特急秩父路の各駅停車なブログ

白いデジカメを片手にあっちへこっちへ。鉄道とバスを中心に気の向くままに書いていきます。

やっぱり今年も変わらず

2019-07-29 00:59:00 | 旅行
こんにちは、特急秩父路です。
今年の夏はずいぶんと暑くなるのが遅かったですね。その前に5月の時点で猛暑日とかありましたけど(汗)
ということでそんな暑さとは全く無縁である半年前のお話をつらつらと(笑)


ときわ路パスの強みのひとつ、それは決して安いとは言えない運賃の関東鉄道にも乗れること。ならば乗るしかない!ということで友部駅で水戸線に乗り換え。関鉄のことしか頭になかったようで、友部駅では特に何もすることなく水戸線ホームへと向かい、やってきたE531系に乗りました(笑)


強いて言うなら寒冷地仕様の3000番台に乗車しましたが、以前も水戸線で乗車しているのでこちらについてもスルー。ほらさっさと下館に向かうよ!(笑)

で、下館駅に到着したのは良いのですが、本題の関鉄はちょうど出て行った後でホームはがらーんとしていました(笑)その代わりといってはアレですが




真岡鉄道がやってきました。しかも数少ない富士重工製のモオカ14形です。水戸駅で富士重工6Eが見れた件といい、今回はどうやら富士重工にツイているようでして(過言)、しかも忘れてはいけないのが、真岡鉄道も「ときわ路パス適用路線」
…ならどうs、いや考えるまでもないですよね


レッツゴー茂木駅!ということで急遽真岡鉄道に初乗車です。相変わらず計画性のない…(笑)


車内はクロスシートが少し小さい印象がありましたが、大きな窓で車窓は良好でした。




そんな大きな窓から秩父鉄道のようなレトロな駅舎やら秩父鉄道と同じ読みの駅名やらを眺めていると


秩父鉄道と同様にSLを運行している真岡鉄道ですが、秩父鉄道(何回言うんですか笑)とは違いSLの資料館である「SLキューロク館」を併設している真岡駅に到着。しかも降りてみると


向かい側にSL列車の50系客車が停車中。全国でも貴重な原型50系や国鉄型ディーゼル機関車DE10も良いのですが、肝心のSLはというと


あー反対側だった!急いで向かおうとしましたが、この写真を撮影した直後に「ボオオォォ!」と大きな汽笛を鳴らして発車してしまいました。正面から見ることができず残念…


気を取り直してキューロク館へと向かってみます。駅舎もSLの形とは気合いの入れようがすごいですね(笑)






最初は国鉄の定番ディーゼルカー、キハ20系から。タラコ色のキハ20は茨城のひたちなか海浜鉄道でも保存されていますが、あちらは前照灯が改造されているのに対してこちらはシールドビームにはなっているもののほぼ原形を保っています。車内は倉庫として使われているようで立入はできず、無慈悲にも段ボール箱が積み重なっているのがちょっと残念ポイント。


キハ20に連結されてDE10形も展示されていました。先ほど見た客車に似たカラーリングをしていますね。後ろがトロッコ形に改造された50系だったらとてつもなく北海道感のある光景な気がするのはきっと気のせいでしょう(笑)








建物の中には懐かしい旧型客車が。キハ20は真岡鉄道が国鉄真岡線だった時に走っていた車両ですが、こちらのスハフ44形は北海道から紆余曲折を経てここにやってきたようです。




車内は懐かしいニスの香りが漂っていました。とはいっても実は旧客に乗るのはこれが初めてですが(汗)






ようやくSLとご対面。建物の中にはキューロクこと9600形、外ではデゴイチことD51形が展示してありました。重厚なつくりで真っ黒な車体は存在感があり、これが力強いSLのイメージなのかもしれませんね。


外に出たついでに再び真岡駅の外観と車掌車のツーショットを。やはり形が形だけに違和感のない並びですね(笑)












続いては貨車の皆さん。貨物輸送の少なくなった日本では今では貴重な車両たちです。全国各地から持ってきているようですね(笑)




柴田式、シャロン式、アライアンス式と違う種類の連結器との連結も間近で観察。余談ですが、ここからだいぶ離れた滋賀県の近江鉄道ではかつてトンデモナイ改造車として220形がいましたが、あの車両では1形式で3種類の連結器が混在していたそうです。今では貴重な連結器もありましたが、現在では1両を除き解体されてしまったのが残念です。




