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特急秩父路の各駅停車なブログ

白いデジカメを片手にあっちへこっちへ。鉄道とバスを中心に気の向くままに書いていきます。

秩鉄のある夜の物語

2019-02-08 15:19:15 | 鉄道
こんにちは、特急秩父路です。
この時期と言えばインフルエンザの流行する季節ですね。先日6年ぶりに罹患しましたが、いやぁ高熱だと動くに動けなくて辛いです(笑)体調管理には十分お気を付けを…(笑)

平成最後の年越しを目前にした2018年12月中旬、秩父鉄道では人身事故による車両破損と車両故障が立て続けに発生したために普通列車用車両が不足してしまい、急行車両を使った各駅停車を運転するという非常事態(?)に陥っていました。


急行車両が検査などで運用離脱した場合は普通列車が代走するのはよくあること(2018年1月に至っては1ヵ月ほぼ毎日代走でしたね笑)ですが、その逆は知っている限りだと1回しか聞いたことありません。しかし西武線から4000系を借りてくるわけにもいかないわけですので、普通列車が足りなければ急行用6000系を各駅停車に充当するしかありません。こんなレアな運用は次いつ見られるか分からない…ぜひこの目で確認しにいかなくては…とそわそわすること丸1日


仕事上がりの浅草駅。迷うくらいなら行ってしまえ!といういつもながらの無計画なお出かけのはじまりです(笑)
幸い羽生まで1本で行ってくれる10050系がいたので、これに乗り込んで向かうことにしました。ほんとは先発の特急りょうもう号で行こうと考えていたのですが、その時間までに駅にたどり着けなくてですね(汗)東武特急はまだ使ったことないので、どこかで利用したいとは考えているのですが…(笑)


※車内からズーム撮影しています。電車とホームのすき間がとてつもなく広いので、利用される際は十分ご注意を!
浅草駅名物「急カーブドアカット」も見ることができ、いざ埼玉県へ


ウトウトしていたらいつの間にか羽生に到着していました(笑)降りた時の第一声「寒っ」は西武秩父でなくとも体験できるんだなぁとしみじみ思ったりしていましたが、そんなことは置いておいて(笑)早速秩父鉄道ホームを覗いてみると7800系が折り返し準備中。この車両は営業運転開始直後に浦山口の坂を登れない一件以降は大きな故障もなく安心(?)ですね。


見事なまでにクリスマス仕様になった桜沢みなのちゃんに迎えられ改札を通り、秩父鉄道ホームへと入ります。
すると駅員さんの「次の各駅停車は2ドア車での運転です」という放送が入り、ナイスタイミングで来ることができたようです(笑)




列車名を表示するLED表示器に「各停」の文字を掲げやってきた6000系。表示器の位置関係もあるかもしれませんが、この表示けっこう似合っていると思うのですがどうでしょう?(笑)


行先側面表示器は急行運用時と同じく行先のみの表示のため、この部分だけ見るといつもと何ら変わりのない風景ですね(笑)


記憶が正しければ1年ぶりに乗車した6000系。車内は停車駅案内が新駅「ふかや花園」に対応したものに取り換えられたくらいでした。自動放送で英語放送が追加されたようですが、各駅停車の放送はもともと英語放送が入っているので、今回は確認することができず…停車駅案内では「ネイティブ発音しようとしてちょっと残念なイントネーションになっている駅名」が並ぶのでしょうか?(笑)これは確認案件ですね!(笑)


そうそう、新しくなった停車駅案内、よくみると未だに「長野新幹線」です(汗)地方私鉄としては先進的な対応と思われる4カ国語に対応していますが、聞いた話だと韓国語表記が間違っているそうで…このへんは秩父鉄道らしさといったところですかね(笑)おそらく、ふかや花園駅に急行が停車するようになる数年後に更新されるまでこのままではないかと思います(笑)

普段はかっ飛ばして通過する西羽生、新郷、武州荒木…と片っ端から(?)次々に停車し、30分ほどかけて熊谷に到着。今回は時間の都合もありここで下車します。だって次の日は普通に仕事なんだもん(笑)


