多用するタイプなので基本的にこの方法で連結可能にしています。しかし、密着連結器タイプのマイクロカプラーではTNカプラーやKATOカプラーと連結できないのが欠点です。そこで

その3「スカートに改造が必要の車両にTNカプラーを取り付けてみる」

今回は手元にジャンク品として100円で売られていたこちらを使います。密連じゃなくて密自連やん、というツッコミはさておき(笑)


このTNカプラーを同じくジャンク品扱いで売られていた松浦鉄道のNDCにつけてみます。


まずはTNカプラーを箱から取り出し、不要な部分を切除します。黒いパーツでできたステップは何かに使えそうなのでカプラー本体から外して残しておきました。


現物合わせで切除した結果がこちら。この後さらに削りました。一番大変だったのは台車と干渉する部分、ここは大胆に削らないと全然スペースが空きません…


スカートは中央部分をすべて切除、下側をカプラーに接着剤で取り付けました。


再び語彙力に乏しい私では表現に困るシャーシ的部分は、突起という突起をほぼすべて切除しました。最初はカプラー取付台座を使おうと思ったのですが、長さが若干合わなかったので接着剤で取り付ける方法にしました。つまり台座の突起は切除する必要なかったわけですが…(笑)


最後に組み立て…というより接着して完成です。現物合わせの時間が多く、まさかの10時間かかるという悲劇(泣)しかも途中でパーツが欠けて瞬間接着剤で修理することもありました。やっぱり私はマイクロカプラーで改造しようと思った瞬間です(笑)


TNカプラーとマイクロカプラーは自連だと一応連結できますし(カーブは怪しいですが…)

結果として、トミーテックさん、ぜひ鉄コレをTNカプラー取付可能で製品化してください!ということになりました(笑)
とはいえチョコチョコと改造するのも模型の楽しみであります。今後は効率的にTNカプラーを取り付けできる方法を模索していきたいと思います。

それでは今回はこの辺で。次回もどうぞよろしくお願いいたします!

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