かつて貨物輸送の殿を務めていた車掌車も展示パネル付きで並んでいました。両端にデッキのついたこのスタイルが国鉄型では最も新しいそうですが、個人的にはその前にあたる箱型ボディの車掌車のほうが好きですね。


気付いたら日もだいぶ傾いてきました。保存車群を見て回った後は再び乗車して終点の茂木へ向かいます。




改札口付近にはこんなものが。都会とは違い優しい世界で良いですね。このような書き方であれば傘を返却する人も多いのではないでしょうか?




やってきた列車はまたも富士重工製のモオカ14形。やっぱり今日は富士重工にツイている(笑)
そんなこんなで揺られることしばらくして






終点の茂木駅に到着。真岡駅から乗車したときは数人いましたが、気づいたら1人になっていました(笑)


真岡駅のような派手さはないものの、キレイな外観が印象的な駅舎です。


懐かしい表示スタイルの運賃表示表には驚きの西荻窪まで掲載されていました。果たしてここまで切符を買う人はいるのだろうか…?(笑)






先ほどの折り返し列車の客となり来た道を戻ります。途中の真岡止まりなので再び真岡駅へ向かうという表現がいいのかもしれません(笑)




日没もあと少しという時間帯ですので、車窓には夕焼けが。冬場は日没の時間だけでなくスピードも速いので、気づいたらあっという間に真っ暗なんてこともよくありますね。凍てつく寒さの夕方が好きなのですが、そのままの気温で朝がやってくると起きられないので一概に「冬が好き」とは言えない人です(笑)




ということで真岡駅に到着した(戻ってきた?)時にはもう真っ暗。キューロク館も閉館時間を過ぎており、駅周辺は静かな空間となっていました。





日中に多くのお客さんを乗せて走っていた50系客車も清掃を終えて電気が落とされたところでした。





駅ではモオカ14形の記念硬券のポスターが貼ってありました。なるほど平成14年製だから「モオカ14」なんですね。先代は昭和63年だから「モオカ63形」、さて次期車両は何年製造になるのでしょうか?さすがに現在のモオカ14形は30年で更新されるほど先代のような簡素なつくりではないでしょうから、令和14年製にはならないとは思いますが(笑)




下館行きの列車が到着しました。今回は富士重工製ではなく日本車輌製造の車両がやってきました。ライトの位置が違うこと、車内がオールロングシートであることが外観の特徴です。さすがに日が暮れて車窓は真っ暗でした(笑)


真岡から最後まで乗客1人のまま、終点の下館に到着。短い時間でしたが、車両や真岡駅、キューロク館など楽しみは多くありました。行き当たりばったり旅あるある「思わぬ楽しみに出会える」ですね(笑)


お待ちかねの関東鉄道へ乗り換えます。高額運賃路線が高額運賃路線との連絡きっぷで割引していますね(笑)これも使い勝手が良さそうといえば良さそうではありますが…(笑)


真っ暗で何がなんだが分からない写真が撮れました(汗)未だにミラーレスカメラの使い方に慣れていないものでして…いかんせんモノを覚えるのはニガテなものですから(笑)




キハ5000形のトップナンバー車で全区間を乗り通します。90分ほどの乗車時間にはちょっとキツめ?のオールロングシートですが、首都圏の通勤電車あるあるのベンチのようなかっっったい座席ではないのが救いですね(笑)






とか言いながら何事もなく終点の取手に到着です(笑)折り返し運用は途中の水海道で接続をするため行先表示は他ではあまり見ない表記となっています。


ホームの行先表示はなんと液晶画面。お隣のJRではまだまだLEDが主流ですので、ずいぶん時代の先を行っていますね(笑)


そんな隣のJRに乗り換えて帰路につき、ずいぶんと長めの「早起き散歩」は終了となります。

2019年になってからも相変わらずのペースで茨城へと向かっていますが(笑)、この後も平成のうちに5回行っておりまして、さすがに同じネタでは飽きますので割愛させていただきます(笑)


さて次回以降についてですが、先に申し上げておきます。
ついに茨城ではなく新天地へと旅立ちます。
つまり何が言いたいかといいますと、めちゃくちゃ長くなります(笑)

夏の間、いや今年中に終われるように更新していく予定ですので、今後ともどうぞよろしくお願いします!