改札口を出てビックリ、中央の券売機も故障ですか(汗)某大手私鉄の中古品(らしい)とはいえ、さすがに立て続けに壊れすぎじゃないですかね(汗)ソシオ流通センター駅とふかや花園駅にはタッチパネル式の新型券売機が導入されたそうなので、今後はゆっくりのんびりと他の駅にも設置されるのでしょうか?(笑)


次の電車まで時間があったので北口に来てみました。熊谷地域では風前の灯火となったレインボーRJは本日最後の運用に向けて待機中。東武バスから経営移管後に一大勢力を築いたRJも年数的にまもなく全廃になるとは思いますが、残り3台が最後まで無事故で走り続けてもらいたいと思いつつ、また使い勝手の良いサイズから他社では人気の高い車種のようなので、数年後に旅先で思わぬ再会を果たせることを信じこの日は熊谷を後にしました。


帰りは通常の(?)普通列車で来た道を戻ります。しかしよく見ると全面ラッピングは夜でもずいぶん目立つものですね(笑)


羽生でリニューアル車と原型車のハーフな編成に乗り換えます。










各所の違いが見て取れる良い機会でした(笑)

ハーフ編成の終点である久喜で乗り換えですが、今回やってきた車両はなんと


撮影当時は東武直通が解禁されてまだ数週間な東急電鉄の新型車2020系です。










各所に東急らしさが見られる部分もあれば、山手線E235系との共通部品もあり既視感を覚える部分もありました。


ところで、友人から「2020系ってピラー部分に窓あるし、いすゞキュービックみたいだよね」と言われたことがあります。確かに窓配置が似ていますが、2020系がブラックフェイスすぎてすごく似てる!までは見えないような…(笑)




個人的には東京メトロ03系がいすゞジャーニーKっぽく見えるほうを推していきたいです(笑)

ということで確認という名目のお出かけでしたが、世の中いつどこで何が起きるか分からないですね(笑)その後の代走各停ですが、翌日の午前中には無事に解消したようです。その2週間後からは故障していたSLパレオエクスプレスが復旧し、2019年初日から元気な姿を見せてくれました(あたかも「見てきました」という文章ですが、そうです新年早々見てきました(笑)写真はイマイチだったのでここではお披露目しませんが…笑)
これからも何が起こるか分からない秩父鉄道には目が離せませんね(笑)

久しぶりに茨城以外のネタでしたが今年はどこに行こうかな?(笑)今後もどうぞよろしくお願いします!

東武博物館へ行こう!

2018-08-25 22:27:18 | 鉄道
こんにちは、特急秩父路です。
埼玉県の大宮にある鉄道博物館がリニューアルオープンしました。新幹線を中心とした展示車両の刷新やシミュレーターシステムの更新などがあったようですね。そーいえばこっちには東武博物館なんてのがあったなぁ…ということで今回行ってきました!


ということで北千住から10050系未更新車で向かいます。いきなり余談に脱線しますが、伊勢崎線系統の東武本線では10000系は全車リニューアル工事が施工され10030系や10050系はほとんど未更新。一方、東上線では10000系は全車未更新、10030系や10050系は続々とリニューアル工事が施工されているという真逆な状態はどうしてなんでしょう…?




10分ほどで東向島に到着。改札を出て1分ほど歩くと東武博物館に到着です。こんなに近いとは思わずビックリしました(笑)




チケットを購入し中に入ると早速SLと電車がお出迎え。










電車のデハ1形のほうは車内に入ることができ、落ち着きのある内装を体感することができました。


視界を大きく得られる1段上昇窓と最近ではロール式すら見かけなくなった鎧戸に、昔の技術力の高さがうかがえます。そういえば阪急電鉄の車両も木目調の内装に鎧戸を採用していましたね。阪急デザインは人気がありますが、その理由が分かったような気がします(笑)


デハ1形から降りると、お次は100系「スペーシア」の個室モックアップがありました。


かなりフカフカのソファーで、これで日光に行けたら楽しいだろうなぁ、でもお金が…とついつい現実を想像してしまった私です(笑)




カバーは登場時とリニューアル工事後の2種類がありました。このような比較ができるのも博物館ならでは。






玉ノ井駅の高架化工事の変遷を模型で再現した展示もありました。細部までリアルに再現されている車両のほうにばかり目がいってしまいましたが…(笑)














実際の車両に使われていたプレートを展示しているコーナーもありました。


模型コーナーでは新旧様々な車両が展示してあり、精巧なつくりに驚きです。


1番ビックリしたのはこちらの東武キハ2000系。東武熊谷線で活躍していた車両ですが、晩年はセイジクリーム1色、その前は赤系のツートンカラーだったのは知っていますが


なんと登場時は水色を纏っていたんですね。箱根登山鉄道にもこんな感じの車両がつい最近まで走っていたような…(笑)


晩年の姿は実車を撮影していたので、この機会に載せてみます(笑)


先に進むと5700系のアタマがデン!と鎮座していました。後述しますが、5700系は当初2枚窓の通称「湘南顔」も存在します。この前面、どこかで見たことあるなぁと思ったら通勤型の7800系などにも採用されていましたね。特急にも容赦なく採用するとは、さすが20年も飽きることなく8000系を作り続けてきた会社なだけあります(笑)


お次は黒電話。なんの前触れもなしに置いてあるので最初は?でしたが、




なるほどこういうことでしたか。それにしても平成8年まで使われていたとは驚きです。かけてみたいところですが、1人で来ているため相手がいない…と思ったら近くで遊んでいた子供さんがこちらにダイヤルを回したようで、いきなり「チリリリン!」と鳴ったときは電話をとるかどうか迷いました(笑)お付き合いいただいた親子の方、ありがとうございました。






隣には模型を使った運転体験。4種類あり、今回は一番空いていた200系「りょうもう」を運転してみました。2両編成という超短編成な模型の前面に搭載されたカメラを見て駅から駅へ運転するものでした。実車ならノッチをゼロにしてもしばらく走り続けますが、今回は模型ですのでゼロにするとみるみるうちに速度が下がり、慌ててノッチを入れると加速が早く今度はATSが作動し…と、コンピュータを用いたシミュレーターより難しいかもしれません(笑)後半は博物館の方の指導を受けながら運転し、さながら自動車教習のようでした(笑)






向かい側には実際に使われている部品が展示してありました。製造から50年以上が経過したものの、製造期間が長すぎて未だに現役で活躍中である8000系のトップナンバー車で使われていた部品です。営業運転中では近くで見ることのできない部分ですね。






隣には電車が走る構造を実際に動かして見てみるもので、ブレーキを外せば「プシュー」とエアーが抜け、ノッチを入れれば「カコカコカコ…」と主制御器が動き…と興味深い展示でした。モーターが回り始めると吊り掛け駆動特有の重低音が響き、現代の日本では路面電車くらいでしか採用されていない吊り掛けモーターが動くという、それはそれで貴重な展示物だなぁと思ったりもしました(笑)




先に進むと機関車が展示されていました。秩父鉄道のデキにそっくりな外観ですが、特徴的な前照灯が東武車であることをアピールしています。確か三岐鉄道で元東武の電機機関車が活躍中だったはずです。


お隣にはなんとバス。普通の箱型なバスの外観をしていますが、ボンネットバスのボンネット部分にも車内を設けた構造なんだとか。


確かに運転席の横にはエンジンルームらしきスペースが確認できました。その横に座席を設けるとは…ちょっと狭すぎませんかね?(笑)


個人的に興味深かったのはこちら。ワンステップですが、低床とは程遠い高さがありますね(笑)なんでツーステップにしなかったんだろう(笑)


さらにその後ろにはゴンドラが鎮座していました。


中庭に出てみることにします。早速5700系が出迎えてくれました。先ほどの生首…じゃなかった、カットモデルとは違い(笑)、こちらは登場時の姿に修繕されています。愛称板の飾りから「ネコひげ」の愛称がついていたということで、それを聞くとなんとも可愛らしいと思ってしまう車両です。


車内はちょこっとだけ入ることができます。貴重なのは重々承知ではありますが、横から見たら転換クロスシートの構造をしていたので、当時としては貴重であったであろうそのシートをぜひ稼働させてみたいのですが…(笑)


運転席はビックリするほどシンプルな構造であり、あれやこれやついている構造よりは運転しやすいんじゃないかなぁと思いますが、運転手さんじゃないと分かりませんね(笑)