オマケ
今回のお土産はこちら。このうちガルパン関連は全てガルパン大好きな先輩にお渡ししました(笑)

今年も変わらず

2019-07-28 22:16:57 | 旅行
こんにちは、特急秩父路です。

なんかサボってたら半年空いた挙句に元号まで変わっているという(汗)言い訳するつもりはないのですが、いかんせん公私共々多忙でしたので…
ということで新元号になりましたので心機一転新しいネタに、と思ってたら書きかけの原稿が出てきてしまいまして、しかもその数


_人人人人人人人_
> 4テーマ分 <
 ̄Y^Y^Y^Y^Y^Y ̄


…とりあえずいい加減に平成のネタを終わらせちゃいたいと思います(笑)


もう半年以上の前、この文章を書いている真夏の7月とは打って変わって寒さの厳しい1月のある日、珍しく早起きしたのですが(夜中までソシャゲをやっていたので目が冴えていたという事実はねじ伏せておきます笑)その後寝付くに寝付けず、気づいたら始発電車が動く時間帯になっていまして、ならどこか出かけてしまおうと向かった先は…


まぁおそらくこの電車でどこへ行くかは察せるとは思いますよね(笑)さすがに鉄道ファンではない友人からも「またときわ路パスかよ!」と名前を覚えられるまでに言われてしまいました(笑)これはつまり水戸支社オトクきっぷの認知度アップに貢献できたということですね(無茶苦茶な思考です笑)


ということで、いつも通り(?)に移動して


はい、水戸駅に到着(笑)




お隣にはE501系が回送で出発する直前でした。ところで足元を見てみると


同じ20m4ドア車のE531系とは停止位置目標が異なるようです。E531系は運転席が広く取られていたり、車内トイレの位置関係からドア位置が均等ではなかったりしますが、前者の影響でしょうか?

ときわ路パスなので途中下車できますから、これまたいつも通り駅前ロータリーを覗いてみると、やっぱりカオスな空間が広がっていました(笑)同じタイプの車両が2台として存在しないこの空間が良いですね!(笑)

さてさて、せっかくここまで来たのですから前から行ってみたかった場所へ早速向かいたいと思います。


ちょうどタイミングよく入線してきてくれました。今回は鹿島臨海鉄道大洗鹿島線に乗って出かけてみたいと思います。






登場から30年以上経過し、新型車両もお目見えしたもののまだまだ主力車両として活躍するキハ6000形です。時代を感じる部分も見られますが、転換クロスシートが旅情を漂わせる内装は平成が終わろうとしている現在でも十分に通用するデザインですね。


独特な縦型エンジンを響かせて2両編成のディーゼル車がゆっくりと走り始めると、車窓にはのどかな景色が広がります。気動車が高架を走る風景ってあまり見かけないような気がしますが、そんなことはない…?(笑)同じ茨城県内には複線を走るディーゼル車なんて風景も見られるので、そっちのほうがインパクトが強いというのが個人的感想です(笑)


途中には「日本で一番長い駅名」との謳い文句のほうが目立つ(?)「長者ヶ浜潮騒はまなす公園前」駅が存在するのが大洗鹿島線の特徴です。その先の「鹿島サッカースタジアム」駅もそこそこ長いですね(笑)


ガラガラと響くエンジン音とふかふかな座席にウトウトしながらも終点の鹿島神宮駅に到着です。


向かい側にはJR鹿島線の209系が停車中。茨城にまで209系が来るとは驚きですが、同じ前面形状のE501系が常磐線を走っているのでさほど違和感がないというか、むしろ違和感というか…(笑)


改札を出て駅の外に出てみます。青空に赤い車体が映えますね。雲一つなく良い天気だったのですが、この日は無駄に寒かった…(笑)手をこすり合わせながら駅の周辺を散策してみたいと思います。






降りた駅が「鹿島神宮」ということからもお分かりだとは思いますが、駅から歩いて10分ほどの場所に鹿島神宮があります。折り返しのわずかな時間での散策なので今回は大鳥居の前で引き返しましたが、文字通り奥が深そうな場所ですので次回はちゃんと参拝したいと思います(ということはまた茨城に行くんですね分かります笑)