横には金型が展示してあり、よく残ってたなぁ…と感心してしました(笑)


後ろには電気機関車が展示してありました。見た目が外国チックだなぁ…と思ったらその通りで、1928年のイギリス製だそうです。そういえば秩父鉄道にも似たような車両が在籍していて、三峰口で保存されていたような…(笑)


館内に戻るとバスのシミュレーターがありました。バスバージョンは初めて見たので、いい歳して思わず並んでみました(笑)


板バネを間近で見るのは初めてです。


銘板が残っており、どうやら実際に使っていた車両をカットモデルにしたようです。富士重工製車体の日野RE120…さすがに古すぎて見たことない車両ですね(汗)


運転台はこんな感じ。このシミュレーターではハンドル操作、アクセル、ブレーキを操作するのですが、短足な私でもクラッチに足を乗せることができたので無意味にギア操作してみました(笑)どこにもつながっていないレバーなのでいくら操作したところで何も変わりませんが…(笑)
ちなみに映像は柏地区と川越地区の2種類を選べます。どちらもエルガで撮影した映像を用いているようです。車両の時代差ありすぎですね(笑)


横には誰も触ろうとしない(?)10030系の運転台がありましたが、これ映像と運転装置が一致して動かない構造なので、子供さんには飽きてしまうんでしょうね。






初めてのバス運転を楽しんだら再び展示物を見ていきます。日光で路面電車として活躍していた200系です。連接構造なのは初めて知りました。現在日光地区ではこの車両をイメージした特別仕様のエルガミオが運転されていますね。


2階に上がると再びバスコーナー。スペーシアのモックアップと同じく、現行仕様と「TO-B」表記が懐かしいカバーが比較展示してありました。


駅が再現された部分もありました。「とーぶカード」は知らない世代ですが、ここで買えたら楽しそうですね。


普段見ることのできない券売機の後ろ側も見ることができました。


ホーロー板が時代を感じさせる駅名表も展示されていました。


記念切符もありました。短足が写っちゃってるのは見なかったことにしてください(笑)


硬券に入れるハサミの形ってこんなに種類があるんですね。秩父鉄道では現役で使用していますが、全種類調べたら夏休みの自由研究になりそうですね(笑)


1階に戻り、東武特急を語る上では欠かせない「あの車両」のコーナーです。


1720系「デラックスロマンスカー」で使用されていた愛称板や関連するものが展示されていて、明らかに他の車両とは違う強調っぷりの先には


実車に乗ることができるエントランスとなっています。


乗務員扉が設けられていなかったので、客用扉の横に扉操作の装置が設置されています。お客さんの乗降を邪魔することなくどのように操作していたのでしょうか?ちょっと気になりますね(笑)


展示スペースの都合でカットモデルとなっていますが、かなり広いシートピッチなど往年の輝きはそのままでした。モケットの種類もいくつかあったようですね。
車両は屋外から撮影できるようでしたが、写真撮るのを忘れてきてしまうという失態…また行かなくてはならない理由が増えましたね(笑)


3時間ほどいましたが、小さいスペースながらも貴重なものが多く飽きない博物館でした。精巧に作られた模型や実際に触れて体験するものが多く、幅広い年代の人が楽しめる場所だと思います。


さて帰ることにしましょう。普通列車の北千住行きに…ってアレ?幕がおかしくなっちゃってますね(笑)
東武の車両は幕が壊れることが多いような気がするのは気のせいでしょうか?実はこの記事を執筆している前日にも「区間準急」に乗ったはずなのに浅草方面の先頭車だけ「区間急行」を表示していたり、LED表示でも「マン 寄居」になってたり…それはそれで探すのが楽しいんですけどね(笑)


今回のお土産はこちら。自分用の70000系と友人用の500系「リバティ」とSL大樹のキーホルダーです。多種多様な車両が在籍する東武鉄道なので、これからバリエーションが増えることを期待しています。例えば間もなく運転開始する20400系とか?(笑)

私は西武鉄道好きなので、東武にはあまり目を向けてきませんでした。関東で一番大きい私鉄ゆえ、どこに行っても東武の車両を見るので面白みがないなぁなんて思っていましたが、歴史を紐解いていくと新たな発見があって、これからは東武に対する意識が変わるかもしれませんね(笑)
そうなると模型も欲しくなってくる私の性格ですが、一度手を出したら抜け出せないほどのラインナップの多さなので慎重に「沼に入る」ようにしないといけませんね(笑)

ということで今回はここまで。次回もどうぞよろしくお願いします!

日比谷線のいま

2018-02-23 15:28:06 | 鉄道
こんにちは、特急秩父路です。
先日、車両更新の進む東京メトロ日比谷線の様子を見てきました。
たまたま渋谷に用事があったのでついでに見てきたような感じではありますが(笑)


というわけで今回は渋谷駅からスタート。渋谷には初めて来ましたが、あちこちで再開発しているのが印象的でした。
せっかくなので渋谷ヒカリエでお買い物を楽しんでから(笑)東急電鉄の改札を通りました。


東横線で中目黒へ…の前に、ちょっとだけ田園都市線を覗いてきました(笑)3年前にも来ているのですが、10両編成3本の少数派である東急2000系が撮影したかったのもので…(笑)
しかしそう簡単に来てくれるわけもなく、残念ながら撮影できず…
聞いた話だと現在機器更新を行っている編成もあるんだとか。今後の活躍に期待ですね!

ただ、しばらく眺めていたものの、この日見れた車両は


3色LED表示の東京メトロ8000系とか


フルカラーLED表示の東京メトロ8000系以外は


秩父鉄道でよく見る、というかよく乗る車両とか


東武東上線でよく見る、というかよく乗る(以下略)とか


東上線や西武池袋線でよく見る、というか(以下略とか)に似た車両ばっかりであんまり新鮮味がなかったのがちょっと残念…(笑)

その後ようやく(?)東横線ホームへ向かうと


スカートがやたらゴツイ車両とか


車体がやたら緑色の車両とか、これ以外にも様々な会社の車両がやってきて先ほどとは対照的なおもしろさがありました(笑)
ただ、ホームドアがあるので見づらいのがちょっと残念でした。とはいえ乗客の安全を守る大事な設備ですので、今後も普及していくと良いですね。


5819Fの各駅停車で中目黒へと移動しました。降りてみると向かい側には…


お目当ての日比谷線車両が。これは東京メトロ03系ですね。運転台の部分に「V」表記があることからVVVF編成であることがわかります。


その後やってきたのは東武鉄道から直通してきた東武20000系。シンプルなデザインにロイヤルマルーンの帯が似合っています。


20000系が一旦引上げ線に入ってから折り返しやって来るときにちょうどやってきたのは、日比谷線の新車である東京メトロ13000系です。今までの18m8両編成から20m7両編成になったのが大きな特徴でしょうか。03系とはデザインが変わり、シャープなデザインですね。身内に某ホンダの軽自動車に見えるという方がいましたが、似てるような似ていないような…(笑)


さらに続いて、今度は東武からの直通車両で新車の東武70000系です。13000系と共通設計ですが、前面形状とカラーリングで東武車をアピールしています。
なお、東横線から降りてから現在日比谷線で活躍する4形式が揃うまでわずか10分、かなり高頻度運転であることが窺えます。


その後も03系が来たり


03系5ドア車が来たりと、楽しく過ごさせていただきました(笑)


そろそろ乗ってみようとホームを移動。引上げ線では新旧の並びを見ることができました。


やってきたのは03系5ドア車。変調音が独特のチョッパ制御車です。この音、結構好きです(笑)当然ながら(?)録音もさせていただきました(笑)











車内は営団らしさが残る雰囲気です

地下トンネルの中をチョッパ音を響かせながら爆走する03系を楽しんだ後、日比谷駅で有楽町線に乗り換えて帰路につきました。

置き換え過渡期の今ならでこそのバリエーションが魅力的な日比谷線ですが、生まれるものあれば消えるものあり、この日も東武70000系が1本甲種輸送で秩父鉄道を走り、同じ日に03系が北渡瀬へと帰らぬ運用に就きました。
03系も20000系列も古くはないのですが、車両大型化の波には勝てません…
しかし悪い話だけではなく、東武では4両編成化の上ワンマン化した車両が登場するようで、東京メトロでは熊本電鉄への譲渡が決まったようです。
地方私鉄では使いやすい18m車体を生かし、今後も他社譲渡が進むと嬉しい限りです。
ローカル線で余生を送る車両を探しに旅へ出るのも悪くありませんよ(笑)

それではまた次回お会いしましょう。最後までお読みいただきありがとうございました!