折り返し運用に乗り込んで来た道を戻ります。この時まだ午前10時。時間だけ見れば朝のお散歩感覚ですが、さすがに場所が場所ですので自分でも苦笑してしまいます(笑)






途中「ガルパン列車」とすれ違い。そういえば途中駅の大洗駅はガルパンの聖地でしたね。ガルパンについてはほとんど知らない人ですが、今日は時間に余裕もあるし、もう説明しなくても良いくらい何度も言いましたがときわ路パスは途中下車ができる…ならば…




まぁ、そうなりますわな(笑)なお乗車してきた手前のキハ6000形はこの後画像手前側に発車。向こう側にいる「アクアワールド大洗」と「クリーニング専科」ラッピングのキハ6000形は単線路線のすれ違いあるあるで画像奥側に発車…と思いきや、両車同時に手前側へと発車したのでビックリどころの騒ぎではありません(笑)よく見るとアクアワールド車の行先は「大洗」となっていて、引き上げ線へと入っていったようです。ディーゼル車が並走するという貴重な瞬間が見れました(笑)




その引き上げ線には新型車両キハ8000形が中途半端に洗車機に突っ込まれた状態で留置中。ほかにもキハ6000形が単行でポツンと留置されていて、さながら鉄道模型のジオラマのような風景です(笑)


ホーム上にはキハ6000形を模した花壇が並んでいました。
一言、ちび6000めちゃくちゃカワイイ(笑)
















改札手前にガルパンキャラのヘッドマークが飾られていました。私はガルパンについては全然分からないのでただひたすらシャッターを切っていましたが、ガルパンに詳しい知人に見せたところ喜んでいましたのでまぁ良しとしましょうか(?)


改札を抜けると何やら怪しい一角が…唐突に現れたのは制御盤の体験コーナーのようで、せっかくなので操作してみました。…うん分からない(笑)とりあえず隣の遮断機は操作できたのでこれもまた良しとしましょう(??)





駅の外にはパネルが置いてあり、ガルパン推しがよく表れています(笑)なおこの写真を撮影した数時間後に同じ構図の写真で某洋経済オンラインの記事が出ており、友人一同からは「取材しに行ったの?」と言われましたがそんなことはありません(笑)






ガルパン列車の運行予定表まで掲示しており、会社全体でのガルパン推しの強さが伺えます。


しかしその横には現実を突きつけるようなポスターが。沿線住民の利用あってこその公共交通ですが、車社会の茨城ではローカル鉄道の存続がなかなか厳しいものがあるのかもしれません。


30分ほど大洗駅を楽しんだらガルパン列車の3号車に乗り込み水戸駅へ戻ります。






こーゆー側面のラッピングを撮影するのは未だに慣れません(汗)

大洗から水戸までは10分ほどで到着。時刻はちょうどお昼ご飯の時間帯なので腹ごしらえへ。向かった先はというと


改札を出て左に曲がったところにあるお蕎麦屋さん。以前から大きなかき揚げの写真が店先に貼ってあるのを見て気になっていたのですが、いざ実物を目の前にするとデカいことデカいこと…(笑)かき揚げに若干苦戦しながら美味しく頂きました。




本日2度目の水戸駅前ロータリー。朝から変わらずカオスっぷりです(笑)しかし午前中とは明らかに違い、いくら時代錯誤のバスが集う(誉め言葉)茨城交通でも明らかにレトロなバスを発見、近寄ってみると…


1年半ぶりにご対面、最後の富士重工6Eに遭遇です。前回は市内循環で運行中だったので乗ろうとしたら間に合わなかったという悲しい過去をお持ちです(?)今回は休憩時間のようでしばらく動かず、最初から乗車は諦めです(笑)








それ以降はどんなバスが来ようとほぼ全て6Eと絡めて撮影という謎の執着っぷりを発揮していました(笑)


そんなこんなで30分ほど撮影したら水戸に別れを告げて常磐線で東京方面へ向かいます。
ちなみにこの時は素直に東京へ戻って都内で鉄道模型でも買って来ようと思っていました。さてこの先どうなるかな…?(笑)

ちょうどキリが良いので今回はここまで。ここで切るってことがここからすんなり帰るわけありませんよねそうですよね!(笑)
ということで次回もどうぞよろしくお願いします!