プチ大回り乗車

2018-02-01 11:34:09 | 鉄道
こんにちは、特急秩父路です。
気付いたら2018年になっていましたね(笑)新年あけましておめでとうございます。
今年でこのブログも2年目となりましたが、これからもどうぞよろしくお願いします。
…これ2月に言うセリフかなぁ(笑)

月に1回のペースで大宮に行くのですが、先日は早めに大宮駅に着いたので、いつものJR川越線からの東武東上線ルートではなく、ちょっと違うルートにしようと思い乗ってきました。


とりあえず京浜東北線で南下します。でもその前にたまたまいらっしゃった武蔵野線メルヘン205系を撮影。で、隣のケト線に乗ろうとしたのですがちょうど発車してしまいました…
乗り遅れても「次の電車をご利用ください」という放送通り(?)すぐに次の列車がやって来るところがなんとも都会らしいですね。私がいつも利用している某C鉄道なんて1本逃したら1時間後なんて普通です(笑)そんでもってやって来るのが2両編成だったりしますからね(笑)なに急に田舎者発言してるんでしょう…?
京浜東北線の話に戻りますが、途中の浦和駅にはホームドアが設置されていました。バリアフリー化が進んできた証ですね。他の駅でも準備工事が終了している駅がいくつか見られました。

南浦和で武蔵野線に乗り換え。わりと混雑していたので何が来たのかよく分からなかったのですが、乗ってみたらバケットシートだったので209系500番台と推測しました。やったー209系500番台初乗車だー、なんて呑気に喜びながら車番を確認すると…


ん?Eがついてる…
まさかの武蔵野線の新車(?)E231系に乗車していました(笑)209系500番台よりもすごいもの乗れちゃった…(笑)
これから209系500番台とともに主力車両として活躍するわけで、いずれ珍しくはなくなるのですが、2018年1月現在はこのMU2編成1本だけが運用に就いているのである意味レア車両ですね。


車内は中央総武線時代と変わりなさそうです。


そうこうしているうちに終点の府中本町に到着。ホームにはMU2編成目当てと思われる撮り鉄の方々がズラリ…といっても8人程度でしたが(笑)私もその1人に混じって撮影していました。




隣には撮り鉄の方々に見向きもされぬ、かわいそうな?205系5000番台M23(だったかな)編成が。E231系導入後はどうなってしまうのでしょうか…解体か、インドネシアか、はたまた予想外の場所に転属か、今後の動向が注目される形式もパチリ。


MU2編成が発車した後に南武線に乗り換え。南武線は初乗車となります。豊田車両センターから転属してきた8500番台のN36編成が来ないかなぁと期待していたのですが、普通の8000番台車であるN27編成がやってきました。






車内は黄色をベースとした座席をはじめ、LED灯の採用により明るい内装となっています。




10分しないうちに終点の立川に到着。車体外側にはオシャレなラッピングが施されているんですね。


中央線に乗り換えます。電光掲示板には何やら強そうな名前の駅へと向かう特急かいじの案内が(笑)






E233系0番台T10編成に乗ります。先ほどの南武線と違い、こちらはオレンジをベースとした内装です。

立川から3つ目の駅、八王子に到着です。意外と駅間距離があるのでビックリしました。


しばらくして、先ほど電光掲示板で見かけた特急かいじがやってきました。常磐線E657系にどことなく似ている車体なのにVVVFはE231系という違和感がなんとも気になる、初めてのE257系を撮影しました。


横浜線のE233系6000番台を見かけたので撮影しておきました。南武線のようなラッピングが施されています。


気になったのが、パンタグラフに投光しているコレ。安全確認用でしょうか?はじめは車体にモニタリング装置が付いたのかとビックリしましたが…(笑)


片や10分ペースで様々な種別が来るフルカラーLED表示の路線、片や1時間ペースの各駅停車しか来ないオレンジLED表示の路線…謎の格差を見つつ、後者のほうへと乗り換えます。


209系3000番台ハエ62編成に乗ります。列番は61ですが(笑)
八高線電化区間および209系3000番台は初乗車です。


ドアはボタン式の半自動扱い、高崎線籠原以北と同じですね。寒い中ドアの開けっ放しはツラいのでありがたいです(笑)
余談ですが、この時、手持ちの温度計は8℃でした。今年は冷えますねぇ…ってなんで温度計を持ち歩いているのかって?それは秘密(笑)






発車まで30分あったので、その間に車内散策。JR東日本新系列車両でよく見られる内装です。優先席が多いのが特徴です。


ボタンを押して外に出てみると…またコレか(笑)

しばらくして発車すると、床下から今では珍しくなったGTO-VVVFの音が聞こえてきました。この路線にもE231系と209系500番台の投入が決まっており、この音を聞くのもあとわずかとなりました。209系3000番台は少数派ゆえ他路線への転属は見込めなさそうです。仮に転属したとしてもVVVFは更新されてしまうでしょう…


途中の拝島でロープ式ホームドアを目撃。稼働している所を見てみたかったのですが、対向列車は来ることなく発車。残念(笑)


八王子発車時は立席が生じるほど混雑していた車内も、駅に到着する度に乗客は降りていき、高麗川での乗客は私1人だけとなっていました。ここでディーゼル車キハ110系に乗り換えても良かったのですが、せっかく1人だけで乗っているので、このまま川越線に通しで乗ることに。なお、高麗川にしれっとE233系0番台がいらっしゃるのですが、これに気付いたのは撮影の3日後だったのは公然の秘密。

乗車から実に90分、終点の川越に到着。ここでJRの改札を出ます。ここからはいつものルートで東武東上線へと乗り換えます。

ホームに到着すると、ちょうど30000系が到着。直前に安全確認か何かで緊急停止しちゃいましたが、5分遅れで発車しました。

発車して床下機器から聞こえてくるのは、いつもの「VVVF車では珍しい高音のアレ」…ではなく、やたら重低音の響くモーター音。機器更新はじめたんだっけ?と調べてみると


これ永久磁石同期電動機(PMSM)試験搭載車じゃないですか、またレア車に遭遇してしまった…(笑)
PMSMについてはあまり詳しくないのですが、東京メトロで積極的に採用されているモーターのようです。

驚いたり喜んだり、無駄に忙しく感情表現していたら(笑)あっという間に終点の小川町へ。いつのまにか時刻はいつもと同じ時間帯に(笑)秩父鉄道の最終電車に接続するワンマン列車
乗り換えます。




81111Fセイジクリーム塗装車じゃないですか、またレア車(以下同文)
この時は全般検査から出場して日が浅く、かなり綺麗な状態を保っていました。


内装も黄金色というべか、ラクダ色というべきか、レトロ感あふれるモケットを維持していました。


終点の寄居で秩父鉄道の最終電車に乗り換え。スッカラカンの電光掲示板を眺めつつ


なんの変哲もない3両編成で帰りました。あまりの寒さに待合室で列車を待っていたため、待合室から一番近かった2号車の車番しか撮影していません(笑)

トータルで5時間ほど電車に乗っているという乗り鉄らしい乗車でしたが(笑)初めての車両や路線もあれば、まもなく消えてしまうであろう車両にも遭遇することができて良かったです。

今回はこのへんで。次回もどうぞよろしくお願いします。次は久々に模型関係でも書きましょうかね(笑)

秩父鉄道ヘッドマーク集

2017-11-14 11:30:48 | 鉄道
こんにちは、特急秩父路です。
秩父鉄道といえば、イベントなどの時に宣伝として電車の先頭車に取り付けるヘッドマーク(以下「HM」とします)の多さで有名ですね。独断と偏見かな(笑)
長年沿線に住んでいる私には「またやってるのか」程度で興味の対象ではないのですが、記録程度に撮影しているので、2017年のHMの一部を紹介したいと思います。
なお、前述の通り興味の対象ではないため全てを撮影しているわけではありません。よって夏休み期間の某アイスエクスプレスのHMなど一部紹介できないものもありますが、ご理解とご協力を強制します(笑)


6003F「急行ロウバイ」
2017年2月撮影

長瀞の宝登山のロウバイを宣伝していました。毎年2月頃になるとHMを取り付けています。ロウバイは黄色い花を咲かせ良い香りを出すので結構人気があるようです。私も10年以上前に植樹イベントに参加させていただきました。どこに植えたか忘れちゃいましたが…(笑)


6001F「急行SAKURA」
2017年3月撮影

日本を象徴する桜は、秩父鉄道沿線にもたくさん植えられており、桜吹雪の中を走り抜ける電車は一度は撮影したい風景です。

余談ですが、急行車両の6000系にHMが取り付けられると、愛称が「急行秩父路」から「急行(HM名)エクスプレス」になることが多々あります。最近ではSLにもHMが取り付けられることが多くなり、同様に愛称が変わることが多くなりました。


6003F「急行芝桜」
2017年4月撮影

秩父の羊山公園にある芝桜の宣伝です。例年は5月のゴールデンウィーク後が見頃ですが、今年はちょっと遅かったです。この芝桜は西武鉄道の広告にもなっており、芝桜といえば4000系とのツーショットのイメージが強いのは私だけでしょうか?(笑)


7802F「俳句列車」
2017年6月撮影

秩父鉄道が毎年秋に募集している俳句を俳人の金子兜太さんが選び、賞をもらった作品を展示する列車です。


去年の車両も7802Fだったことから、この編成がギャラリー担当になったようです。
実は私、過去に1回だけ佳作で選ばれてます。その時は1000系(確か1001Fだったはず)が俳句列車となりましたが、ほぼ毎日秩鉄を利用しているのにも関わらず乗車できたのはわずか2回というトホホな経験をしています(笑)


6002F「ホタル列車」
2017年6月撮影

東武動物公園とのコラボレーションで実現したHMです。秩父市内ではホタルを観賞できるスポットが多く、今回は記念切符が発売されるほどの人気だったようです。間違っても熊谷の市内循環バスではありません(笑)


7504F「鉄道の日」
2017年10月撮影

鉄道マニアの記念品、といっては過言でしょうか(笑)
Wikipediaによると「日本初の鉄道開業日(新橋~横浜)」と「1921(大正10)年に東京駅丸の内北口に鉄道博物館が開館」を記念して1922(大正11)年に制定されたそうです。知らなかった(笑)

最後に投稿時点(2017年11月)に取り付けられているものから。


7501F「長瀞」
とても漠然としたタイトルですが(笑)その名の通り長瀞を紹介している編成です。夏休み期間中は宝登山小動物公園、現在は長瀞ライン下りのポスターが車内を埋めつくしています。
町名制定○年記念などのイベントもなく突然始まったので個人的には「突然の長瀞号」と勝手に呼んでます(笑)


7506F「世界ゆるキャラサミットin羽生」
毎年開催されているゆるキャラのお祭りの宣伝ですね。埼玉だけでも結構ゆるキャラが存在しますし、秩父鉄道にも不思議な2人(?)が存在します(笑)せっかくだからサミット当日には7506Fにゆるキャラを乗せてみるのはいかがでしょうか?…って私1人が言っても何も起きませんが(笑)
このHMはサミット終了後に外されると思われるので記録はお早めに。


7507F「HODOSAN FOUR LEAF GREEN」
詳しいことは知らないのですが、宝登山に四つ葉のクローバーをテーマにした公園ができたらしく、去年からHMが取り付けられています。


昨年のHMは今年と同じく7507Fに取り付けられていましたが、今年は車内に四つ葉のクローバーのシールで飾り付けをするという気合いの入りっぷりです(笑)このシール100円ショップで見たことあるような気がしますが気のせいでしょう

今年は11月30日で一旦閉園してしまうようなので、その後HMは外される可能性があります。来年も取り付けられるのでしょうかねぇ…

画像フォルダにある写真はこれで以上です。これから12月になると秩父が盛り上がりまくる「秩父夜祭」に合わせてHMが取り付けられます。今後はどのようなHMが登場するのでしょうか?

寒くなってきました。秩父では最低気温がマイナスになる日も出始める時期です。体調管理には十分気を付けましょう。それではまた次回!